大怪獣のあとしまつのレビュー・感想・評価
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悪癖垂れ流し
題材的にもかなり気になるテーマだったのでそこそこ楽しみにしていました、が、公開初日から怒涛の酷評の嵐。これは見るしかないと思いつつ足がやや遠のき公開3日目に鑑賞。休日ですが人入りは劇場の3割くらいでした。
まぁ率直に言って地中に埋めるくらい低くしたハードルにぶつかってしまうほど酷かったです。邦画の悪いところを大集結した様なう○こみたいな映画でした。
①下ネタが酷い
大の大人が作ったとは思えないくらいお粗末な脚本で、特に下ネタが酷すぎます。陰毛が生えただ生えていないだ、環境大臣が怪獣に突き刺さってパンツ丸出しだとか、深夜アニメのような●のようなモザイクで丸出しの股間を土屋太鳳さん演じるユキノに手で隠させるなんていう悪行も働きますし、「あのキノコは何か違うな?」という流れで股間を指摘するくだりを2回も続けるのでまぁクソです。怪獣の異臭をゲロかう○こかなんてほんとどうでもいいくだりを長いこと続けるのもアホらしくて仕方なかったです。
②無駄な恋愛模様
この作品を見る際に、どうしても「シン・ゴジラ」が頭をよぎってしまうのはしょうがないと思うのですが、「シン・ゴジラ」は徹底的に怪獣をどう押さえ込むかに集中しており、人間描写は少なめでしたがそれだけ面白さに特化していたという素晴らしさがありました。が、この作品は悪い邦画が辿ってきたゴミ要素をまとめてぶち込んできました。その筆頭が無駄なイチャイチャ。序盤にいきなりキスをしたあたりで、ん?となりましたが、研究者と濱田岳さん演じる天音の謎の濃厚なキッス、山田涼介さん演じるアラタに猛烈なアピールやキスをするユキノ、そんな三角関係とかドロドロの恋愛を別に求めていないのでほんと鬱陶しかったです。特撮映画には相性が頗る悪い恋愛描写を余すところなく詰め込んだせいでテンポも壊滅的でキツかったです。
③例え話がくどい(特に内閣)
今作、何かと例え話を用いるんですが、ジャブのように下ネタを放ち、全然上手くない例え話を何回も何回も繰り返しており、製作陣のドヤ顔が目に浮かびます。この例え話は内閣の会議でばかり行われており、総理大臣が間抜けすぎてイライラしますし、他の大臣も頭空っぽなのかバカな発言しかしないので、内閣の会議がもっと少なかったらまだこの映画はマシだったかもしれません。
④ふざけてるのか真面目なのか
土屋太鳳さんの扱いがかなり酷かったです。基本的には真面目のキャラクターな筈なのに、研究室では馬鹿みたいに手を振ってアピールしており、しかもこれが1分くらいやっているので軽くキツい。途中で計画が上手くいったことを悟ったのかフェッフェッフェッと笑ったりするのでもう訳わかんないです。
⑤皮肉ってる韓国の韓国映画に全力で土下座してほしい
韓国が手のひらクルックルな発言をテレビでしていますが、韓国映画が怪獣映画、しかも同じ題材で作った方がめちゃくちゃ真面目かつめちゃくちゃ面白い作品に仕上げてくれそうです。そんな皮肉をする前に内容をしっかり見直して作ってください。
⑥オチがワケワカンナイヨー
オチがもう???でした。寧ろヘンテコすぎてここだけは評価してもいいかなって思えるレベルです。最後収集がつかなくなったのか、おもむろに何かを天に掲げ光に包まれ、大きくなって、宇宙に怪獣ごと連れ去って終わります。
?????????????????????????
某ウルトラマンモチーフだとは思いますが、ここまで映画でやってきた対策が一瞬で無に返しました。なぜこのような暴虐無人な行為をしてしまうのか。なぜここまで放りっぱなしにすることができるのか。久々に時間返せ!と思える映画でした。
⑦続編…?ヤルナー!!!!!
最終的に続編やるっぽい映像を流しますが、マジでしないでください。あの映像はただのおふざけであってください。やるとしてもせめて監督変えてください。
総括
役者陣はしっかりした人を揃えていただけに、こればかりは監督の責任がデカいと思います。山田くんは「鋼の錬金術師」「暗殺教室」と貧乏くじを引きまくっているので、ジャニーズさんもう少し仕事を選んであげてください。とりあえず酷い作品には違いありませんが、このような未完成作品を劇場で堂々と流す制作チーム・配給会社のの度胸が凄いです。そしてこの作品を劇場でお金払って観たことを誇っていいかなと思います。この映画の後始末はしっかりしましょう。
鑑賞日 2/6
鑑賞時間 11:15〜13:25
座席 N-25
あとしまつ、の概念とは?
うーーーん。
ちゃんとリアルな『あとしまつ』をして欲しかったですかね。すべて「神の光」で片付けてしまいました。
視点と予告とキャストが良かっただけに少し残念。
三木監督のファンの方には申し訳ないのですが、『シン・ゴジラ』の庵野監督って凄いんだなって…そう思って観ていました。
でも、蓮佛紗百合役のふせえりさん、良かったです(笑)
ガッカリ、下ネタ満載、レベル低いギャグ映画なわけ?
