劇場公開日 2022年7月8日

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こちらあみ子のレビュー・感想・評価

全91件中、1~20件目を表示

3.0側転のシーンはまるで奇跡。

2022年7月30日
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村山章

3.5心をえぐられる名作

2024年4月24日
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発達障害と思われる主人公の女の子・あみ子。
彼女は純心すぎるまっすぐな心を持ち、まっすぐに生きていく。
しかし、「あみ子から見た世界」と「世界から見たあみ子」はあまりにも違いすぎ、彼女の周りが少しづつ崩壊していく…。

素晴らしい映画でしたが自分にとってはあまりにも辛すぎて心がえぐられましたので☆5から☆-1.5をえぐりました。

ですが、何度も見返すといろいろな発見がある素晴らしい映画です。

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みる

3.0大沢一菜の演技力!

2024年3月28日
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発達障害のあみ子自身に変化はないが、環境と周囲の態度が変化していく。あみ子にはそれがわからない。
あみ子のことを純粋ととり、周囲が温かく見ていく必要がある。これが社会の模範解答ではあるが、現実は容赦ない。

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こんにょ

4.0この映画を言葉で説明するのは簡単じゃない。 この小説を読んだり、 この映画を見たりしてほしいと思う。

2024年3月10日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

怖い

動画配信で映画「こちらあみ子」を見た。

2022年製作/104分/G/日本
配給:アークエンタテインメント
劇場公開日:2022年7月8日

大沢一菜
井浦新
尾野真千子
奥村天晴
大関悠士
橘高亨牧
幡田美保
黒木詔子
一木良彦

映画「星の子」を見て原作者、今村夏子の别の作品も見たくなった。
見てみるとこれは「星の子」とはまったく違う映画だなと感じた。

しかし、よく考えてみると子供が主人公で、
舞台は学校と家庭という点は同じだなと思った。

広島県に住むあみ子は変わった子どもだった。
自分の感情にまっすぐで、
他人の気持ちを気にしない。

あみ子の同級生であるのり君が、
お母さんから「孝太君の妹は変な子じゃけどいじめたりしちゃいけんよって。なんか変なことしようとしたら注意してあげるんよ」と言われている。

父親と母親(井浦新、尾野真千子)とお兄ちゃんはあみ子に優しい。

あみ子の日常を淡々と描く。

ある時お兄ちゃんが唐突に不良化した。
タバコを吸う。
暴走族に入る。
家に帰らなくなる。
父親は全く注意しない。
母親も注意しない。

あみ子は小学校でも中学校でも変わらず同じような生活を続けていた。

ある日保健室で事件が起こる。

大好きなのり君に殴られてあみ子は鼻を骨折する大怪我を追う。

自宅に帰ると父親に言われる。
「あみ子、引っ越ししようか」
父親と一緒に祖母の家に引っ越しした。

数日たった日、父親に言われる、
「お父さんは家に帰らなければいけんのよ」
あみ子は祖母の家に置き去りにされた。

これは障害を持った子供の話だった。

あみ子の同級生の坊主頭(橘高亨牧)が毒舌ながらもあみ子に優しかったのは印象的だった。

この映画を言葉で説明するのは簡単じゃない。
この小説を読んだり、
この映画を見たりしてほしいと思う。

満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。

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ドン・チャック

3.0当たり前とピュア

2024年3月3日
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鑑賞方法:VOD

ピュアすぎるあみ子。
大人になりつつある兄、大人な父と継母。
大人の当たり前とズレていく想い。
ピュア過ぎるその感性は、なかなか今の世の中では生きづらいのかもしれない。

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上みちる

4.0「おばけなんてないさ!おばけなんてうそさ!」あみ子にとっての“おばけ”とは…?

