「アクション&コメディの傑作」燃えよデブゴン TOKYO MISSION　カミムラさんの映画レビュー（感想・評価）

日本のヤクザが絡む海外アクション映画だと『ザ・レイドGOKUDO』や『ローグアサシン』等が挙げられるが、それらを上回る傑作。
意外とストーリーがしっかりしてるし、ドニー・イェンや岩永ジョーイのアクションも素晴らしい。コメディ要素のおかげで日本の闇に触れつつ痛快なアクション映画に仕上っている。
でも序盤の恋人のヒステリーと中国のマスコミにはイラっとしたな。強盗を捕まえた正義のヒーローにクズ男ってなんなん？中国ってこういう報道やインタビューを普段からするの？さすがにその辺はフィクションであれ。

不満を上げるなら、ヤクザ役でアクションに定評のある三元雅芸や島津健太郎を起用してんのに彼らのアクションシーンがなかったのが残念。中ボス戦としてドニー・イェンvs三元雅芸が見たかったな。