イエスタデイのレビュー・感想・評価
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Beatlesと愛の普遍性
特別Beatlesのファンて訳じゃありませんが、どの曲も聴き馴染んだ環境音であり、どんな形で歌い直されても、胸に刺さる普遍性を再認識しました。
時代が違ってもそこまで大ヒットするかなぁと若干疑念も過りましたが、古臭さを全く感じないtimelessな普遍性に、その疑念も吹っ飛びました。
主軸となる恋愛ストーリーは、いたってシンプル。
名声を得ることで、失う愛。
でも、何を一番大切にすべきか、教えてくれたのもBeatles。
金と名声を持たないことで、得られる幸せも、永らえる命もあるのでしょう。
事情を知らない78歳との語らいこそが、最大のハイライトでした。
恋愛の顛末は予定調和に落ちるけど、愛を取り戻す大団円にも普遍的な魅力があり、涙腺が緩み、幸せな安堵感に包まれました。
ビートルズと共に生きる
この世界にビートルズは存在しない。
知る、ごくわずかな人間として主人公はビートルズを体現する人となる。
おかげでもたらされる人生の様々な出来事。
けれど行き詰まったそのとき主人公を助けたのも、いわば生けるビートルズだった。
ビートルズを愛する人の手による、もしビートルズの楽曲のように生きて行けたら、
そこに込められたメッセージのまま生きられたらどれほど幸せだろうか。
そんな気持ちを感じる、心癒される1本だった。
しかし、当方それほどビートルズに詳しくなく、歌われている曲の背景を知っていたならもっと作品を楽しめたのにと悔しい。
なんだか頼りない主人公にやきもきするものの、好感が持てるのは誰にも身に覚えのあるそれこそがリアリズム、というやつか。
それにしても有名なあれやこれやが存在しないパラレル世界の喪失の基準や、いかにw
設定が面白い
アマゾンプライムにて鑑賞。
「もしビートルズがいない世界に迷い込んだら」というイフの世界が舞台なのが面白い。
でもそこからは予想できる展開が続くだけで意外性はなく、ラストは無難な終わり方を迎える。
ビートルズ!
この世にビートルズがなかったら⁉️という面白い話、ただ、展開は少しジリジリして、なかなか気持ちが入り込めない主人公のじれったさとか、笑えるところの演出が、私にはしっくり来なくて、どうせならものすごくおもしろくしてくれるか、すっきり普通に展開して欲しかったな。
でも全編通して、マネージャーのエリーのリリージェームズの切ない笑顔がやはり素敵。そしてなにより、ビートルズの曲を久しぶりに耳にして、それだけで感涙。
ルール違反の映画だけれど楽しめばいい。実際、楽しいし。
映画を構成する要素として、音楽がいかに大切かを、あらためて実感させてくれる映画です。ビートルズの楽曲を使うのは、普通の映画ならあり得ないけれど、このストーリーなら大手を振って使える。サクセスストーリーと、なかなか成就しない恋愛をビートルズ音楽でパッケージすれば、楽しくないわけがない。ストーリーの多少の無理は無視して、どこかに隠された意味探しなんて頭を使わず、単純に楽しめる映画になっています。
でも、ちょっとセコイ。
主人公ジャックは、自分からわき出したものではない音楽を利用して、富と名声を手に入れることに罪悪感を覚え、普通の生活を選択する。彼女との愛を大切にして、つつましやかな幸せに足るを知る。ジャックの生き方、映画のベタな着地点に、見る者は安心感と共感を覚えるわけです。
でも、映画の制作者達はビートルズ音楽を利用して、富と名声を手に入れているじゃないですか。ビートルズ音楽を使いまくりの映画なら、そこそこヒット間違いなし。この映画のコンセプトを思いついた製作者は、きっとニヤついたに違いないと思うのです。
ジャックのように才能のない凡人は足るを知るべきだけれど、才人は違うのだよ、という事でしょうか。
ま、つべこべ言わずに、製作者たちの手のひらの上で、単純に楽しんでいればいいのですが。実際、楽しいんですから。
それにしても、自分の中からあんな音楽がわき出してきたなら、本当に幸せだろうね。やっぱ、ビートルズは偉大です。
時間配分を変えてたら
前半は笑いのタイミングを捉えてて、テンポ良かったんですが、後半がなんだか・・・。
ビートルズの曲を出したらどうなるか、どんな悩みを持つことになるのかが話の主軸になるはずなんてすが、有名になったために地元の女と会えなくてすれ違うという、そりゃ普通のミュージシャン映画だろってシーンがやたらと長くて無駄になってました。
いや、あの彼女も大事な役割ですし、ストーリー上避けては通れないんですが、ちょっと時間配分を変えてたら違ってたでしょうね。
ビートルズ大好きの友人に
勧められて観ました。
主人公に感情移入とか共感とかがあまりなかった、好みの問題だと思う。でもヒロインの幼なじみの女性がとても可愛くて引き込まれた。見た目がとても可愛いいし、性格も一途で更に可愛い。
不満点
ワープ?異世界?でもビートルズを知っている2人の謎が残ったまま…。
最後にライブのMC中に彼女に告白するシーン。自分が売れるきっかけを作ってくれた恩人が自分が振った彼女と付き合うことになったの知っていて、2人が客席にいることを知っているのに、サプライズ的に彼女をライブの映像で映して告白。そして略奪。
なんだかここでも主人公には共感できなかった…。
でも、すごく面白かった!というのが全体の感想。
1番グッときたのは、ホテルでhelpを歌うシーン!
