エスケーピング・マッドハウス

解説

「モンスター」「アダムス・ファミリー」のクリスティーナ・リッチが主演を務め、精神病院に収容された女性の恐ろしい体験を描いたサスペンススリラー。アメリカの女性ジャーナリスト、ネリー・ブライが1887年に発表したノンフィクション「Ten Days in a Mad-House」を題材に、「リーガル・マインド 裏切りの法廷」のカレン・モンクリーフ監督がメガホンをとった。ニューヨークのブラックウェル島にある精神病院に収容された1人の女性。彼女は“ネリー・ブラウン”という自分の名前以外、すべての記憶を失っていた。親切な医師ジョサイアに助けられながら記憶を取り戻そうとするネリーだったが、この施設ではグラディ寮長による指示のもと、患者に対する虐待が日常的に行われていた。

2019年製作/88分/アメリカ
原題:Escaping the Madhouse: The Nellie Bly Story

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.5漠然とした精神病院の不気味さや恐怖の映像化?

2023年7月28日
PCから投稿

19世紀末に虐待が横行する精神病院への潜入取材を行ったネリー・ブライの実話をベースにした映画。
初めて観たときはまさか実話をベースにしてるなんて露とも思わなかった。
正直、「漠然とした精神病院の不気味さや恐怖」の映像化であって、そこにリアリティが感じられなかったのだけど、
実際はどうなんでしょうね?
流石に設定盛りすぎ、演出過剰すぎ…だよね?

ネリー・ブライの仕事への情熱とその向き合い方は当時のアメリカでの男女格差をもってしても
「男顔負けのプロフェッショナル」であったことをもっと強く訴える演出であれば…とも思う。

機会があれば『精神病院での10日間』を読んでみたい。

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昭和ヒヨコッコ砲

3.0映画としての面白さはあまりないかも。

2023年7月26日
iPhoneアプリから投稿

100年前に精神病院の実態を暴くべく潜入取材を試みた人がいたという実話をベースにした映画。しかも潜入したのが女性というから驚きである。
日本でも、岡田更生館の実態を暴くべく潜入した記者の話があり似たようなことをしている。
真実というのはこうした勇気ある人々によって暴かれてきたのだという事実を知っておくのは大事かもしれない。
ただ、映画は映画なのでかなり事実とは違う部分がありそう。
記憶喪失というのは完全に映画の脚色かな?
どんでん返しとかも特になく映画としての面白さはあまりなかったです。演技とかはすごくよくなんか面白そうな雰囲気はありますが。。。

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夢見る電気羊

2.0脚色されすぎ、、、??

2021年8月10日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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うさぎどん

4.0これが実話という事に驚く

2021年4月29日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

ネリー・ブライという女性記者が精神病棟へ潜入する話なのだけれど
当時の精神病棟の酷さ、
患者は社会の底辺層だということ、
クローズドな環境などなど
がとてもわかりやすく描かれている

ブラックウェル島から見えるニューヨークの灯りと精神病棟の格差は
男性社会と女性の図のようにも思える
小難しい事は抜きにしてまずは観てもらいたい作品です

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風花
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