劇場公開日 2021年4月9日

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BLUE ブルーのレビュー・感想・評価

全127件中、81~100件目を表示

4.0【派手さはないが、ボクシングの虜になった三者三様の生きる姿が、ボディーブローのように効いてくる作品。柄本時生を始め、メインの4人の俳優が良い味を出している作品でもある。】

2021年4月15日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

幸せ

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NOBU

5.0自分でも訳の分からない所でなぜか涙が流れる

2021年4月15日
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鑑賞方法:映画館

アスリートとそうじゃない人との「何を大切にするか」の基準は違うのだなと感じた。
そして言葉ではなく、瞳や間合いで語るキャラクターたちの熱い人間性の様々な場面に、知らず知らずに涙が出た。
「なんで今自分は泣いているんだろう」と思うような場所で涙が出たのは多分初めてだ。
個人的にはチカは瓜田と結婚した方が絶対幸せだろうなと思う。
自分の感情を操れる・・・操って平静をなるべく保とうとしている瓜田は、他人に対して相当優しい人物だし、相当「大人」。
そして割と真面目な話なのに随所に噴き出す箇所が紛れており、特に時生君の場面にそれが多くうっかり声を出して笑いそうになってしまった。
まだこの映画は始まったばかりだし、また観るチャンスはありそう。きっと2回観ても泣けるところはやっぱり泣けるだろうし、1回では気づけなかったところも何か感じられるはず。
良い映画だった。

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kei3bee3

4.5ボクシング

2021年4月15日
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ロッキーやあしたのジョーみたいなカタルシスはない

ギャグを交えつつボクシングの魔力を三者三様で見せていく

木村文乃が可愛すぎる

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うんこたれぞう

3.0アンダードッグの衝撃から比したら・・・

2021年4月14日
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コロナであらゆるエンターテイメントが失われつつあっていよいよと思う中、また東京都民は苦渋の日々が訪れる。久々に参加した舞台挨拶。何より東出昌大くん、背が高く手脚の長さ、顔の小さいバランスが美し過ぎてカッコよすぎた。ボクシング映画は物語性が高く鑑賞意欲が高まる、去年の『アンダードッグ』のあまりの素晴らしさも相まって。その後のハードルが上がった感受性からなのか物語性が薄い、日常すぎて感情移入しない。役に入り切ってボクシングライセンスまで取得して迫真の殺陣を演じた森山未來さんとの覚悟の違いか。

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masayoshi/uchida

2.0汗臭い。

2021年4月14日
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リングに散って行く人達に捧げる作品です♪光があれば、影が産まれます。
ちゃんと、見守りましょう。

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酒呑童滋

5.0けっこう笑った

2021年4月14日
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笑える

悲しい

興奮

重いのに笑うシーン多くて、意外だった。
試合場面では、迫力あって、手に汗握った。
主人公が凄く頑張って努力してんのに[何で勝てないの?]がとても辛かった。
勝てないまま引退するって、本当に現実にあることだけど、好きなのに諦めるのは何事も悲しい。

いいストーリーだった。色々辛い事ばかりで、気分が落ち込んだ時に見ると、頑張ろうと思える。

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のりぴ

5.0みんな勝ちたい

2021年4月14日
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でもみんな勝てるわけじゃない
じゃあ勝てなかった人は敗者なのか?そうじゃないんだって思わせてくれる。
余韻がすごい。

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むーらん

5.0笑顔の奥

2021年4月14日
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三者三様のボクサーの生き様が、切実に伝わる作品でした。

連敗ボクサー瓜田役の松山ケンイチ、穏やかな笑顔の奥に様々な想いを抱えている、そんな表情や仕草など、自然で素晴らしい演技でした。
自信家の天才ボクサー小川役の東出昌大、テキトーな感じでボクシングを始めた楢崎役の柄本時生、小川に寄り添う千佳役の木村文乃も、それぞれに想いが伝わる演技で良かったです。