2024年2月26日
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泣ける

悲しい

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野球十兵衛、

4.0応答せよ

2024年2月25日
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一見思いつきで行動してそうに見えるあみこはとてもよく考えて行動しているし、優しい心を持っている。
応答しなければいけない人が応答できていない、説明できていないことがあみこの孤立を促進してしまう、自分もあるべき姿で接する自信はない。人のために何かをすること、人の心に応答することを心がけたい。

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@R3X

5.0クールな距離感

2024年2月17日
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笑えるけど怖い。楽しいけど悲しい。
ラストシーンは様々な解釈があるだろうが、一定の距離を置いたクールなラストだと思った。
僕のクラスにいたあみ子たちは今どうしているのだろうか。

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チリちこり

5.0『発達停滞大和民族』          こんな家族なら絆なんか要らない

2024年2月13日
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マサシ

3.5ちょっと変わった子

2024年2月12日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

難しい

あみ子は両親と兄の4人で暮らす小学5年生の女の子だ。
自分の欲望を素直に出してしまう、ちょっと変わった子だ。
母が出産で子供を亡くしてから、家族関係がおかしくなっていく。
思っていることをそのまま実行に移すあみ子は、周囲を苛立たせることに。
あみ子を演じる大沢一菜は目に迫力があり、とても素晴らしい。

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いやよセブン

4.5言葉にできない心の声をきけ!

2024年2月12日
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つとみ

3.5普通だと描かれないけれど視点の特異な映画

2024年2月12日
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琥珀糖

3.0印象に残る映画

2024年2月11日
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Don-chan(Daisuke.Y)

3.5あみ子からのメッセージ

2024年1月5日
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悲しい

知的

観ていて何だか苦しくなった。

あみ子には、
言っても分からないかもしれないが、
言わないと関係は変わらない。

あみ子は多分変わらないから、
周りの人が変わるしかないのかな。
難しいけど。

あみ子への伝え方はお兄ちゃんの
ホクロかお母さんかの例えが良かった。

あみ子が引っ越す前に級友の男の子に
自分の変なところを一から教えてと
言ったけど、その男の子が
秘密と言って言わなかったのは
優しさからだけれども。

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ほんのり

2.0しんど過ぎたのと、なぜ作ったのかが全く理解できなかった

2024年1月2日
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鑑賞方法:DVD/BD

予告やいろんな媒体の宣伝、ネタバレに警戒し高評価のレビュー内容は確認せずポイントだけを見て鑑賞したところ、予想外の作品だったので面食らいました

ADHDの方々とそのご家族・周囲の方々のご苦労は他人には理解できないほどの心底計り知れないものがあると思っていますので、容易く手をかけるべきではないテーマだと思いました

本作を高評価する寛容な気持ちにはとてもなれず、むしろこういうのをフィクションの映画で作る意図が全く理解できないな、という一言が私の感想です

昨年「福田村事件」「月」など実話の映像化作品を観て震える思いをし、その事を残す偉業に挑んだ作り手へ敬意を感じ素晴らしいと思いましたが、本作はそれらとは全く次元の違う事だと思いました

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Jett

4.0久々にずんと重たかった一本

2023年12月26日
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鑑賞方法:DVD/BD

<映画のことば>
ちゃんと宿題をして、毎日学校にも行って、先生の言うこともちゃんと聞けるんなら(お習字を)やってもいいですよ。できますか。
授業中に歌を歌ったり、机に落書きしたりしてませんか。ボクシングも、はだしのゲンも、インド人も、もうしないと約束できますか。できるんですか。できますか。

さゆりさん(お母さん)から、矢継ぎ早に厳しく問い詰められた時の、なんとも言えない、あみ子の表情が、評論子には印象的でした。

題名にも関わってきますが、本作では、トランシーバー(あみ子への誕生日のプレゼントとして両親から贈られた)も、大切な意味を持っていると思います。評論子は。
もちろん、トランシーバーは通信機器なのですけれども、言い直せば、それは離れている「こちら側」(自分)から「向こう側」(通信の相手側)に繋がるもの。
自分自身でしっかりと持っている、あみ子の世界から、物理的にはつながっていても心理的にはそれとは完全に隔絶されている他外界(他者の世界)とを繋ぐモチーフとなっていたように思われます。
反対に言えば、そういう手段だけで外界と繋がっている、あみ子の閉塞的な世界を象徴するものなのだと思います。評論子には。