これが、松竹と東映がタッグを組んだ作品?
そして空想特撮エンターテイメント作品というより、出演者悪ふざけ下ネタ作品という感じ…。
真面目な、怪獣の後始末ストーリーを期待していた人には、評価は低いでしょうな。
あの悪ふざけした閣僚達には辟易するし、キノコのモザイクは、ふざけ過ぎだし、他の方も言ってるように不必要なキスシーン。
そして極め付けは、意味不明なラスト。
それならそれで、もっと最後ハッキリ映像にしてくれよ!観客のイマジネーションだよりじゃアカンよな。ラストシーンだぜ。
それにしても周りの役者が悪ふざけしている中、真面目な演技一辺倒の土屋太鳳は、どんな思いで撮影に参加していたんだろうか?と心配になる。
ましてや、先に述べた不必要な濱田岳及び、山田涼介とのキスシーン。どう思っていたのだろうか?
そうそうあと、西田敏行と濱田岳との絡みは、テレビ東京で放映されてたドラマ「釣りバカ日誌」を思い出すが、全く違う雰囲気だったわな。
もっと真面目に後始末を見たかったわな。
オマージュ✖️パロディ(小ネタ多。0か100か?)
合う合わないパッキリ分かれるみたいですね?
予告編のゴジラらしき物のクォリティを見て、制作元がOKしているオマージュなのだなと思った。そして、釣りバカ日誌のハマちゃんの初代と二台目の掛け合いを見て、パロディなのだなと理解しました。濱田岳さんは、やたら演じるのが難しかったと思う。ちょっと可哀想だけど、頑張ってた。西田敏行と、香川照之の後継者のように、育てたいのかなと思った。
●●●●マン知らないと、面白くないかも。
爺ちゃんと、婆ちゃんと、私と、子1、子2で観た。
爺ちゃん→今一つわからないが、最後にヒーローが出てきた
婆ちゃん→面白かった。●●●●マンやねー
子11歳男→よくわからない。え?ガスでゴジラが飛んだ
子7歳→まったく分からない。大人の映画だね!(気もそぞろ→無)怪獣動いてほしかった。
知らない他所のお爺ちゃん→感動?して、泣いてた。
下ネタは品位を下げる。不要。会社で言う奴はトーク力がないし、キモがられるからやめたほうが良い。制作する際に、これを入れらあれを入れろと注文を受けたのかな。とりあえず、時代にそぐわない。映画セクハラである。
キスは何で必要だったのかな?痴情のもつれはない方が良かった。逆に、もしシリアスな映画だったらキスがあっても良かった。あれか?アラタとキスさせるための伏線が必要だったのかな。不倫を正当化させるためなのかなー。アマネが妻を好きなことはわかった。冒頭のキスは不要かな。
ヒロインは結婚してない方が良かった。土屋太鳳のキャラと合わない。
映画作りって、本当難しいんだろうな。アラタが食パンマンみたいな、ロマンチックなはっきりしない奴で、こういう奴を恋人に選ぶと大変だと思った。息子が、真似したら嫌だな。ロマンチック✖️ロマンチックで、どっちも煮え切らない。だから、2人は結婚出来なかったわけだが。少なくとも、どっちか一方がしっかりしないと話が進まない。
結婚する前は、曖昧な男がかっこよく見えるが、結婚した後ではハッキリしろ、こういう態度が女子をダメンズが良いと勘違いさせると、腹立つようになった変化を感じる。土屋太鳳は、よくあんな元彼の関係者と結婚できたな。アマネが嫉妬で捻くれるって感じなんだけど、なんかそこはよくわからんかった。
中学生ならいいが、大学のサークルの恋愛みたいでドロドロして鬱陶しい。どいつもこいつも、しっかりしろよと思う。
とりあえず、私がアラタのウルト●の母だったら、息子にその喋り方は意味不明なので、論理的な話し方の練習をする。
濱田岳も、迷惑だからやめとけと言う。もっといい娘がいたはず。
皆んな大人なんだから、しっかりして欲しい。
この爽やかな3人には、ドロドロの恋愛は何か合わない。
(理解できた箇所
●ゴジラらしき生き物のクォリティが高いからオマージュと分かった。
●総理と大臣の掛け合いが、日本の風刺になっている。足の引っ張り合い、総理の決断力はない。後手後手の判断。けど、もうハマちゃんの空気だった。
●韓国、北朝鮮、アメリカの関係も風刺。
●怪獣の命名の出し方が、年号と同じ
●釣りバカ初代✖️二代目の掛け合い
●六角精児さんに、難しい苗字はねとの下り。
●環境省が植物だらけ
●謎の菌は、コロナ?でも、国の対応が全然出来ない。処理に翻弄。これは震災の対応が悪い日本の遅さの風刺?
