ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密のレビュー・感想・評価
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探偵ダニエル・グレイク、ハマってました
007のダニエル・グレイクが探偵役で、キャプテンアメリカのクリス・エヴァンスが金持ちのバカ息子役と、共に個性の強い代表作を持つ2人の共演だったが、ダニエル・グレイクの探偵役はけっこうハマっていた。
バカ息子がクリス・エヴァンスだとわかった時点でこの話の結末は読めたけど、ヒロイン役のアナデル・アルマスの一筋な真面目な役柄が2人をうまく接続していたことと、シナリオにも最後に一捻りがあって「結末が読めていても楽しめる」という、まさにアガサクリスティに捧げた作品だった。
ダニエルグレイクのこの探偵役はシリーズ化してほしいな。
ポンコツ名探偵?
確定申告の芝居みたいにつまんない話(相続争い)がスリリングだった、みんな演技がハイテンションだし、豪華俳優陣が拝めたのはよかった。洋館の内装など楽しめる。
音楽を効果的につかってはいるけれど少し中弛みを感じたかなー
ポンコツに見せるほうがうまくいくことあるよな
2020年 9本目 ★★★★ 「この世に不思議な謎などないのだよ」
007よりキャプテンアメリカより「ヘレデタリーの人がで出てる!」ってことが気になる映画だった。
ナイブズ・アウトは、探偵の謎解きミステリーというフォーマットの中に「アメリカが抱える、移民への不寛容さ」の問題を取り入れてたのが新しかった。
ミステリー映画としては王道の「容疑者達の証言から謎を解く」という演出で、探偵が「私はただ静かにここにらいるだけ」っていうのはミステリーを読んでる読者自身がいつも感じてること。そんなミステリー小説に対するメタ要素もかなり多かった。
ダニエル・クレイグだし
ミステリーだし勝手に舞台はイギリスと思ってたけどアメリカだった。最初まどろこしかったけど中盤以降は展開早くて面白かった。ドン・ジョンソン久しぶりに見たかも。
また観たい。
それぞれの心の動きを表情に上手く表現されていて素晴らしい俳優人に魅了されます。ストーリーの流れも謎解きの快感も満足いく作品ですね。出来るだけ頭を空っぽにしてまた見たいと思わせてくれます。
上質。
どこか昔懐かしい上質なミステリー。
魅せ方が秀逸。
冒頭は展開も早く情報量が多すぎて
ついていけるのか不安だったけれど、
いつのまにかそんなことも忘れて。
時に登場人物の1人になったような、
俯瞰的に覗き見しているような、
疑われているような、疑っているような、
なんともテンポ良く巻き込まれていく感が
心地よい作品でした。
主演のマルタ役の役者さんの表情がいちいちいい!
きれいな混沌
最後まで安心して楽しめる物語。
全てにおいてオーソドックスな、舞台設定・家族の秘密・ミスリードからの返しで、王道ミステリーではあるんだけども、こんなにきれいにミステリーです!という仕上がりにするのはきっと難しいからすごいんだろう。
「富豪の85歳が亡くなった!友だちとして親しくしてる女性がいる!絶対男女の関係だ!」
思考がうるさく、マルタが遺産目当てで悪いことしてるんじゃ…と邪推してしまうくらいには最近のどろどろドラマで目を腐らせていた。
家族関係は悪いし、殺人は起きているし、マルタの特性は確かに汚い。
でも精神的に惑わされたり、心が拒否したり目を塞ぐような嫌なところがなく、エネルギーを使わずに見ることができる。
個人的には序盤の事情聴取シーンからずっと「英語が聞き取りやすいなあ、富豪一家の英語は勉強用に良いかも」
なんて思っていたのに、罵り合いシーンでの汚い言葉のオンパレードに笑ってしまった。
期待しすぎちゃったのかな、
いや面白いですよ、普通に。だけどあまりに王道すぎて、もう一捻りほしかったかな。
ゆる〜く軽〜く観るには良いよね。
だけどアメリカ人ってなんでゲロネタがお好きなんでしょうね。面白いの?笑えるの??
「ピッチ・パーフェクト」は大好きな作品だけどしつこい位にゲロゲロでそこだけは受け入れられなかったのよねぇ。
この映画でもウソ発見器のような使い方でコメディ要素になってるんだけど他の方法を考えてほしかったなぁ。
やっぱり私のように不快に思う人の方が少数派なのかな。それとも国民性の違いかな。
なんだか「アメリカ映画におけるゲロシーンの必要性について」みたいになってしまいましたが、こちらシリーズ化するようなので次作に期待しております。
このツィードスーツ野郎!
