チャイルド・プレイのレビュー・感想・評価
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言葉の「危うさ」を描く『チャイルドプレイ』のススメ
ぼくたちの生活に不可欠な言葉。
本作は、その言葉の「危うさ」を描いた作品でした。
言葉はすばらしい。ぼくたちの生活に言葉がなければ、それはきっと、とても味気ないものになるでしょう。
何をするにしたって、言葉は日常生活について回ります。
そんな言葉も、完璧ではありません。
例えば、胸を打つようなステキな言葉に触れたとしても、すべての人が解釈を一様にすることは、きっとないと思います。
素直に感動する人もいれば、綺麗事だと吐き捨てる人もいるはずです。
言葉は、それ自体が持つ意味以上に、使い手や受け手の心が問われるものではないでしょうか。
詐欺や洗脳なども、この受け手の心理を狡猾に利用して行われます。
日常にありふれた誰もが駆使するツールだからこそ、ぼくたち一人ひとりが賢明でなくてなりません。
その言葉の意図は、真意はなんだろう。
使われた場面は、文脈はどうだろう。
対面なのか、声だけ(電話越しなど)なのか、それとも文面なのか。
情報が制限されればされる程、ぼくたちの汲み取る力、判断力が問われます。
言葉の持つ真意を、その正邪を見極める眼の有無が、絶対的に問われます。
動くはずのない人形が動く異様さ。
喋るはずのない人形が言葉を発する不気味さ。そんな従来までの恐怖とは異なり、ぼくたちの日常で起こり得る、よりリアルな怖さを今回のリブート作では見せてくれていたように思います。
言葉は最高だけど、最良ではありません。
救済にもなれば、迫害にもなります。
創造的でもあり、破壊的でもあります。
すべては、言葉に触れる人の気持ち次第です。
その面から鑑みると、作中に100%の悪はいなかったと思います。
人間もチャッキーも、被害者であり加害者でした。
「言葉には責任が伴うのだ!」
本作に描かれるバイオレンスのすべてが、ぼくたちに向けられた警鐘のように思えてなりませんでした。
鑑賞後に残るのは、コミュニケーションのままならない様を際立たせる、ひと握りの虚しさかもしれません。
兎にも角にも、第1作目とは様変わりした、現代のおもちゃ環境を的確に捉え、新しいチャッキーに命を吹き込んでいると思います。
気軽に楽しむホラー作品として、どうぞ。
【鑑賞満足度:★★★☆☆】
【オススメ度:★★★☆☆】
目新しさは、無い
こういったオゲレツホラーは久々に観て懐かしさしか感じなかった。一昔前は此の手の映画が次から次へと出てきて、で、シリーズ化して飽きられ消えていった。大袈裟過ぎてリアリティの無い死にざまと血しぶき、まさにB級感モロ出しでホント懐かしさしかない。
現代のAI化を導入しリアリティ設定のつもりだが、設定やストーリーや映像の陳腐さは一昔前と何ら変わらない。
『IT』のリメイク成功とは訳が違い、本作は完全にスベッた映画だろう。
イマドキのスリラー映画❗
星🌟🌟🌟🌟名作のリメイクのと聞いていたので楽しみにしてました❗ホラー映画と言うよりは、スリラー映画のようで怖さよりもストーリー展開を楽しむ作品だと思います❗欲を言えばもうちょっとチャッキーに活躍してもらいたかったのですが…正直ホラーやスプラッターが好きな人はちょっと物足りないかも、でも主人公の男の子が意外と上手くてハマって観ることが出来ました❗最初の作品は観てないのですが私個人は意外と楽しめた作品でした❗
Googleに対する警告か?(笑)
仲間に裏切られ、死ぬ直前にチャッキー人形に魂を移し復讐へ・・・
昔のヤツってこんな始まりだったような。
今回は人的要素によって、改造されたチップを埋め込まれたって設定。
しかも、精密機械を大量に生産しているとは思えない工場で。(笑)
しかし、可愛くないんだよねぇ。
後継機もなんだけど。
不気味さも減っちゃっているし。
この部分は、昔の方が勝っていたかな。
もっと表情豊かだったような記憶あり。
欠陥品が出回った事によって、惨劇が引き起こるってのは、設定自体は今の時代を反映しているのかも。
ってか、Googleが推進している「Google homeに対する警告狙いか?」
なんて事が頭に過ってしまった。(笑)
今の時代、スプラッター要素が無いホラーが増えたけど、これは頑張っているんじゃないかな。
また過去作のリブート?あれ面白いぞ
うーん予告からトイストーリーやアナベルへの挑発
これは期待できないか?