多くを語らずとも、表情や仕草で伝わる演技に、丁寧に表情や仕草を捉え伝える映像と、真摯なつくりの映画だと思います。
音楽は少なく、日常を淡々と見つめるような感じですが、緊迫感やユーモアが適度に織り込まれ、最後まで引き込まれました。

やはり、柄本時生の笑えるキャラクターが良いスパイスになっていると思います。
ボクシングに魅了されてゆき変化する様子にも、ぐっときます。

ラストは、なんというか、本当にじーんときました。
何とも言えない余韻が残ります。

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nakadakan

4.0複雑な人間模様を解りやすい物語にしてみせた佳作

2021年4月14日
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 相手選手と激しいコンタクトがあるスポーツでは、程度の差こそあれ間違いなくスポーツ禍が発生している。ウィル・スミスが主演した映画「コンカッション」では、アメリカンフットボールの試合で発生する脳震盪(コンカッション)によって、その後の人生に深刻な影響を受けた事例と、そういう事例を隠そうとしているスポーツ界を扱っていた。
 公開の格闘技は、相手選手とのより強いコンタクトを目的とすることから、スポーツ禍の中でも特に「リング禍」と呼ばれている。それだけ事例が多いということだ。特にプロボクシングは、相手選手にどれだけ多くのダメージを与えるか、自分がどれだけダメージを受けないかを争う格闘技だから、必然的にリング禍が発生する確率が高い。
 ボクシングは打たれないで打つ、または打たれる前に打つのが理想だが、彼我の差が大きい場合を別として、多少は打たれてしまう。そこで求められるのが打たれ強さと、相手選手の打たれ強さを超えるパンチの強さである。それに加えて長時間の試合を戦い抜くスタミナだ。この3つを極限まで高めるために、プロボクサーの練習は過酷を極める。試合の戦略を考えるのはそのあとだ。

 さてボクシング談義はこれくらいにして、本作品だが、ボクシングの奥深さを上手に表現しつつ、ジムに通う人々の複雑な人間模様を解りやすく物語にしてみせた佳作だと思う。
 ボクサー役の三人はいずれも引き締まった体つきで、役作りのためにトレーニングに励んだのだろうと推測される。特に松山ケンイチは、痩せこけているように見えるほど、ストイックに身体を絞っていた。あの顔と身体はもうボクサーにしか見えない。流石の役者根性である。演じた瓜田は、所謂ヤンキー上がりのボクサーとは一線を画す温厚な人柄で、格闘家に必要なある種の残虐さに欠けている。それでもボクシングを続けているところに、瓜田の心の闇がある。
 東出昌大は複雑な人格を表現するのには向いていないが、思い込みの激しい単純な役柄は上手にこなす。そしてそういう役柄は大抵の映画に登場する。背が高くてスクリーン映えするから、今後もオファーが絶えないだろう。
 柄本時生がよかった。劣等感と虚栄心と臆病さと図々しさがせめぎ合っているようなややこしい青年が、物語が進むにつれて徐々に勇気を得ていく様子を見事に演じていた。
 脇役陣も例外なく好演。特にボクシングのシーンはリアルで迫力があった。松山ケンイチをはじめとする役者たちの頑張りに見事な演出が加わって、登場人物の心の機微が手に取るよう伝わる素晴らしい作品に仕上がっていると思う。

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耶馬英彦

4.0ボクシングは残酷だ

2021年4月13日
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ラジオで吉田監督が言っていた通り、家族や友人を背負ったり、自分の人生すらそこに賭けているわけではなく、自然体・日常のボクシング映画。
主演三人(松山・東出・柄本)の演技が素晴らしく、その表情から彼らボクサーは本当にただ、ボクシングがやりたくて、拳を交わしたくて、そしてやっぱり勝ちたいんだな、ということが良く伝わってくる。
そしてボクシングは結果的に、そんな彼らにすべての情熱や、時には人生そのものを捧げることを求める。ボクシングとはなんて残酷なんだろう、と思うし、彼らはなんて幸福なんだろう、とも思う。