名探偵たるもの、いつだって英国式スーツでかっちり全身固めなくては。
古典的なネタを新鮮な味付けで華々しく魅せた、楽しいミステリー映画。
美しい衣装を纏った豪華俳優陣、舞台の館の造形と、ビジュアルだけでもワクワクしてしまう。
唐突に観客の目線と立ち位置をガラッと変えてしまう見事な構成に引き摺り込まれ、ハラハラが止まらなかった。
名探偵の推理モノを楽しむつもりで構えていたのに、激しい罪悪感とどうしようもない覚悟を突然突きつけられるんだもの。とんでもない。
エレガントなビジュアルとは裏腹に、佇まいはコミカルでポップな要素が満載。
「嘘をつくと吐く」というトンデモなマルタの設定なんて特に。
その奇妙な体質があるからこそ、彼女の人柄なんだろう。その奇妙な体質があるからこそ、しくじりとも思える行動に納得がいくことも。
クセの強すぎる家族がいちいち面白い。
家族って良いね。家族って素敵だよね。
ハワードにとって家族が家族だったように、家族にとってハワードが家族であれば良かったのにね。
ミステリー好きの若者刑事も可愛くて好きだった。
名探偵たるもの、推理お披露目の場にはたっぷりと勿体ぶり、まどろっこしく演出しなくては。
謎が解かれるに連れ、伏線が軽やかに回収される様のまあ気持ち良いこと。
ただ、爽快感の反面、もう一捻り更に一捻りがあるんじゃないかと若干期待してしまった。
ゲーム好きなミステリー作家なんて、どんなギミックが出てきてもおかしくはないんじゃないかと。いや全然十分面白かったけど。
懐かしい気持ちになりつつ、しっかり現代的なスパイスを感じる鮮やかなミステリー映画だった。
やっぱりミステリーは良いもの。良いものである。実感の一日であった。
英米混合の痛快本格ミステリー!
アガサの作品は比較的上品な物が多いけれど、舞台を現代のアメリカにした事で、ピリリとしたスパイスがかかっていて痛快!!
推理物に普段追いつけないような視聴者にも、丁寧な伏線回収でキチンと折り合いをつけてくれる。
容疑者の人数が多いにも関わらず、役者さんひとりひとりが大物なので、頭にも残っていくし、相関図も理解しやすいので安心して観れる。
小道具や邸宅にも注目です!
次から次に何かが起こっては予想が裏切られていきテンポもよく登場人...
次から次に何かが起こっては予想が裏切られていきテンポもよく登場人物がみんな個性的なのもあってか最初から最後までダレることなく面白かった😁
パンフレットのおしゃれポイント高いのもよき
007での共演にも期待
世間はアカデミー賞話題作で盛り上がる中、
正直なところあまり期待していなかったんだけど、
予想に反して楽しめた。
あまり書くとネタバレになっちゃうけど、
最後のどんでん返しも当然あります。
脱007を目指すかのような、少しのんびりしたダニエル・クレイグもよかったし、事件の鍵を握るアナデアルマスの存在感は素晴らしかった。
まだ詳しい事は調べてませんが、この二人は次の007でも共演との事でなんか期待しちゃいますね。
相変わらずゲロは品が無い
ウソをつくともどしてしまうヒロイン。なんじゃそりゃ。
薬の打ち間違いのくだり。そんなバカな。
というのが本作の主たる印象。
オープニングでは、会話劇で多数の人物を把握するのに一苦労した。
面白くなる中盤からは、犯人と思わしき人物が明らかになって刑事コロンボや古畑任三郎さながら名探偵との駆け引きドラマになる。
しかしその後、どんでん返しで実は‥‥。
という展開になりたたみかけては来るのだが、
なんか今ひとつやられた感を感じなかった。
そして、ラストのゲロシーンで全て台無し。
回収が鮮やか
伏線?がたくさん散りばめられているけれど、最後には全部回収しているので、モヤっとすることがなくとてもスッキリした終わり方。
登場人物1人1人の個性が強いのですが、それぞれに触れるシーンが少なく感じ物足りなさはあります。
2時間じゃ無理か…
ダニエルが好きなので見に行った。というミーハーな理由です。
007のときのような筋肉美を見せるシーンはなく、ツイードスーツで終始振舞っていますが、隠しきれない色気に大満足です。
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