Arc アークのレビュー・感想・評価
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とても雑
舞台演劇ならこういうのもありなんだと思う。
舞台の場合、見せたいのは結局人と人の関わり。
いろいろ舞台設定はするけど、重要なのは設定ではなく
関わりの中でのセリフ、心境。
でも映画は違う、設定やストーリー展開などセリフや演技以外の
ディティールがとても重要な要素。
言い換えれば、フィクションが限定されるのが映画、限定されない
のが舞台。極端な場合 舞台なら主題以外が全部嘘でもいい。
(もちろん個人の見解)
この映画ではそこが雑。
遺体に防腐処理して生け花のようにポージングするパフォーマンス
が受け入れられているのも、不老不死処理があっという間の短期に
発表され、認可され、事業化して広まり、とん挫する一連の出来事も
不自然すぎるのに この映画の世界ではデフォルトとして進行する。
映画の中のストーリーの異常性と展開に視聴側がついていけないのに、
舞台演劇のように強引に それを前提としてシナリオが続く。
とても雑です。
この世に生きる生き物は
老いが死があるから救われるのである。
もし老いや死がなければ永遠に生きる業罪に悩み
向き合い続けないといけなくなるからである。
そういう意味では、本作は当たり前の真理に気付き向き合う機会をくれる映画であろう。
因みに、不老不死の薬を探しに他国へと徐福を使者に出した始皇帝が発見した不老不死の技術は文字であり漢字であった。その漢字は世界を統べる素晴らしいプログラミングになった。と言うことは今を生きる人々はどの程度気づいているのかしら?
メメントモリ、カペディエム。である◎
んー、なんとも⤵️
導入部は死体だの加工だのと、特にそう言う映像は無いが気持ち悪さが続く。
変な踊りで、天才演出とかって引き出しなさすぎ
この映画は後半になってテンポが出てくる。
あ〜人間ドラマ観てるなって感じ。
と言っても観たものに訴えてくるものは結局無かった。
不老不死は確かに取り扱いやすいが、オチが弱い。
バンナム×ワーナーの産廃!!
つまらない部類の中でもかなりつまらない映画だと思います。学生の文化祭の劇のようなテーマで、つまらない劇団の出し物を一方的に見去られている感じでした。バンナムのロゴは最近よく見ますが、地雷注意だと思います。
『生』と『死』を考える深い物語
豪華キャストで深いテーマでしたが面白くはありませんでした。89歳〜90歳のモノクロシーンが長すぎで違和感ありました。
『生まれ変わったらまた、私を見つけて下さいね』時期が近づいた風吹ジュンのセリフが印象的で刺さりました。一番の見所だった気がします。
不老不死のテーマはタブーだと思う
私のこと、また見つけてね。妻が死ぬ前に言った言葉。妻が死んで二週間後、夫は海に出たきり、戻ってはこなかった。死は悲しいが愛を感じることができる。
終わりがあるからまた始まる。人は死ぬから子孫が後を継ぐ。
不老不死というテーマの映画はタブー感が否めない。多くの人が子供をつくらず、死にたくなったら自殺するという世界は気持ちが悪い。
いつか終わる人生を考えさせられる映画だった。
ウーン、、、
冒頭から不思議な感じで始まり、まず、エマが解雇された後、会社に入ったばかりのリナが何故後を任されたのか、最大の謎。死人を生前の姿のまま残す,それも不気味だが、不老不死が実現する薬の開発、イヤイヤ恐ろしい!某国の大統領なんかがめちゃくちゃ欲しがりそうですねえ。
でも、薬を買わない、飲まないことを選択した人々は老人専用の居住地に追いやられ死を待つ。でもほとんどの人が老いないことを選択したら、世の中どうなる?人口は増える一方では?老いないから幾つになっても子供は産めるわけだし、どうなってしまうんだ?
歳をとっていくのは辛いけど、やはりそれが自然なことで、不老不死の薬なんて出来ない方がいいよなあ。
不老不死は、幸せなのか?
前半はダメですね。なんかのイベント会場でのダンスは何?
