ソウルメイト 七月(チーユエ)と安生(アンシェン)のレビュー・感想・評価
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いいものです
嫌いじゃないけど難しかった
二人はソウルメイト
二人は親友
二人は友達
心の奥底の本音よりももっと底
生まれる前からと言っていい
ソウルメイトってそうなのかと思ってた
ソウルメイトかと知れない、と言われたことがあります
それまでその言葉を知りませんでした
ただ、特別な思いはあったのです
懐かしいような当たり前のような会話は自然に進み黙っていても気にならない
何処にでも行けるし何処までも行ける
会わなくても連絡がなくても安心できる
そんな感覚
その人1人しか経験がないです
家族でも幼馴染みでもない
でも赤の他人とはどうしても思えない
そんな気持ち
来世があるなら多分会うんだろうな
そう思えるのです
だからこの映画をどうしても観てみたかった
暖かい春の日差しのような日々を思い出すために観たかったのです
リメイクを観てオリジナル版があると知って鑑賞。 比較して見る面白み...
リメイクを観てオリジナル版があると知って鑑賞。
比較して見る面白みがあった。こちらの方が言葉で明確に示されていて分かりやすい。「太陽と月」ではなく「影を踏む」とあることで正反対であること以上に離れられない関係ということがより強く感じられたし、「隠れ家」ではなく「家」に招くことで安生が過去の家庭環境への憎悪を払拭しようとしていることが伝わった。
大切だから嫉妬するし、想いすぎて話せない。
感情は複雑なものだなと。
題材、冒頭の文字、図書館のカメラワーク、雪の中空を仰ぐショット、岩井監督みあると思ったらクレジットに岩井監督の名前あって納得。リメイクの試写のトークショーでもアジア圏への岩井さんの影響は強いとのお話があったがまさに。
影踏み
仲良い二人は
…太陽と月…光と影…S極とN極
相反するものこれらが引かれあう
そんな感じがした
お互いが持ち得ないものに
…惹かれあう
離れられない強さ
恋人をめぐり
陽の彼女は結婚相手にピッタリだけど
陰の友は闇のような危うさがあって
出会った時から惹き込まれて
三角関係の様。
ふたりの関係も壊れ掛けたが…
姉妹のような家族のようなふたり
お互いが影のような存在で
…心の拠りどころ
彼女は
…自由を求めて
彼と別れて選択した人生
短い彼女の人生だったけど
楽しめたと思いたい
ふたりで一つの人生の様にも感じた
ふたりはひとり/ふたりでひとり
《ソウルメイト 七月と安生》
リメイク公開前に再見。女性はこうあるべきという社会に対して対照的な2人は近づき離れて行く。誰もがこの二人を持っているのだろうと思う。現実と小説との間に浮かび上がる"事実"は苦しく愛おしい。全て語らないし語るべきではないことを皆心に秘め生きていく。大傑作!チョウ・ドンユィさんは文句なし圧巻だったが、七月役のマー・スーチュンさんってシャドウプレイのヌオちゃんだったと気づいてびっくり!
必見の傑作!
心が揺さぶられる映画。
「少年の君」に圧倒され、同じ監督、同じ女優のこの作品を見たが、凄かった。
ツボにはまった。
チョウ・ドンユイ(周冬雨)の演技が凄い。監督のデレク・ツァン(曾國祥) の演出も凄い。
語彙力不足で「凄い」としか言えないけど、繰り返し見たくなる映画。
傑作。
多くの人に見てほしい!
女同士の友情?
七月と安生、かけがえのない友達ではあるが、お互い自分に無いものを羨み、妬み、嫉妬する。それに気付き距離を置くが、離れると寂しく、近づいたり、また離れたり。ひとりの男性を取り合う。
罵倒しあい、本音をぶつけ合っても、結局はお互いなくてはならない大切な存在であった。
男性の監督なのに、ここまで女性の微妙な心情がよくわかるなあ、と感心。「少年の君」といい、今後、どんな映画を撮るのか楽しみである。
安生役のチョウ・ドンユイ、中学生から30代まで演じ分けられる、凄い女優さん。
七月と安生=2人の女性の友情に涙する。
2016年(中国・香港合作)監督:テレク・ツァン。
原作は中国の携帯小説。
女性向けの映画です。
私は引き込まれてとても感動しました。
2人の女性の14年間に渡る友情物語か?と思ったら、
圧巻の七転八倒の人生のジェットコースターでした。
ひとりの男・家明を愛する2人。
紆余曲折。底に流れるのは七月(チーユエ)と安生(アンシュン)の絆、憎しみ、信頼そして愛。
この映画ネタバレは厳禁です。
あらすじも複雑すぎて書けません。
でも難解なわけではありません。
兎も角先が読めない。
あまりに複雑すぎるストーリー。
それも小説の出来事(フィクション)なのか?
