配信開始日 2020年6月12日

「American War is over. "NO" アメリカを再...」ザ・ファイブ・ブラッズ よしさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0American War is over. "NO" アメリカを再...

2020年7月31日
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American War is over. "NO" アメリカを再び偉大に --- アメリカ史、スパイク・リーによる歴史の勉強。複数の画角を時代や場面ごとに使い分けるなど、画面の質感も含め自由自在、それがこの作品には効果的かつマッチしていて引き込まれる。華はないものもベテラン勢の共演、とりわけポールのキャラクターが際立っている。それも例えば『暗殺のオペラ』等でも見られたように、昔のシーンでも同じ役者が同じ外見のまま演じる。そんな"ブラッズ"の5人目ノーマン役にはチャドウィック・ボーズマン、すっかり上官役が板についている貫禄っぷりで頼れる存在感。
Fists up ベトナム戦争従軍時に隠した金塊と隊長の遺骨探しの旅は、思いもよらぬ爆発と銃撃戦に、次第に森を彷徨うように過去そして自分と向き合っていくサイケデリックでスピリチュアルなものになっていく。そしてそれはやがて(時に黒人に限らない)大きな家族史に帰結していくよう。What's going on~♪

LAMB「無知なアメリカ人の一方的な歴史感は面白いな」国は我々に借りがある!地雷「俺らとは無関係な同義なき戦争を戦った、権利を求めて」Madness. Madness! Black Lives Matter!! Black Lives Matter!! Black Lives Matter!!

とぽとぽ