スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼のレビュー・感想・評価
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囚われの殺人鬼
前作は、かなりグロい要素が多かったので、今回はどうなったのだろうかと観に行ってみた。
『囚われの殺人鬼』の名の通り、サイコパス浦野が牢屋に入り、まさかまさかの警察と手を結び、Mと名乗る殺人鬼をトレースしていくのだが、、、
相変わらず浦野を演じる成田凌の怪演が凄まじい。
もう成田凌という人間本体が、本当に浦野のようなサイコパス殺人鬼なのではないかと思えてくる程。
犯人だと思わしき人物が何人かでてくるなか、ひっくり返され、ひっくり返され、、最終的には全て浦野の掌の上で転がされていたも同然。
殺人鬼・浦野は、牢屋ではなく、人を殺すということに囚われているのかもしれない。
エンタメミステリー映画
恐怖心を煽られる描写は多めだけど、千葉雄大、成田凌、白石麻衣を味わうためのエンタメ映画。悩めるヒーロー、闇の深い前科者、可憐なヒロインをそれぞれが熱演していて彼らの魅力が引き出されている。カップルで観ても楽しめる思う。筋書きは凝りまくってはいないのかもしれないが、普通に十分にトリッキーであっと驚く結末になっていて楽しめた。
(2月29日、6月10日)
熟した千葉雄大を食う成田凌、複雑展開もしっかり回収するラストは若干見事
正直、前作を観ていない。それでもついていけるか心配ではあった。しかし、今回の主役は千葉雄大であり、前作を汲んでいない面では楽しめた。また、緊急事態宣言解除後初の映画ということもあり、心が躍った。やはり、大画面と音響は、大きい方がいい。
千葉雄大はどちらかというと、ストーリーテラー。囚われの殺人鬼という、タイトル通りといえばその通りだが、成田凌が真の主役に躍り出ているようなオーラ。狂気の演技が上手いだけじゃなく、芸人多用の中でもしっかりと相手を引き立てている。
ストーリーはとにかく複雑。素人で分かる範疇を超えるので、身を任せるしかない。それでも、しっかり落とした伏線を回収するので面白かった。しかし、種も多すぎるし府に落ちないところもしばしばだった。
スマホは危険、というテーマから始まるが、結局映画が終わって開くのはすぐスマホ。なんとも皮肉だが、気をつけたいという気にはなった。
看板に偽りはなし(笑)。本作ならではの恐怖と、衝撃の犯人。
【賛否両論チェック】
賛:主人公達が巻き込まれていく命懸けの捜査や、予想だにしない犯人とその動機に、終始ハラハラドキドキさせられる。主題歌も魅力。
否:前作の知識はあった方がイイ。展開はかなりのご都合主義で、ハッキングが万能に機能してしまうのも、どこか興ざめしてしまう。グロシーンもかなり多い。
前作の説明はあまりしてくれないので、やはり予備知識はあった方がよさそうです。
前作では、恋人がスマホを落としてしまっただけで、ヒロインが命の危機にさらされてしまうという展開が衝撃的でしたが、今回はスマホを落とす間もなく、影を持つ若き刑事・加賀谷とその恋人・美乃里が、猟奇殺人鬼・浦野をも絡んだ一大事件へと巻き込まれてしまうストーリーに、思わずハラハラさせられてしまいます。ただ最後まで観てみると、看板に偽りはなく、やはり今回も
「あ、確かに『スマホを落としただけなのに』だな!」
っていうのが分かるかと思います(笑)。
そして「誰が犯人か?」というフーダニットも、本作の魅力です。前作の浦野もそうでしたが、今回も「M」という謎のハッカーが暗躍する中、最後に明らかになる驚がくの真実は、ミステリーとしての面白さも充分に兼ね備えています。
ただ、ハッキングで何でもかんでも出来てしまう辺り、ご都合主義すぎて少し興ざめしてしまう感もあったりします。グロシーンなんかも多めですが、作品全体に漂う不気味な雰囲気に、King Gnuの主題歌「どろん」も見事にマッチする緊迫のサスペンスを、是非ご覧になってみて下さい。
すっきりした。
1を見た後の感想としてはとてもモヤモヤ感が残った。
それに対し、2の方は終わり方はすっきりしていた。
ハラハラもさせられとても臨場感があった。
しかし、スマホを落とし犯罪に巻き込まれてしまうという設定はどこに行ったのか?という根本的な設定のガバガバさを感じた。
残念な映画だったかなー
前作は見てません。
脚本が少しドラマの世界にありがちな展開を網羅しすぎてる気がします。そのおかげで、だいたい予想がついた展開になったし、現実味が薄い内容に感じて、キャストの「演技」してる感を感じてしまう結果になりました笑
恋人を救うハッピーエンド
味方だと思ってた人が犯人だった
そして少しそれを匂わす演出
行動の理由、犯罪動機が一部不明
陵辱シーン長くね?笑(白石ファンのため?)