●菊池凛子と染谷夫婦の出演。キワモノ役。
●トイレとオナラの発想
●●●●マン55周年記念で、東宝と松竹がお互いの作品を振り返りながらネタを散りばめたのかな? 初の共演ということで、脚本が、それぞれの作品に気を遣いながら作られている事がわかった。
●アラタの名前(ハヤタ隊員の子孫?) と 正体
●アラタが、全てが終わったら正体を教えるね。沢山の光が怪物登場の時に現れる
●アラタが、ミサイル打ち込むシーンはアル〜マゲドンに見えた。
●アラタの最後の呪文のような言葉が、演劇の終わらせ方。機械仕掛けの神様?
●アラタが消える前の、巨大な影をよく見て欲しい。
取りこぼしある。雑に書くとこんなんだった。
とりあえず、面白かった。何のオマージュなのかのクイズみたいだった。時効警察見たことないけど、楽しめました。勇者ヨシヒコとか、そういうのん好きな人なら楽しめると思います。ギャグ漫画を楽しめる人でないと無理かなー。アクションとか、そんなではない。ないけど、
土屋太鳳さんの動きが俊敏。キレが誰よりもある。笑。演技も綺麗な女性らしさを演じるのに、手の角度とか、首の傾きとか凄く気を遣っているのがわかる。刑事物とかアクションとか出て欲しい。ジャニーズ?ヒーロー物で珍しいと思った山田くんの演技が、意外と上手くて驚いた。すみません。テレビ全く見ないため知らなくて。汗。
あ、あと本当の●●●●マンの公開を控えての、宣伝に何となくなってるのも良かったと思う。
予告はパロディ風にした方が良かったのかな?
『この死体どうする?』のハテナを不自然に可愛く傾けたら良かったのか?
とりあえず予告がカッコ良すぎる。るろうに剣心かと思う。
あの文字はどちらとも、とれる。うちな祖父祖母はアクションだと思ってたみたい。
集客減るだろうけど。見合い写真が本人と全然違うって事になりかねないのか?
皆んな本気で怒ってて、ちょっとどうしたのか?
アクション映画ファンや、映画好きが多い印象。本当に真剣に真面目な人達なのかも。
私は、とりあえず面白かったですね。
西田敏行さんの体調を心配しつつも、出演者がら皆んな豪華でおどろきました。
以上です。
星0です。時間、お金の無駄。見る価値一切無しの駄作。
みんなのレビュー通り、ひどすぎた。
1.3年前に大怪獣が都心上陸して被害出してるのに、初めて見るような反応をする閣僚共
2.閣僚のセリフひどすぎ。特に亀井、蓮舫
3.通常兵器効かないって言ってたのに普通にミサイルでダメージを受けるわ
ドリル貫通するわで矛盾だらけ。
4.銀杏業者から訴えられろ。うんことゲロの間の匂いとか風評被害にも程がある。
5.特務と国防軍、めちゃくちゃ仲悪いのに普通に濱田岳の指示に従う。
6.なんで濱田岳ミサイル発射時に泣いてるの?
7.最後のオチ。オダギリ他殺したん山田やんけ。1年間何やってたん?今までの内容、
全部無駄。兄貴殺されて、平然と見送る土屋太鳳。
8.きのこの問題残ったまんま、投げっぱなし。
9.狙撃手?の女性特務のセリフ棒読み、演技下手。
10.結局、何の映画?恋愛?特撮?ヒューマンドラマ?
11.要所要所に挟まれるパクリ。
てか7.の最後のオチがひどすぎ。2時間かけて結果これとか、今までの内容いらんし、
オダキリ無理やり呼んで、結果死んでるし。
予告編詐欺だった。これならファンタジー営業部が架空でやったほうが面白かったんじゃね。
なるほど
「この脚本で映画化しようって話がよくまとまったな」と思いながらずっと観てたの。東映と松竹が合同で作る映画じゃないよなって。
でもラストまで観て「なるほど」と思った。このアイデアで映画化が決まってるんだね。
ヒントも少しは出されてたから、ラスト行く前に気付いても良かったんだけど、全く気付かなかった。その「やられた」感もあって、脚本のあれやこれやは「まあ、いいかな」って気になったよ。
なんかのオマージュやってるんだろうなと思いながら観てたんだけど、分かんなかったのね。ラストまで観て思うにウルトラマンシリーズオマージュだね。シンプルなセットとか、突然訳の分からないことしゃべったりとかがウルトラセブンっぽかった。官房長官、財務大臣、外務大臣の三人が屋上で話すところか、ふせえりと土屋太鳳が話をする廊下とかそれっぽいね。
ウルトラマンシリーズオマージュと思うと、無理のある展開とか「まあ、いいかな」と思える。
閣議のようすはすべりまくってけど、戯曲っぽいんだよね。舞台で大仰なアクションでやってるのを観たら、ちょっと面白い気がするの。
オープニングのやたら文字を出して説明してくるところとか「《シン・ゴジラ》意識した?」って感じあるけど、「怪獣は『ゴジラ』だ」って思わせるためのフリなのかな。突然、意味ありげなことを言うところは「《エヴァンゲリオン》オマージュ?」とも思ったよ。でも、その二つは庵野監督だから成立するんであって、他の人がやるのは無理だよなとか思って観てた。でもフリならどうでもいいや。
主人公も「アラタ」だけど、これ「ハヤタ隊員」ってことだよね。
怪獣はスペシウム光線で倒され、怪獣墓場に持っていかれる。「『あとしまつ』はどうしていたのか?」の答えは怪獣墓場だね。
タイトルはよかった
タイトルだけは褒めてあげたい
閣僚のシーンは別としてどのようにあとしまつをするか興味ありましたが、とどのつまりお粗末様でした。
松竹と東映がタッグを組んで作った作品なのに最後は東宝に持っていかれましたね😅
星一つもあげたくない
ひさびさにガッカリする映画を見ました。もはや予告編詐欺。テーマは面白いのに、脚本がおいついてない。ギャグ映画だとしても振り切れてなくてクスリとも笑えませんでした。伏線も回収されないまま。良い俳優さんをたくさん使って制作陣は一体なにをやっちゃってるんですか。ラストのオチも、「????」で、客席全体が「?」に包まれたように思います。
わたしの疑問を書き出します。
・結局怪獣はなんで死んだの?