久しぶりに、観終わって「ずんと重たい」一本を引き当ててしまったというのが、偽らざる実感です、評論子としては。
反面、秀作としての評価に値する一本でもあったと思います。評論子は。

(追記)
たぶん、あみ子ちゃんは、いわゆる「ピンク色のゾウ」を探すタイプの子だったのだろうと思います。
ゾウは、普通はゾウの色をしているのですけれども。
しかし、自分のアタマで独創的にものを考える子は、皆とは違う発想で、皆とは違うことを発想するようです。
(ネットで引くと、また違う意味が多く出てきてしまうのですが、「サレジオ学院」という学校のWebページには、評論子の言う意味が出てくるようです。)
今の学校教育は、そういう独創的な子を排除するので、たぶん、あみ子ちゃんにとっても、学校は、決して居心地の良いところではなかったことでしょう。
文部科学省(旧文部省)が決めた学習指導要領のとおりにものを教えなければならない先生方にとっては、本当に「扱いにくい子」だった筈ですから。
加えて、そういう環境下で教育を受けた他の子どもたちも、長じて大人になると、今度は社会の中で、あみ子のような子を「変わった子」「変な子」と見てしまう―。
そういう負の循環(矛盾の拡大生産)が、早く断ち切れて欲しいと思っているのは、独り、評論子だけではないことと、信じたいところです。

(追々記)
哲郎があみ子を実家に置き去りにして(あえて、置き去りといいます)、ひとり夜道をクルマを運転して自宅に帰る道すがら、彼の心中は、どんなものだったのでしょうか。
男手だけで、生活のために仕事を続けながら、家事と育児とをこなしてあみ子を育てる決心ができなかったことを責めることはできないと、評論子も思います。きっと胸が潰れるような思いだったことは、疑いがないと思います。
反面、実は、評論子は安堵も感じてしまっていました。
大学生の頃から、自分で食べるものは自分で作っていたという「経験」かあった評論子は、彼と同じような選択は、することをせずに切り抜けてくることができたからでした。
同時に、そういう経験がもしなかったとしたら、彼のした選択を、評論子は、責めることができないとも思います。

いずれにしても、走り去る父(哲郎)のクルマを見ながら、あみ子の胸も潰れそうに痛んだことは、疑いようもなかったことと、評論子は信じています。

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talkie

3.5あみこ(大沢一菜)が真っすぐ過ぎて、面白い。

2023年10月11日
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あみこ(大沢一菜)が真っすぐ過ぎて、面白い。

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riric

3.5 上映後、監督とのり君役の俳優の舞台挨拶があった。この作品、全国ロ...

2023年10月5日
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ゴメス

3.0主演女子の素の魅力。

2023年6月24日
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楽しんだ。
主演女子の素の魅力に依るところ大。
こういう子は死界と繋がるかも、
という話し自体に新味は無いが。

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きねまっきい

4.5トランシーバー

2023年6月11日
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笑いもあるが笑えない。画面を境にして安全地帯にいる我が身にあって、偽善者にすらなれないであろう不寛容な自分に鞭を打つ。誰が救えようか。あみ子にとってはその人生だけが与えれたもの。他人から不幸に見えても、本人にとっては比較はできない。拒絶されれば心中にて語りかける。発達障害の話ではない。一方通行のトランシーバーは誰にもあること。辿る道は険しいが、怖くなんてない。海に入って浮かぶ幻想に訣別するシーンは相米映画を思い起こす。「おめでとうございます」と言ってあげたい。

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Kj