劇場公開日 2021年3月12日

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「この映画、一種の拷問です」ビバリウム sarugakuさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0この映画、一種の拷問です

2022年11月2日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

まったく同じ家(結構かわいいデザインです)が並んでいる光景
(京王線の千歳烏山駅下車し調布寄りの最初の踏切渡って
左手に行くと同じような家並があって怖いです)

それと子育て、エイリアンな子供を育てるわけです
すぐに大きくなっていくわけです
性質は反抗的から無感情へと変化していきます

お母さんは母性愛を何とか発揮しようとしますし
お父さんは意味があるのかわからない作業に没頭します

味のしない食事も拷問ですね
空を見上げても嘘っぽい雲が浮いているだけです
また死んでも、ただ処分されるだけです

う~ん、その生活からは永遠に抜け出せないわけですし
きっかけは、若いカップルの何気の「将来の家族計画」のための
冷やかし不動産屋来訪でしたが
未来は、まったく予想できなかった悲惨なものになります

これは罠ですか、不条理系メタファーですか
う~ん、この映画、悪意ある97分間の拷問です

sarugaku