現実の出来事なのか?
あちこちにミスリードあり、フェイクニュースありで、
息つく間もありません。
もつれにもつれて、衝撃の展開を!!
最後の1行まで読めないラスト。
最後のシーンまで分からない映画です。
(岩井俊二監督作品を思い浮かべました。)
(少女が主人公で、友情と激情の長い航海。手紙も登場します)
13歳からの14年間の少女の成長。
真面目に人生設計をする七月。
自由奔放に男から男へと蝶のように渡り歩き、
世界を放浪する安生。
マリアナ海溝よりも深く。
友情より、愛情より、
深いモノって何だろう?
男と女・・・よりも、深い、女と女のソウルメイト(魂の友)
(ラストにやや無理くり感はあります。)
衝撃のどんでん返し。
(まったく予期しておらず、見事にパンチに見舞われました)
確かに感動し、涙が溢れました。
切なくてよかった。面白かった。 ただ、昔の話はもっとリアル中国でい...
切なくてよかった。面白かった。
ただ、昔の話はもっとリアル中国でいってほしかったかな。
男は皆、おしゃれなんて程遠くて、ぼさぼさ頭にスラックス、みたいなね。
それだともっとしびれたかも。
(原題) 七月与安生
女同士の友情ものと思いきや、それだけじゃない圧巻の物語感動。
心に迫るものがあって、後半の衝撃に涙。
周冬雨は上手い。
そして、存在感がやっぱり違う。
周冬雨と馬思純の2人はこの映画で、金馬奨最優秀主演女優賞をW受賞している!
あんたが嫌い。でも、あんたが私のすべてなの。
愛情と憎しみは、背中合わせのよう。相手が自分に見えてしまうほどに。本当に分かり合えるのは、七月と安生の二人だけ。だからこそまさしく"ソウルメイト"なのだなあ。
次第にミステリーチックに進行していくストーリーは、ラストに明かされる真実で納得がいく。"相手の影を踏めば一生離れない"とはそういう意味だったわけだ。
二人に既視感があると思ったら、どうやら満島ひかりと石橋静河に似ているからだろう。役柄も、その二人が演じそうな役だった。それにしても、主役のチョウ・ドンユィの演技の幅がすごい。時に幼く、時に大人びて、時に荒々しく、時に気高く。この先、何度も見かけることになりだろうな。
期待大
違う結末にして欲しくなる終わり方だったが色々考えてもこの通りでよかったと思える終わりへの流れ
小説があたかも過去の出来事をうつしているのか、どの部分が現実なのかは思ったままでいいのかも
安生の足の演技が素敵
予告編だけで泣ける「少年の君」がより楽しみになり、この監督をご贔屓に
周冬雨が超絶かわいい
周冬雨は張芸謀の『サンザシの樹の下で』デビューして、たしか国民の妹とかいう愛称があったと思いますが、とても可愛らしくて印象に残っています。
そして、たくさんいたであろう候補の中から周冬雨を抜擢した張芸謀のロリコンぶりに引きました。
今回、『サンザシの樹の下で』から10年くらい経って周冬雨のまったく変わっていない容姿にまずびっくりしました。
『サンザシ』では清純な役を演じていましたが、今回はヤンチャなところがある女性を演じています。
幼い顔立ちから合わないかもと思いましたが違和感なく演じています。特に最後の書類にサインするときの演技なんか上手いと思いました。
ストーリーはいつかどこかで観たことがあるようなベタな話ですが、それもまたよく、ちょうどいい温度の映画でした。
汚れなき愛と友情の物語
見事な質、見事な物語で、言うことは何もなし。であるから、面白いのかっていうと、個人的には微妙・・・といった印象でした。
あまりにも美しすぎて、ドラマティックすぎる、というかそうしようという意図がにじみ出ていて、自分には合わないのかなーなんて思ってしまいました。
とはいえ、非常にいい映画だとは思います。
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