迫力があって、本当に助けを求めている切実な感じが出ていて、ものすごくかっこよかった!!
老いたジョンレノンに会いにいって、彼は絵描きになっていた場面もいい。ジョンレノンソックリ!!神々しい場面だった。
音楽界の大物役にエドシーランという人が実名で登場していた。しかも結構がっつりとストーリーに絡んできて、展開に必要な人物だった。エドシーランに詳しくて好きだったら、そこも楽しめたんだろうなと羨ましくなりました。
ビートルズの曲を大音量で聴きたくなりました。
ビートルズがいないハッピーエンドの世界
「〇〇がない世界」を描いたパラレルワールドの物語にかつてハッピーエンドがあっただろうか。まさかリアルに戻らず終わるとは思わなかった。夢落ちや「世にも奇妙な物語」の様な後味の悪い終わり方になるんじゃないないかと不安させる展開。終始ハラハラさせられた。シナリオがとにかく上手い。レット•イット・ビーの歌い出しを邪魔するくだりもまんまとハメられた。あとエドシーランガッツリ出すぎ。エンドロールまで監督を知らなかったけどダニーボイルと知って納得。キャラの活かし方、人類愛に満ち溢れた素晴らしい映画。UKをより好きになりました。
if
基本的に楽しい映画なんだと思って、そういうテンションで映画館で鑑賞しました。
実際、にやにや笑ったり、うっそーと突っ込んだり、細かいネタ(ストーンズやオアシスのくだりとか、潜水艦とか)にくすぐられたりしながら、音楽も楽しめました。
まさか、鑑賞後慌ててトイレに駆け込み泣いてしまうとは思ってもいませんでした。
あの人に会えるなんて、考えてもいなかったから。
自分の真ん中から何かが突き上げてきました。
なくなってしまっても、時間がたっても、たくさんの人の中にずっと存在していられる音楽を作ったあの人は偉大だ…
ベタだけど、そこがいい
ビートルズを誰も知らない世界でただ1人、ビートルズを知ってる売れないミュージシャンが、ビートルズの曲を歌ってスターになるって話。
まあ、展開はベタなんですけど、人生で大事なものとは?っていうのが明確に描かれていて、読後感というか、ハッピーエンドになるのが、すごく心地いい。
…でも、今の時代にビートルズが出てきて、当時のようにヒットするかっていうと…どうなんでしょうね?
あと、ジョン・レノンらしき人が出てくるんですけど、どういう人生を送っていたのか、実際曲を作っていたのか(この映画上で)、その辺がうやむやでわからなかったのが、ちょっと残念。
コーラ、タバコ、ビートルズのない世界
はじめは売れないミュージシャンが
ビートルズの曲で売れていくペテンの映画で
どこかでバレて不幸が訪れるのではないかと思ってみてたけど
肝心のジャックがインタビューで嘘をついたり
エドとの勝負でズルするんだけど全然悪い人にはみえなくてどんどん好きになる。
ビートルズの曲が少しずつ変わって世界に広まることの罪悪感といつかバレるかもという恐怖のなか
出会った人
そして、、、
あの海辺のシーンは本当に美しくて!
エリーとの恋はあんまり必要性を感じなかった私ですが
ラストのオブラディ.オブラダがとてもハッピーなシーンだったのであのラストになるなら良いかな。
偉大な楽曲は誰が歌っても価値があるか?
ビートルズの曲が存在しない世界の話。
設定が面白い。
楽器が弾ける人ならとりあえず片っ端から曲を書いていくよね。
試される記憶力。
ただ、名曲ってやはりその時代に必要とされる歌詞や旋律があるんだなぁと感じた。
良いものは良いけど、制作背景の伴わない歌に、果たして人を魅了するだけのパッションが宿るだろうか?
アイディアの面白い映画だなーと頭を使わないで見てほしい。
あと、マイケルジャクソンは存在するかググって欲しかった。
許せない
人が努力して一生懸命作った楽曲を卑怯者のクソ主人公が丸々パクるだけで
観る側に明確に伝えたいことも特に無い音楽を馬鹿にしたクソ幼稚なクソシナリオ
最後まで観させて頂きましたが、正直、ビートルズとゆうバンドを使ったクソ映画監督の金儲けだけしか頭にない害悪のクソ映画だと思います。
映画監督にはこのクソ映画を無駄な金かけて作った事を本気で猛省してほしい。
昨日の自分を取り戻す話
ビートルズがいない世界になってしまったら。
そんな面白い設定で描かれるコメディ。
ビートルズだけじゃなくて、コカコーラとかもなくなってたりして終始コミカルに描かれる。
ビートルズがいなくなったことを調べるのに人に聞くのではなくGoogleで検索するというのが現代的ですよね。
ビートルズの曲は映画全体を通して多用されてるけど、主人公のその時の境遇や気持ちを代弁になってるのも面白い。仕事と彼女のどちらが大事かという場面ではヘルプが歌われたりしている。
イエスタデイは映画タイトルだけど、まさに主人公の境遇のように、昨日=大事にしていた本当の自分の気持ちを取り戻す話となっている。
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