劇場公開日 2020年7月10日

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「1番の長所はエンドロールが短いこと」銃 2020 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)

3.01番の長所はエンドロールが短いこと

2020年10月27日
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鑑賞方法:映画館

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2020年映画館鑑賞105作品目

前作はラスト以外はモノクロだが今作は最初から最後までカラー
今回は日南響子が主役で村上虹郎はチョイ役
リリーフランキーも出番は少ないが刑事役として登場
佐藤浩市や吹越満や友近は役にピッタリ
だけど変態歯科医役の加藤雅也はいかがなものかと
大家さんはずいぶん迫力に欠ける極道である

その大家さんが隣人に殺され運ばれるわけだがあれでは多くの人に目撃されてしまう
女の力ではバラバラに解体しないと運ぶのに苦労だ
ハウスの畑に埋めたが板橋区で良かった
墨田区だとそうはいかない

変態といえば自転車に乗ったおっさんがなぜかカープの帽子を被っていた
巨人の帽子なら良かったのにと思うネット民は多いだろう
『朝日が来る』も『ミッドナイトスワン』も広島に関連している
偶然だろうか

日南がとても卑猥である
死体に一発しか撃っていないヘタレ
しかし何故か急にヤクザの背中に発砲
だけども殺さなかった
すぐに出られそう

映画としては前作の方がいい
モノクロのような変化球で卑怯だが勝ちは勝ち
はっきりいって東映Vシネマに毛が生えた程度の作品だ

でも加藤雅也が若い女性に尻を蹴られる場面を観たら3点はあげたい

野川新栄