・白い光の正体は?
・主人公は消えた2年間なにしてたん?
・凍結させたりダム作戦とかいろいろやったけど、最初から主人公が最後使った手でやってりゃ良かったんじゃないの?
・てか、主人公が最後空にかかげた四角いやつなに?
・なんとかマキナって結局なんなん
結末に愕然とさせられたのに、エンドロール後のおまけ映像でトドメをさされました。こんなにイラつかせる映画がかつてあったでしょうか。
途中睡魔と戦いました。一緒に行った山田くんファンの子供ですら爆睡してました。
観客のこころは何も後始末されませんでした。
三木聡に特撮愛はあるのか?
公開日から酷評が多いので、あまり期待せずに観に行った。そのおかげで、途中退席という最悪のケースは免れたけど、全然面白くなかった。舞台装置はシンゴジラを借り、話の構成はウルトラマン「空の贈り物」と言ったところか。
よく言えばパロディーだが、過去の特撮作品のさわりだけをちょっとなぞっただけの浅い描写。現場のテント内で作戦に従事する防衛軍や特務隊、ドタバタして当てにならない政府首脳達など、シンゴジラそのもの。
そして、繰り返し出てくる韓国もしくは北朝鮮をイメージしたと思われる外国の報道官。面白くもなんともないし、単なるヘイトの垂れ流しに感じる。わざわざ韓国語に似た言葉を作って喋らせているところが、また姑息だ。こういう事態なら、他の国も色々言ってくるだろうに、そういうニュース映像はない。とにかく中途半端。
そして、全く笑えないギャグ(と三木聡が思っているセリフ)の数々。まるで「僕が撮れば特撮にこんなにしゃれたギャグを入れられるんですよ」と言わんばかりに妙なセリフをちりばめているが、これが全く笑えない。劇場でも(鑑賞者は少なかったけど)、笑い声一つ聞こえなかったから、私の感性がおかしいと言うことではなさそうだ。
現代ビジネスのインタビューでは「ウルトラマンやゴジラの直撃世代」とか言ってたが、子映画を観る限り三木聡に特撮に対する愛とかリスペクトがあるとは感じられなかった。
ラストシーン直前で、主人公の手首にキノコが生えていたのも意味不明。あれで何を表現したかったのか。
土屋太鳳の綺麗な顔が見られたので星0.5。
大手映画会社が手を組んだ結果がこれ
東宝の至宝・ゴジラを題材に松竹と東映が共同制作。
コロナ禍に喘ぐ国内の大手映画会社が互いに助け合おうという心意気は分かるが、それがこの体たらくでは余りにもお粗末。
着想は良かったのに、それを形にする能力が全く無かった、という感じ。
ギャグ映画95%・サイエンスフィクション5%みたいな構成だが、いっそのこと100%ギャグ映画にしてしまったほうが、まだましだったのでは?