途中、芸人の飯尾さんや、アキラ100%のそれぞれのキャラ設定を活かした演出と遊び心は個人的には好きです。
主人公にとってはハッピーエンド、ただ悪キャラを脱走させて逃してて最後は意味深なシーンで終わってるので続編を匂わせて終わってます。
作品単体としては最後は締まりの悪いエンディングになってしまいましたが、続編を通じて最終的には正義の勝利になるんでしょうかー、、、
ハッカー犯罪を追うよくあるサスペンスでした。
怪優・成田凌の独壇場
『愛がなんだ』等でも感じましたが、ここまで役に入り込んだ演技ができる俳優はいないのではないでしょうか。皆さまのレビュー通り、前作を経て浦野の素性が知れた状態からでも圧倒される怪演を見せてくれました。
■良い点
・成田凌の怪演(まさに独壇場)
・前作を超えるインパクト
・中田監督の展開力・表現力
・今田美桜等、演者が豪華
・前作との差別化(前作から一変、成田凌と千葉雄大がバディ関係にある)
■惜しい点
・トリックが多い分、少し無理があるがそれでも素晴らしい!
《余談》
・サブの題材である恋愛シーン
見ていて恥ずかしくなるほどのラストであり、白石麻衣も替えが効かなかったように感じます。
・ラストの伏線
最後の浦野が映る10秒程のシーンも、どんな伏線なのかさっぱり。。それもいいと感じてしまう!褒めすぎか。。
前作がそこそこ好印象で、 あの浦野の師匠登場でグレードアップらしい...
前作がそこそこ好印象で、
あの浦野の師匠登場でグレードアップらしいので、
映画館に足を運んだ。
序盤は冗長でなかなか核心に入らず、しっかり寝た。
中盤からは徐々に盛り上がり、
ラストも想定外の展開もあってまあまあ楽しめた。
しかし、千葉雄大は終始頼りなく(演技?)、
結局は成田凌の怪演の引き立て役でしかなかった。
犯人も途中から目星はついてしまう。
前作といいとこ同等、結局メインは浦野だった。
次作もありそうだが、BDで十分かも。
ハラハラドキドキ・・・ではない。
たまの休みが、映画の日と被ったのでこれは一つ何か観るかな。しかし、予告ではさして見たい映画もなく、期待せずに観たのですが、白石麻衣が健気で可愛かったな、しかも、女優としても華があり、今後が楽しみ。
さて、中田監督、呪怨なんかのときと違って、イマイチキレがないと感じます。ただ、現代社会のネットセキュリティ関連の恐怖は感じました。
もはや、できる人にとっては、個人情報なんて隠し続けることはできないんだなあ。と思わせてくれる点で、飯尾さんの役割は良かったですね。
印象
白石麻衣・・・ちゃんと演技している。某AKBのあっちゃんは見ていられなかったけど、上半身裸になったところや襲われたところも自身でやっていれば、良かっただろうけどボディダブルの可能性もあるな。キスはしていたと思うけど。でも、誘拐した時点で「我慢できねえんだよ」とは思う。劣情を催す点は実に理解できる。
千葉雄大・・・白石麻衣よりも顔が小さい。線の細い刑事役だが、ヒロインよりも顔が小さいのはダメでない?背も低いからキスシーンもバランスが悪い。あ、褒めていない。
飯尾・・・サイバー犯罪対策室長があれではアホすぎるだろう。
成田凌・・・キモイ異常者の役ハマってる。
井浦新・・・なぜ顔半分に火傷が、については回収しなかったな。あんなに目立つ公安なんていないと思うけど、最後まで犯人であるように見せた点はよかった。
プロット・・・異常者が脱走するのは、題名からも想起できたが、やり口が「羊」の下位互換なのはどうかと思うなあ。せめて、皮ぐらい剥いでほしかった。
スマホは落としてないのに…。
前作の流れに沿った2作目。今回は、スマホは落としていないのに、スマホの中身に、無料Wi-Fiを通して侵入され、個人情報が盗み見られる怖さを描いています。もはや、ハッカーにしてみたら、SNSの世界では、なんでも有りなんでしょうね。