途中でガラッと雰囲気が変わって、おもしろくなって
いきますが、あまりにも重いテーマなので、見ていてつらいですね。
しかも長いので、もう少し軽く感じるような
仕掛けというか演出みたいなものを施してほしかった。
まあでも、生と死、不老不死、この手のテーマを扱って、
軽くするのは無理なんでしょうね。
死があるから生がある
人の死体を腐らせることなく永久的に保存する技術があった。
その技術をさらに発展させて不老になる技術ができた。
リサはその技術を使って不老になった。
リサはその技術をいろんな人に施したり、ターミナル施設を開いたりした。
そして最後は自分自身で終わりを迎えたという内容だった。
この作品は、不老が悪いわけでもなく、良いというわけでもないということを訴えているのではないかと思いました。
不老不死の技術が現実のものとなった時、それを望むか。 考えさせられ...
不老不死の技術が現実のものとなった時、それを望むか。
考えさせられるテーマだ。
生き続けるということは、生活の糧を得るために永遠に働き続けなければならないし、環境破壊が深刻化する地球で生活を続けなければならない。
必ずしも良いことばかりではない。
重いテーマを採り上げたということで一定の評価はする。
しかし、作品としてはムダに長過ぎた。
原作は短編小説らしいが、映画化にあたって無理に引き延ばした印象がある。
うーん。 中々考えさせられる映画。 それにしても、芳根京子。 笑顔...
うーん。
中々考えさせられる映画。
それにしても、芳根京子。
笑顔・幼さ・狂喜・怖さの演技はピカイチなのに哀愁や哀しみ・妖艶さの演技が…。30歳の役すら、肌がピチピチ過ぎて化粧のりが良すぎてなんか浮いちゃう。
30代後半くらいになったら凄い女優さんになりそうなんだけど♪
とても面白かったです♪
映像と世界観、人間ドラマ
前半と後半が全く違うものになってるのですが、後半だけならかなり面白かったです。
でも、なぜかトップをねらえ!を思い出しました。
勉強不足で申し訳ないのですが、原作ありなのでしょうか。
前半はマンガやアニメなら許されるが実写だと違和感がある。
サンプルの口紅を直接唇にあてて塗るのはキャラの表現だとは思いますがその後そういうキャラでは描かれていませんし、工房での名前を呼び捨てにしたり敬語の使い分けのルールがわかりませんでした。
冒頭のエマが入っていく建物が妙にチープなセットなので地方のさびれたストリップ小屋なのかなと変に誤解させますし、リナのダンスシーンでハラスメントによって出鼻を挫かれたものの見事なリカバリーをみせて踊りきるのですが、何故か全然ウケないのも不思議。
成功しているかは、なんとも言えない
原作は読んでるはずだが…ヤダ、うそ、覚えてない。
冒頭の説明しない始まり方、好き。序盤は映像の強みを生かした感じで、少なくとも私はこういうものを見たことはなかった。
中盤から後半は、社会の変容あるいは種としての変容は置いておいて、主人公含め個人の選択に焦点を当てる感じ。
未来感ないと言えばその通りだが、そういう環境であることは見て取れるので、許容範囲だった。原作もそこは目指していないのだろうし。
ところでArkならまあ納得なのだが、なぜArcなんだろう。
そして今日たまたま部屋の中から原作が発掘されたので再読。ああ確かに読んでいたわ、これ。そうかだから弦もない円弧なのか、と腑に落ちてスッキリ。そしてそうなると映画版の最後から二番目の時期から、最後の時期へ至るまでの変化がちょっと難しいところ。一人称の小説ほどは説得力というか納得感が無いのかということに納得。逆にプラスティネーションは映画版でのさらなる工夫が光っていた。
もったいない
映画の内容はダメ。
具体的には
●前半と後半の分断具合が半端ない。
●伏線もなく回収もない。
●どなたかも書いてましたが、後半無駄な展開が多すぎて退屈になる。
●リナのアマネへの愛が無さすぎる。そのせいで、アマネは前半メインキャラなのに後半ほぼ影も形も出てこない。そんなことある!?
結論
ぜひもう一度内容を精査して撮り直して欲しい。このテーマというか骨子をこれで駄作として終わらせるのはもったいない。
PS:予告編は神。
この映画を初日に鑑賞せずにはいられなかった。
真ん中へんの芳根京子が記者会見で放つ一言から、駆け抜けるようなBGMが流れ、最期に、鑑賞者の心を鷲掴みにする倍償千恵子のワンカット。
映画鑑賞後も、この予告編は何度も見てます。素晴らしい。
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