ギャグ映画だとしても、ストーリーのつながりぐらいはしっかりしてほしかった。
怪獣(ゴジラ)の死体を観光資源にと言っていたのがダムの決壊で海に流そうとなり、次いで爆破しようとなるが、その変遷の過程がブツ切り。全く展開につながりが無い。
ラストにしても、思わせぶりに影だけ映すんじゃなく、円谷プロに頭を下げてウルトラマンをはっきり登場させたほうがまだ救いがあったのに。
各上映館、特にある程度の上映スクリーンを確保しなくてはならない松竹・東映系のシネコンが気の毒に思えるような駄作。
三木聡がダメだな。
特撮モノなら山崎貴あたりに撮らせたほうがまだマジだったかも。
もっとシン・ゴジラっぽいのを予想してましたが
真面目にやるなら真面目にやる、ふざけるならふざける、もっとどちらかに振り切って欲しかったです。
壮大なオチに向かってコツコツ積み上げるフリが弱いと見終わった印象が中途半端に感じます。
しかし予算半額で次作に続くとの事で、この作品はPart2に向けての壮大なフリだったのではないかと勝手に期待してます♪
好き嫌いがハッキリ分かれる
出だしはエヴァやシン・ゴジラ風でリアルを追求したシリアスものかと思ったが… キャストのやり取りがくだらなく笑える部分やハマる所もあるが全般的に「何?」って感じだ。役者の無駄遣いと言うかよくジャニーズ事務所や太鳳ちゃんの事務所が出演を許可したのか分からない。主人公の秘密とやらも途中で分かったし最後も「こうなるよね」ってバレバレ。とにかく濱田くんが得した役柄だった。
普通に面白いよ
予告で面白い着眼点だなと興味を持ち
けっこう公開を楽しみにしていた作品で
観に行こうと思っていた前日
トレンドに「クソ映画」と挙がっており
何だろうと思ったら
この映画がやり玉に挙げられていました
「日本映画史上最低」
「令和のデビルマン」とかえらい
言われようでびっくり
チケットはもう買ってあり
やっちまたかと思いましたが
諦めて観に行くことにしました
でどうだったかというと
普通に面白かったです
役者がなにせ良いですし
少なくとも自分と同じように
プロットに興味を持った人はそう
裏切られ感はないんじゃないかな
パロディやギャグの差し込み方が
荒唐無稽すぎてシュールに
なっちゃってる
ところは割り切っちゃえますし
妙な不穏さを出して最後まで
観れちゃいました
炎上ステマですかね?
令和のデビルマン?
それは絶対にないです
人類の危機だっつーのに
私利私欲にまみれる滑稽な
人々を描くという点では
こないだNetflixと劇場で
公開してたアダム・マッケイ
監督の「ドント・ルック・アップ」
に似てる感じします
大怪獣に襲われた日本
「新たな生活様式」といった
最近のキーワードを使いつつ
自衛隊は国防軍として
首相直属の特務隊まで編成しても
全く歯が立たなかったのに
突然空から飛んできた光が直撃し
怪獣はまさかの絶命
危機は去ったと喜んでましたが
巨大な怪獣の死体をどうするか
という次なる問題に焦点を
当てた作品となっています
シン・ゴジラは現代社会が
ゴジラにどう戦うかという
リアリティを追及していましたが
これはパロディにしている
感じです
そう
ストーリー的には全然
シリアス路線でもいけるところ
あるんですがどこかしこ
パロディをぶっこんできます
怪獣風バン〇シー
AKI〇Aのミ〇コ様
でも特に取り上げることなく
スルーしていきます
日本国の首相西大立目は
この大怪獣の突然の死を
"Deus Ex Machina"
(デウス・エクス・マキナ)
「機械仕掛けの神」と呼びます
(この言葉はお話において終盤に
突然話を解決してしまう存在
という意味もある)
そして内閣を集めての閣僚会議を
開きますがそれぞれの大臣は
責任の押し付け合い
縦割りの各省庁の現実が
露呈します
観光資源にしようとか
言い出す大臣までいたり
C国とK国を足して2で割った
ような「隣国」は最初は怪獣を
倒せない日本を非難していたのに
死んだとわかると所有権を主張
(このへん風刺が効いてて笑った)
まず本当に死んでいるかどうか
安全かどうかの確認と
厄介払いのために
首相直属の特務部隊が
生存確認の任務を
押し付けられます
首相補佐の雨音
その妻で環境大臣秘書のユキノ
そして調査隊の隊長に
任命された特務部隊の帯刀
この3人はかつて特務部隊で
同じ部隊にいた仲で
少なからず因縁があるようです
怪獣は確かに死亡していましたが
浜辺に打ち上げられた
クジラの死体のように体内にガスが
たまり爆発の可能性が高く
そのガスのにおいは
「う〇ことゲ〇の中間」で
あるという報告がなされ
政府発表でとても言えないので
「銀杏のにおい」という表現に
されます
また健康被害は一応ないとの
発表がされました
それがわかると
国防軍がわが手柄にと専門家を
呼んで冷凍して抑え込もうと
しますが大きすぎるのと
日中に溶けてしまい大失敗
体内ガスで身体が破裂して
一帯がクサくなってしまいます
その後検討した結果ユキノの
提案でクサいもの→水に流す
という水洗トイレの原理で
一級河川で死んでる怪獣の上流の
使ってないダムを決壊させて
海まで流そうという作戦を
実行しようという話になります
また裏では環境大臣には
安全であると伝えたものの
実際は怪獣の体内に謎の菌糸が
あることを雨音は裏で密かに
情報をつかんでいました
なんにせよ再び体内のガスで
みるみる膨らんでいく怪獣の身体
これを解決しなければいけない
(ベントとか福島原発で用いた
言葉を使ったりします)
わけですが帯刀を訪ねて
ヒッピーみたいな焼き肉屋の
排煙装置を作っている
町工場のおっさん八見雲(やみくも)
がベントで気流を作って成層圏まで
臭気を飛ばそうというトンデモ
理論を提案してきます
この案は奇想天外すぎるので