チャイルドプレイは1〜スピンオフまですべて見ました
3までが至高で、あとは蛇足、いつのまにかコメディ化してたりね
スピンオフは怖いチャッキーの復活で少し良かったけども。
今回のは顔からして、ん?チャッキー、なんかかわいくないぞ?
顔がちょっと今までのチャッキーの小憎らしさと可愛さがないんだよ〜
えー中身いまどきスタイルになってる?
最初は惰性でみていたが、AIならではの恐怖や今回は主人公への愛情の異常性が生んだ悲劇も相まっていいリブートとなったと思う。
コメディ性もバランスよく配置されていてちょっと笑える
ちょっとしたスターウォーズネタやまさかの悪魔のいけにえへのちょっとしたリスペクト
プレゼントは最高です
悪魔のいけにえも1じゃないところが通だね
でもあんなに子供達笑うかねー?
いまどきの子供達からしたら古きスプラッターはギャグなのね
とにかく後半はチャッキーにも感情移入できて悲しさもある
がスカッとするラストまで気持ちよくみられた
古きは13日の金曜日やエルム夢などのリブートはうーんって感じだったが今回のチャッキーは違うアプローチでこれはいい方向性へのリブートですよ!
ラストの歌は不気味としか笑
昔ほどの。。。
昔の「まだ生きてたんか!」ぐらいの執拗なチャッキーを見たくて
鑑賞に行きましたが、今回のチャッキーは機械という事でそれほど
丈夫じゃなかったようです。。
やっぱり初期の憑依系が良かったと思います。
リメイクとしてイマイチ
今回のチャッキーは最新テクノロジー企業が販売した、音声認識やセンサー付きカメラ、高解像度画像認識などの機能が付いた高性能人形。
同じ会社の製品~ドローンや車まで殺人兵器として使うのはそこそこ怖いが。
旧作のように、元が人間の呪術人形じゃないので、計画がザル。
時代に合わせて殺人や切断の瞬間がマイルドなのもあり、全体的に怖さが旧作比で半減。
リメイクとしては、いまいちな印象でした。
反面、(昔からよく言われていたけど)『トイ・ストーリー』と似ちゃった印象に。
もちろん、ホラーだし、旧作の方が『トイ・ストーリー』より前に作られているんだけど…
悪趣味なパロディっぽかった。
IT
以前のチャイルドプレイに郷愁を感じるおっさんたちばかりかと思ったら、
若者、それもR15をクリアして間もないようなガキンチョで溢れていた。
ほぼ満席で映画を観たのは久しぶり。
怖さという観点から言うと、私の思い入れもあろうが前作には及ばない。
IoTによってあらゆる機械がコントロールされてしまう新しさは興味深かった。
この映画の真の魅力は、ホラー的要素ではない。
主人公の男の子の成長の物語だ。
耳に障害があってスマホばかりで人間関係を築けなかった男の子が、
形はどうあれチャッキーを通じて仲間ができ、心を通わせていく。
特に、女の子はかっこいい!
