劇場公開日 2022年3月12日

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「バカリさんのワールドが終盤最高潮。」ウェディング・ハイ にんさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5バカリさんのワールドが終盤最高潮。

2022年3月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

バカリさんの作品はOL日記や地獄の花園など鑑賞済み。
最近は公式ユーチューブでコントも見る。
何とも言えない独特な世界観がある。
他の人は「王道の面白い」を走っていく中、この人は「俺はほかの人と目の付け所が違う」というこれまで気が付かなかった笑いを見つけて来る。爆笑というよりは、どこかシュールなのだ。
今回もバカリさんらしい作品だと思った。

篠原涼子が中心となって巻き起こすドタバタコメディと思ったら、なんと篠原涼子は後半まで出てこない。
ちょっと思っていたのと違った。
焦点があたる人がころころ変わるのだ。主人公が次々移っていく。
中盤まで大きな笑いもなく、シュールにそれぞれの主人公の行動を映していく。
なので途中ちょっとだれてしまった。退屈になってしまった。

後半、怒涛の伏線回収!最後の最後まで伏線回収!ふわ~~~。見ていて気持ちいいかも。
起承転結の結の爆発力がすごい。

子供と見れると聞いて、小学生の子供と見に行ったのだが、最後の見せ場に子供爆笑。
苦しそうに爆笑。ひい~っ!ひい~~~っ!小学生には最高の盛り上がりでした。
ただ終盤までは飽きてしまって初めのほうは落ち着きなかったです。
子供って結婚式の裏側とか見たって退屈なのかもしれないなあ。
中盤ももう少し爆発的な何かがあると良かったなあ。

このイケメン向井理に似てるな~と思ったら向井理だった。
向井理の無駄遣いも見どころです。笑

にん