一旦伏せられますが
まずダムをどうやって破砕するか
そこでユキノの兄で元特務部隊の
ブルースのいる採石場を訪ねます
ブルースは俺はもう関係ないと
相手にしません
帯刀はどうやらユキノとかつて
恋人同士だったようですが帯刀が
ある日突然失踪した事を
許せなかったようです
しかし怪獣の影響で馴染みの食堂も
閉めざるを得ないといった市民の
困った様子を見てブルースは
協力を決意
ダムにさっそく発破をかけますが
雨音に提供されたダムの構造図
には堤防部の二重壁が記されて
おらず失敗
ブルースは決壊を成し遂げるため
帯刀が止めますが特攻をかけます
その甲斐あってダムは決壊
ある程度怪獣は押し流せましたが
十分ではありませんでした
また近くまで潜り込んでいた
(なぜか染谷将太がやってる)
一般人の動画配信者がその洪水に
巻き込まれる中で怪獣の体液まみれ
になり気絶
その身体は厚生省が極秘に回収
していましたが体表からは
キノコがどっさり生えていました
(ある一部分に生えた別のキノコは
なぜかぼかしが入っていました)
怪獣が爆発を起こせば近隣の
住民はキノコまみれになって
しまいます
(キノコが生えるからどうだって
ワケじゃないんですけど)
ブルースもどうやら一命はとりとめて
いましたが意識が戻りません
すると雨音がいきなりお蔵入り
されていた八見雲の焼肉排煙作戦
を決行しようとします
ベントはミサイルを撃ち込んで
開ける(富岳で計算したらしいです)
と言っていますが帯刀はブルースから
実はベントの方法について細かく
指示を受けておりその方法とは
異なる雨音のやり方に反対しますが
雨音は強行しようとします
命がけでダムを決壊させたブルースに
指示された通り帯刀はここで
直接怪獣の身体にベントの筒を
撃ち込む危険な作業を始めます
ユキノも雨音を止めようとしますが
そこで雨音は帯刀の正体が
これでわかると意味深に
言い始めます
帯刀はどうも3年前地球に
落ちてくる巨大な光の筋を追いかけ
その光に包まれていなくなってしまい
ユキノは車でそれを追いかけようとした
時に一緒についてきた雨音が事故で
足を失ってしまい罪悪に感じたユキノ
は雨音と結婚したという過去があった
ようです
この映画下らねーギャグに時間
割いてないでこういうとこをもう少し
まじめにやった方が・・まあいいや
っていうかこの時点で何をパロディ
してるかはもうわかる人には
わかりますよね
この映画パロディの元ネタわかる
わからないで全然印象違うと思います
帯刀はなんとかベントをやり終えると
雨音が指示を出したミサイルも命中し
怪獣の身体は大爆発
帯刀も弾き飛ばされ現場にやってきた
ユキノの前で地面にたたきつけられます
ユキノは絶望して帯刀の元へ近づくと
帯刀は普通に起き上がり「近づくな」
と合図して・・まばゆい光とともに
「巨大化」して怪獣を抱えて
地球外へ飛び去って行きました
その一部始終を見ていた首相は
「デウスエクスマキナ」の存在を
確信するのでした
という感じでおしまい
別にストーリーはこうしてあるし
キャスト陣は豪華ですから観れる
作品になっていたと思います
なんでそんなに叩かれてんのか
よくわかりません
昨年130本映画観ましたけど
もっとゴミみたいな映画は
たくさんありましたよ
なんか普段映画行かない勢が
面白がって叩いてる印象です
「令和のデビルマン」はないです
あれは俳優の演技力から何か
すべてにおいでヤバすぎます
デビルマンすら観たのかと
言いたくなります
叩かれてる映画って観に行きたく
なるとこありますが
ひょっとして炎上ステマですか?
この映画のギャグはとりわけ
観客に笑う時間を用意していません
そのままサラッと話を流します
「裸の銃を持つ男」みたいなやつです
演出的にはシリアスな空気に
さえしなければいいやみたいな
感じに受け取れる感じです
下ネタも突然出てきます
し突っ込みどころは多いですが
そういうノリなのでまあいいや的
雰囲気で済んじゃってる点は
狙ってなのかたまたまなのか
確かにどんな層向けに作ったのか
ようわからんところがあり
独特の不穏さがある映画ではあると
思います
政治家たちの滑稽描き方も
ふざけてると思う人も
いるでしょうが
じゃあ現実の政治家って
真面目でしょうか
あれも十分滑稽なこと
やってますよね
どこかしこ風刺的なのです
まあでも一言でいえば「フツー」
だと思います
CGやセットのクオリティも
別にそこまでショボさを感じる
ものでもありませんでした
なんかネットとか見てると高いとか
どうせすぐ配信されるとか映画館に
「いかない理由」ばかり挙げる人が
多いですが映画なんて大きなスクリーンに
集中して向き合って観るだけで
もう意味あると思います
評判通りの面白さかつまらなさか
観に行って確かめてみるだけでも
映画って面白いと思いますよ
評判より面白い映画も
つまんない映画もありますから
自分はあえてこの映画
おすすめしてよいと思います
端的に言って・・・がっかり。
怪獣が死んだ後の死体処理!? いつも怪獣ものとか見た後、気になってたテーマやん!おもしろそー!・・・ってことですごく楽しみにして見に行ってきました。・・・が、
びっくりするくらいつまらなかった。
まず、登場人物の行動、セリフ(しゃべる内容)、何をとっても不自然。普通はこんな風には反応しないやろ・・・終始ツッコミまくり。
話の状況も場面描写というよりは、文字やら言葉やらで羅列されるばかりでまったく感情移入できず。
俳優さんたちの演技のテイストも人によってバラバラで作品としての一貫性がない。
次々繰り出されるジョークもどれも笑えない。(好みの問題もあるかもしれないが。)
BGMが大きすぎて台詞が聞こえなかった箇所も複数あり。(音楽も演技も両方もったいない!)
