「予想に違わぬ素晴らしさ！」羊飼いと風船 osmtさんの映画レビュー（感想・評価）
予想に違わぬ素晴らしさ！
ラストシーンには、思わず久しぶりに「スゲエ」と唸ってしまった。
映画祭では、万来の大拍手だったに違いない。
とにかく冒頭から最後までカメラワークが本当に全て素晴らしい。
ダメなカットなど一つもない。
脚本も無駄で余計なシーンが一つもない。
役者もみんな素晴らしい。
間の取り方が全て完璧に自然だ。
しかし、あえて言うならば、音楽が如何にも有りがちで凡庸だったのが残念。
全編を通して、まるでドキュメンタリーでも見てるようなフィルムだったので
音楽は最後まで無くても良かったかもしれない。
この監督は初めて観たが全て見たくなってしまった。
今、岩波ホールで、チベット映画の特集が始まっている。
これは観に行かねば！
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マサシさんのコメント
2023年3月25日
コルトレーンのレビューを読ませていただき、貴殿のその他の映画のレビューを拝見していたら、このレビューに行きつきました。
ありがとうございます。何故お礼？
忘れていたのです。確か、銀座の映画館で見て、前日の夜勤疲れで、眠たい目をこすって見ました。だから、中途半端な記憶で、僕の脳みそもコーティングされています。でも、妙に引っかかっていました。つまり、良い映画だなって思っていました。でも、その後見る機会もなく、恩讐の彼方へ埋没してしまいました。貴殿のレビューを読んで、傑作であったと確信しました。配信もままならないでしょうが、最悪DVDを買ってもう一度見てみます。どうもありがとうございました。
遅くすみませんでした。