ラストに向けての彼らの関係には心惹かれる。
母親を助けるため、仲間に迷惑をかけないため、
自らシャッタを占めた姿には自立を感じた。
ITに通じるものがある。
やっぱりかなりグロいので、その分は減点。
完全に別物
様々な機能のついたバディ人形をプレゼントされたアンディ。しかし、その個体はプログラムが改竄されていて…。
1988年の名作シリーズのリブート映画。人物の名前以外殆どの部分が変更されているが、ヤンデレチャッキーの恐ろしさは新鮮でこれはこれで面白かった。
ハン・ソロ
リブートと聞き、オリジナル版のTシャツを着て、はりきって鑑賞!かなり現代版になった、ハン・ソロイヤイヤチャッキー(笑)怖さは全くありませんでしたが、一番怖いのは彼の顔…あの人形買わない…イットにだいぶ寄せた、子どもたちが頑張るグーニーズ的ホラー作品でIT社会への警鐘や重たすぎる友情など深読みはできるが…家帰ってオリジナル版観よっと(๑˃̵ᴗ˂̵)
ホラー大好き人間
今回のチャッキーワールド楽しませてもらいました!
現代版のチャッキーって感じで機械で動くってのが気に入らなかったけど見てたら中毒になっていたw
やっぱりチャイルドプレイは昔の方が良きです!
現代版チャッキー!
旧作が大好きで、とても楽しみに観に行きました。
チャッキーのお顔に最初は違和感があり、旧作は愛嬌があったのに新作は可愛くない…と少しがっかりしていたのですが、観ていく内に所々の動きや台詞から、可愛いと思えてくるので不思議です。
ストーリーとしては、旧作とは全く異なり、現代に合わせた設定で、また違った面白さがあり楽しめました。結構グロいです。ホラーというより、スプラッタ色強めなので、苦手な方はご注意を!
主人公の男の子が可愛いのと、チャッキーの声優を務めるマークハミル氏の妙にハマってる演技が良かったです。(SWネタも少しありました)
旧作を観た事がない方でも全く問題なく楽しめます。また、この作品で旧作にも興味を持ち、シリーズを観るきっかけになったら良いなと思います。
眠たくならなかったけど、怖くなかった
スクリーンでホラーを観るのは20〜30年振りくらいかな?
本当は天気の子を観ようと思っていたんだけど、良い席が
予約出来ずこちらの映画に急遽変更。
少しはお化け屋敷っぽいドキドキ感を味わえるかと
期待していたけど、全然怖くなくてちょっと残念。
初代チャッキーは、当時かなりセンセーショナルがあった事を
覚えているけど、歳食っておじさんになったって事かな。
でもAIを持つロボットが家の中に入るのは少し怖いね。
その時はハンソロと名付けようかな。
イマドキなチャッキー
クラウドでネットに繋がったAI搭載の人形。それが本作のチャッキーだ。見た目はキモカワ系ながら,聴覚障害を持ち友人がいない少年アンディに寄り添う序盤のチャッキーは善良そのもの。しかし不良品ゆえ持ち主への一途すぎる友情が徐々にトラブルを招き始める。ここまでのチャッキーはいわば〈暴走するAI搭載玩具〉と言えるが,チャッキーがもたらすトラブルの数々は,いわゆるシンギュラリティ問題を嫌でも想起させるので非常にリアル。
科学の結集「チャッキー」
旧作では、殺人鬼の魂がブードゥーの秘儀により人形のチャッキーに宿り、アンディの肉体を奪うために襲いかかるというオカルト的なお話でしたが、リメイク版今作では現代の科学力を結集した家庭用AI人形「バディ」が人を襲うという科学が発展した現代的な脚色をした作品。
刃物を持って襲いかかる従来のチャッキーとは違い周囲のAI機器とリンクし多彩な攻撃を仕掛けてくるという斬新なパターンも用意されています。
周囲の状況や主人公アンディがうける叱責などを捻曲がった解釈して独自に殺戮的なプログラムを構築していくチャッキー。従来のホラー作品からは一風変わった、超常現象に頼らない「AIによる世界の支配」の恐怖を描いた作品と言えます。
物語もテンポよく進み、ストーリーも筋が通り、文句なし。往年のホラー映画オマージュも必見。
少しながらモヤになる箇所が見られたが総合的完成度が払拭し、問題なし!
期待していなかった分、思わぬカウンターを食らったかのような良作です
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