せっかく目のつけどころ(テーマ)は良いのだから、もう少し丁寧に深みのある作品にしていただきたかった。入り込めず、終盤はまったく話が入って来なかった。
しかもあのラスト・・・。結局、この映画で描きたかった世界観て何だったんだろ。
期待値が大きかっただけに非常に残念。
シナリオ書いた人は書いた後、ちゃんと読み直した?
怪獣の死体処理に触れた特撮作品は多数ありますけど、怪獣の死体処理をテーマに1本の映画にしようとしたという点ではプロットはとても期待できるものだったと思います。
しかし結果的には残念な映画となってしまいました。
まず第一にシナリオが破綻してるので、まともな怪獣特撮やSFだと思って観てはいけません。これは細かいことを気にしない人が酒を飲みながらポテチを片手に自宅のソファで友人と観る映画です。真面目に映画館で座って観る映画ではないです。
矛盾だらけのちぐはぐな展開、登場人物の意味不明な行動、回収されない伏線、寒いギャグ、全てをひっくり返すラスト、どれを取っても褒めるべき点がなく、深夜に泥酔しながらシナリオ書いてそのまま読み直したりチェックしたりもせずに撮影に入ってそのまま完成させちゃったのかなと邪推してしまう酷さです。
意図的にこの酷い本を書いたのか、それとも3日徹夜した後に泥酔しながら書かざるを得なくてこうなっちゃったのか、どっちなんでしょうね。
これはコメディだからきちんとした特撮だと思って観てはいけないのかもしれませんが、コメディとしても昭和の時代に飲み会で泥酔したおっさんがドヤ顔で放つレベルの臭気漂うレベルのギャグが全く面白くなかったので、もし100%コメディとして作ったんです、ということなら☆1.5は撤回します。0でいいと思います。
シモネタも低俗だし、他の作品のオマージュっぽいネタも尽くスベり散らかしていて観ていて恥ずかしくなってしまうレベル。緊張と緩和のつもりなのかもしれませんが、シリアスとギャグの温度感が中途半端過ぎて、本当はどうしたかったんだろうかと思います。ラストもネタなのかマジなのかわからないレベルでした。コメディならもう少し振り切って、他の特撮ネタを持ってくるならいっそ茶化し散らかしてもよかったのではないでしょうか。
ネットでは事前に「令和のデビルマン」と言われていましたが、デビルマンは元々の永井豪先生の作品が凄すぎて、多少改悪を加えたとしてもそれでも尚原作の良さに助けられていた面があり、シナリオはそこまで悪くなかったと思っています。120点の原作シナリオを90点分改悪しても30点取れてしまうわけです。
もっとも、デビルマンは「至高の原作を改悪した」という点では罪は非常に重いのですが、純粋に1本の独立した映画としてシナリオだけを見た時には決して「糞」ではなかったと思っています。デビルマンはCGも当時としては及第点のクオリティであり、音楽も悪くなく、役者さんの演技が絶望的に下手じゃなければもう少し高い評価だったはずです。
一方で本作ですが、シナリオだけでいうと0点なので、その部分だけで言えばデビルマン以下と言わざるを得ません。
本作は役者さんもまあ、悪くないというか脚本が最悪なので評価不能ではありますが、俳優陣の他の実績からするとああいう痛々しい感じになってしまったのは偏に脚本のせいだと思います。
CGもハリウッドの予算が潤沢な映画と比べると児戯に等しいレベルではありますが、そうは言っても及第点ではあると思います。舞台装置、小物類、音楽も悪くないと思いました。
一部、シン・ゴジラを筆頭に過去の特撮をオマージュなのかパロディなのかしている既視感のあるシーンもありましたが、概ね画面のイメージは悪くなかったと思います。
トータルでは確かにデビルマンと互角の映画かなと思うのですが、上述の通り、私はデビルマンは最悪の映画だとは思っていません。デビルマンが最悪の☆0映画だとするならば令和のデビルマンは不適切だと思います。逆にデビルマンが☆1.5の映画だからこそこれは令和のデビルマンかもしれません。
ただ、映画を観た時に私が一番最初に思い出したのは北京原人 Who are youでした。シナリオの残念さと意味不明さで言うならデビルマンというより北京原人だと思うんですよね。
最後にNM4をカスタマイズしたバイクが出てきて個人的には同じ車種に乗ってるので凄くシビれたのですが、何故今生産も販売も終わっているNM4なのかなというのも少し気になりました。もしかして164cmの山田涼介さんと153cmの土屋太鳳さんが跨っても問題ない足つきの良さでNM4が選ばれたというのは穿った見方でしょうか。
◯◯◯◯マンを生んだ国“日本”でしか作れない(と言うか作る発想が浮かばない)だろう「怪獣映画」