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ぱんちょ

5.0映画

2021年4月13日
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映画って 本来こーゆーものだよなあと思いました
手の込んだ映像はそれはそれで魅せられる
けど こーゆー人間が表現するものが前に出てくるのっていい

マツケン君はホントにうまい役者さんだなあって改めて思う。出すぎず引きすぎず。

展開は シンプルに ボクシングをする人々のそれぞれの話
なんだけど
生々しくはないけど リアルだなぁと思った
後半けっこう泣きながら観ました

これはスクリーンで観てほしいなぁ

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とも

5.0忘れられない作品

2021年4月13日
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またもや大傑作作っていただきありがとうございます!
吉田恵介監督に足向けて寝れない。

30年のボクシング経験ある監督だけあってむちゃくちゃリアルで、ボクシング経験者やボクシングファンは皆こうゆうボクシング映画を求めてました。って思える内容です。

まじでこの作品は文章にできないぐらい、心抉られたし、救われた。
全作品に通ずるけど、弱者に寄り添い、時に厳しく現実を突きつけたり、また意地悪にいじって笑いにしたりするけど、最終的には応援して送り出してくれる
ここ数年、吉田監督は俺にとって教祖様になってる

映画見終わった後、運転して帰ってたらずっとブルーが脳内再生されて運転に集中できず東出と違う意味で事故りそうになったw

僕自身が高校時代ボクシング部で才能もなく、何も成し遂げず途中で挫折した身なので、瓜田が才能ないと自分でわかっててもボクシングが好きでしょうがないから、辞めずに一勝のために精一杯頑張ってる姿や、仲間のためにアドバイスやフォローする瓜田は僕にとって輝いて見えたし、身につまされる思いにもなった。でもいつか違う形で瓜田には幸せが訪れると思う。

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モン吉

3.5強さってなんだ

2021年4月13日
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悲しい

単純

幸せ

ボクシングに魅せられた男達の話。

基本を大切にし直向きに取り組むけれと勝てないボクサー。
日本タイトルを目前に酔い始めるボクサー。
自信満々で基本を疎かにするプロ志望。
ボクシングやってると言いたかっただけなのにハマって行くど素人。
みんなそれぞれ自分なりにボクシングに向き合いぶつかって行く。

上手いから強い訳じゃないし、好きだから強い訳じゃないし、強いから偉い訳じゃない。

人生に於いてもそうだし、決して不条理ではなく「そういうもの」である。という摂理や悟り的なものや、それでも不幸ではなく幸せを感じさせる、哀しさと温かさがとても良かった。

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Bacchus

4.0それが好きな理由はわからないが・・☆

2021年4月12日
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舞台は、ボクシングですが もしこれが役者を目指したり、ミュージシャンを目指すとなって
シチュエーションが少し変わってもありえるかも・・

松山ケンイチ・東出昌大・柄本時生、三人ともすごく良かった。
本当にそれぞれの個性が生きていて、監督・脚本ともに吉田恵輔が上手い。

三人ともが何かを背負っていて、それがしつこくなく現れれ来る。
ボクシング物語にありがちな、すごくやったー!という勝利感もなく淡々と描かれるがゆえに
却ってボクシングからの離れられなさがにじみ出る。
物語はある意味地味かもしれないが、何とも言えない雰囲気。

