「この映画、一種の拷問です」ビバリウム sarugakuさんの映画レビュー(感想・評価)
この映画、一種の拷問です
まったく同じ家(結構かわいいデザインです)が並んでいる光景
(京王線の千歳烏山駅下車し調布寄りの最初の踏切渡って
左手に行くと同じような家並があって怖いです)
それと子育て、エイリアンな子供を育てるわけです
すぐに大きくなっていくわけです
性質は反抗的から無感情へと変化していきます
お母さんは母性愛を何とか発揮しようとしますし
お父さんは意味があるのかわからない作業に没頭します
味のしない食事も拷問ですね
空を見上げても嘘っぽい雲が浮いているだけです
また死んでも、ただ処分されるだけです
う~ん、その生活からは永遠に抜け出せないわけですし
きっかけは、若いカップルの何気の「将来の家族計画」のための
冷やかし不動産屋来訪でしたが
未来は、まったく予想できなかった悲惨なものになります
これは罠ですか、不条理系メタファーですか
う~ん、この映画、悪意ある97分間の拷問です
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