①ウルトラマンが怪獣を倒して直ぐに宇宙(“怪獣墓場か?”「ウルトラマン」エピソード35御参照)に捨てにいく前に、しばらく地上に残しておいたところ、その間に人間世界で起こった有象無象の騒動を面白おかしく茶化した話を大真面目に描いたと思えばそれなりに楽しめる。②ただし、私のように怪獣という存在をすんなりと受け止めてこよなく愛する怪獣オタクではない人や、日本が誇る(?)ポップカルチャーである『怪獣映画』(ハリウッド版じゃないよ)に興味のない人にはついていけないかも、とは思うな。③子供の頃は、スペシウム光線やウルトラビームで爆発させたり、ウルトラリングやアイスラッガーで首を跳ねたり輪切りにしたりで怪獣を倒してめでたしめでたりだったけれど、確かにゴジラに大阪城で噛み殺されたアンギラスの死体どうしたのかな?とか、ガメラがバルゴンを沈めたせいで琵琶湖の水質汚染はどうなったとか、近くでは凍り付けにしたシン・ゴジラの遺体(?)はどうしたのかな?とか、大人の観点から見れば問題山積だが、大体こういう逆発想も怪獣が日常的なものだという世界観がないと成り立たないし(劇中のモブキャラの日本人たちも怪獣の存在にさして驚いていないみたいだし)。④この映画について環境問題とか風評被害問題とか日本政府の災害時の対応ぶりとか、ましてや東日本大震災とかを絡めて語るのってシャレがわかっていない証拠。④ただ、要らないものは海に流そうとか(水に流して無かったことにするのは神代以来の日本人のDNAに刻まれている習わしみたいなもの)、宇宙に捨ててこようとかは如何にも昭和的な発想ですけど。⑤豪華な俳優陣が(特に内閣の面々)が大人げない役を嬉々として演じていたり(空回りやたいして面白くないのもあるが)、惨事を前にして勃発する省庁間の主導権争いを茶化したり某隣国を揶揄したりニヤニヤさせる。西田敏行はいつもより臭くなくて今回は宜し。しかし中でも特に印象的なのはふせえりの怪演で大いに楽しませてもらった(監督の奥さんなので特別扱いという事はないだろうな)。⑥山田亮介は『暗殺教室』の頃に比べると大分大人びて男っぽくなった。土屋太鳳も凛とした若い女性が似合うようになってきた。濱田岳はパタリロみたいな体型が役に合っているとは思えないが、実は自分が「選ばれし者」になりたくて山田亮介に密かに嫉妬していたあたりを滲ませて上手い。オダギリジョーは別にオダギリジョーでなくても良い役だったと思うけど。⑦全身キノコだらけになった染谷将太(マタンゴか!)の◯◯◯がキノコに間違えられたのは(二回も出てきてくどいけど)◯◯してたんでしょうね。⑧菊地凛子の登用は『パシフィック・リム』へのオマージュでしょうか?同じシーンでの出番はなかったけれども染谷将太と夫婦出演していたのね。
しょーもないギャグの映画でした。
ヒーローが主役で怪獣を倒す、怪獣が主役で暴れまわる、そういうストーリーは沢山観てきました。
大怪獣のあとしまつの視点はとても斬新で、倒された怪獣の後始末に奔走するという面白そうなものでした。子供の時にTVを見て、倒された怪獣の死体はどうするんだろうと疑問に思っていたので、映画でどのようにするのか興味がありました。
シン・ゴジラは以前のゴジラとは違って政治映画でしたが、大怪獣のあとしまつもある意味ではシン・ゴジラに近くて、政治(としょーもないギャグ)の映画でしたね。仲間由紀恵さんが主役の「トリック」というドラマの作り方を怪獣映画に混ぜ込んだら、こんな映画になるのかもしれません。
どうやって死体を処理するのか、または観光資源にするのか、政治家や閣僚の駆け引きは面白かったです。
日本に国防軍や徴兵制があるというのも、真面目な映画だったら避けたくなる設定だと思います。それができたのは、この映画がある意味でギャグ映画だからなんでしょうね。
最終的に怪獣の死体を処理できなくても、観光資源にできなくても、グタグダなままでエンディングを迎えてしまっても良かったんじゃないかと思います。奔走する人々や政治の駆け引き、そしてしょーもないギャグの映画として面白かったですし。
次回作の告知もありましたが、多分それもギャグですよね。
どんなエンディングになるか楽しみでしたが、ラストの場面で全てが吹き飛びました。
えーと、つまり、ウルトラマンのサイドスリーリーを見にきたということなんでしょうか?
なんだったんだろう。
酷評なのを知った上で見ました。要所、要所説明とかないまま場面が移り変わって消化不良という感じがしました。極めつけは、最後に山田くんが持ってたカードみたいなやつなに?と思いました。
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