印象に残る映画だった。

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☆ムーミン

4.0あの人、ほんと強ぇよ。

2021年4月12日
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どこまでもお人好し。最後に本音を言っても嫌味にならない。どこまでいいんだ、松山ケンイチ。どうしようもなく弱くて、人を怒ったこともなくて、いつも誰かの役に立とうと優しくて。そんな役、他に誰がうまく立ち回れるっていうのか。
もともと才能あって負けず嫌い。だけど先輩に懐いて可愛がられる。見た目もいいし、ボクシングスタイルもスマート。いけ好かなさそうなんだけど憎らしさがない。そこをサラっとこなす、今の東出昌大。ひと騒動を越えてからの彼が、どんどん円熟味を増している。
恋人役の木村文乃も、後輩役の柄本時生も、持ち味十分。結局爽快な気分にさせてはくれないが、じわっと感動が残る。なにもいいことで終わっていないのに。
ボクシング映画は数あれど、しっかりとボクシングも魅せてくれて、勝ち負けだけじゃない、まさしく人生劇場。その舞台を彼らは、いま、駆け抜けている最中なのだ。人はいろんな道をたどって強くなっていく。たぶん瓜田がどんなときでも笑顔でいられるのは、彼が人として強いからだ。そう思わせる、まことに絶妙な脚本と配役の妙。

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栗太郎

4.0ボクシング映画特有の熱さは感じられた。

2021年4月11日
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あ~荒野やアンダードッグなどボクシング映画にありがちな手に汗握る演出はお見事。
お三方もしっかりトレーニングしていて痛さもスクリーンから感じた。
時間の制限があるから仕方ないが恋愛要素や家庭の要素がもっと描けたらさらに深みが
それでもスッキリとまとまっていて熱くなれました。
ラストシーンは必見!!

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ダルメシアン07

4.5オトコ臭いな

2021年4月11日
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興奮

幸せ

萌える

ボクシング映画をそのままイメージするようなオトコ臭い映画だね。
ボクシングは野蛮だね、、
男は馬鹿だね、、
でもとてもカッコイイね。
特に松山ケンイチは過去一ぐらいカッコイイね。
哀愁も色気もすごい。

ボクシングシーンも、なかなかリアル。
当たってるからね。
映像も演出とカッコイイね。
映画らしい映画です。

余談、、帰ってもう1人の松山を見ないと、、、今日は松山尽くしだね。

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だるまん

4.5かなり良かった!

2021年4月11日
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題材はボクシングだけど、何かを心から好きになった人々に送る応援歌というかラブレターというか。
成功を掴めなくても、それでも好きなものは好きなんだよね。

松山ケンイチ:どこにでもいる Only One
柄本時生:カッコ悪いカッコ良さ
東出昌大:天才バカ
木村文乃:気づいてるけど気づいてない

みんな最高だった。
ラストシーン、心の中でずっと「瓜ちゃーーーーーん!」って叫んだよ。
日本のいろんなところに瓜ちゃんはきっといて、少しだけ困ったような笑顔を浮かべているような気がする。

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とみしゅう

4.0挑戦し続けるルーザー達へ贈る

2021年4月11日
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努力は必ずしも報われない。
他人から見たら無駄な努力に見えるかもしれない。
それでも挑み続ける挑戦者達の姿が映し出されていました。

本作は最初から最後まで一貫して、汗臭く、泥臭く、静かで激しい熱を帯びて、ボクシングに人生を掛ける男達の姿が描かれています。「才能と熱量は別」という台詞が劇中にありましたが、その言葉を体現するのが主人公の瓜田。負け続きの彼は、敗戦後も飄々としていますが、内に秘めたボクシングへの熱量や闘志、勝利への執着は人一倍強い。努力も惜しまない。それでも、勝てない。
そんな瓜田を中心に据え、才能と熱量を持ち合わせた後輩、次第にボクシングへのめり込んでいく練習生など、様々な男達の生き様が、リアルで哀愁を伴い、時にユーモラスなやり取りも交えながら、吉田監督らしい表現で描かれていました。
主題歌である竹原ピストルの曲の歌詞「もはや足跡を残したいわけじゃない でも足音を鳴らしていたいんだ」が、本作にはピッタリ。歯を食いしばってキープウォーキングを続ける姿に胸が熱くなります。

熱くて不器用でカッコ悪くて物凄くカッコいい男達、最高でした。

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まだまだぼのぼの

5.04人それぞれの思いが伝わってくる

2021年4月11日
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ケビタン