「空白がいい」ニトラム NITRAM エレベーターガールさんの映画レビュー(感想・評価)
空白がいい
色、音楽、演技どれをとっても自分好みで良かった!感動した!
マーティンは自分の不遇を感じつつも、それは表現することが難しく孤独を感じている。
父の死後、母に「周りを変えたい」とマーティンが伝えるシーンはなんとも言えない焦燥感を感じる。母には何を言っているのかわからないと言われ、マーティンも自分でもわからないと言う。映画内で唯一言葉で自分の気持ちを伝えたシーンだったと思う。
大切な人の死。孤独。腫れ物扱い。
犯罪者は自閉症で片付けられるけど、もっと複雑な問題を抱えていた。そして彼に目を向けてあげるべきだった。それが彼にとって大切な人
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