ストーリーも、二転三転して真犯人に辿り着く展開は、思っていた以上に楽しませてくれました。ただ、「やっぱりそうだよね」って思える内容で、途中からは犯人も見通しつきました。
本作の立役者は、なんと言っても浦野役の成田凌。幼い頃のトラウトを抱えた猟奇的な囚人を見事に演じてました。特に、警官をトイレに頭を突っ込んで殺す場面は、観る者を震撼させます。このところノリに乗ってる俳優さんの1人ですね。
逆に、加賀役の千葉雄大は、ラブコメ映画ならともかく、囚人と渡り合うサスペンスの刑事役にしては、やはり顔が童顔で過ぎて、チョット合わないかな。
白石麻衣は、乃木坂から脱アイドルの作品なのでしょう。そこそこ頑張って、体を張る場もありましたが、役者としては、まだまだ勉強することがたくさんありますね。
それと、飯尾さんは嫌いじゃないけど、本作では正直、要らないし、サスペンスとしての緊張感を、台無しにしてました。
根拠なき安心感?
どこまで現実的かはわからないけど、面白かった。前作を観たときも思ったけど、つくづくスマホは危ないなぁ…と。
だけど、自分もそうだけど、多くのは人は「自分は大丈夫」と根拠なく思っている。
流行りのウィルスに対しても、そう思っている。
そういうことへの警鐘のはずが、ここまで極端に話が進むと、自分のこととして考えられなくなってしまうのも事実。
主人公の線の細さも気になったんだけど、これぐらいの方が良いかもね…。
次回作も楽しみ。だけど、次回作までには、彼女とは方向性の違いで破局していて欲しいです(笑)
演技もさることながら、表情が無さすぎる…。
中田監督なのに怖さゼロ
前作はなぜかキャッチーな感じと田中圭ブレークと相なって楽しませていただいた。2は駄目なパターンが多いのが通常。回避しようと思ったが暇なので観賞。
個人的な見解だが主役の千葉雄大がとにかく駄目。希代のベビーフェイスも主役だと何だろう台詞まわしから動きも含め残念。白石麻衣は逆に想像していたよりはマシでした。安っぽい演出に思えたのはお笑い芸人を大量に使いすぎ。原田泰造、アルコ&ピース平子、アキラ100%、ずん飯尾と乱発しすぎ。特に平子は上手い故にコントっぽくなる(劇団ひとりもそんな感じ)。
突っ込みどころも満載で、井浦新演じる公安が所轄の刑事を襲うわけないし、犯人の一人を簡単に射殺したりやり放題。白石麻衣をさらう音尾がレイプしようと人の多いサービスエリアに入ったりと理解不能の展開が続く。
良かったのは成田凌。こんなズッコケキャストの中では飛び抜けて上手。
総じて言えるのは時間あったらどうぞレベルかな。3も作りそうな雰囲気だが2で完結でいいと思う。
前作に引き続き面白かった
身近に危険が潜んでいる。
フリーwifiに安易に繋ぐだけで、簡単にスマホに侵入されプライベートを覗き見されてしまう。
自分たちが生活している現実でも犯罪に関与してしまう可能性が大いにある。
日々の日常でしっかり自分で選択して、ケアをする必要があると問いかけられていた気がする。
最後の最後までハラハラドキドキする展開で、飽きが来なかった作品だった。
途中途中にヒントとなる表情であったり、行動があるので思考しながら観ていくとより楽しめると感じた。
加賀谷(千葉雄大)が体を張って美乃里(白石麻衣)を守るシーンでは、現場で戦闘することが苦手な加賀谷が一生懸命に恋人のために戦っている姿は見事だった。
人には得意不得意があるけど、不得意なりに頑張ることが人を惹きつけるきっかけになるのかなと思った。
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