「実際の事件」ニトラム NITRAM アンディぴっとさんの映画レビュー(感想・評価)
実際の事件
1996年にオーストラリアで実際に起きた銃乱射事件の犯人の事件を起こすまでの映画。
なかなか周りに馴染めず、孤立した青年マーティン。イジメにもあっていただろうし、大人になっても、近所の子供にまで揶揄われてしまっている。同年代にも相手にされず、仕事にも就いていない。
たまたま出会ったヘレンという女性と仲良くなり、お金持ちでもある彼女から車をもらったり、お金も残してくれた。それで銃も買えてしまった。彼のことは街中が知っているだろうから、銃を買えてしまうことがよくないし、免許もないのに車の運転を許している父母や他の大人たちもどうしたものか?
ヘレンのお金で海外は行ったのか?パスポートは取れたの?と疑問が残る。
ラスト、この事件をきっかけにオーストラリアでは全ての銃を政府が買い上げて破棄したと伝えていた。他の国も見習ってほしいものだ。でも、現在は当時を上回る銃が出回っているとのこと。なかなか銃のない世の中にすることは難しいようだ。
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