劇場公開日 2020年11月20日

「コロナの影響で曇りっぱなしの自分の眼が情け無い」ばるぼら グレシャムの法則さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5コロナの影響で曇りっぱなしの自分の眼が情け無い

2020年11月28日
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鑑賞方法:映画館

いわゆる芸術作品の評価の一面として、何かの方面で才気あふれる人が独りよがりの表現をして、それが一部の、或いはもう少し広い範囲の人たちから熱狂的に評価されるというケースがあると思います。評価した人の中にそれなりの人がいれば、更に評価自体が権威付けられたりして、本当はよく分からないながらも良いものだと思って受け入れる人(私みたいな)が増える。そういうことがあると思ってます。

しかしながら、コロナや世界的な気候変動のように、ある意味で地球に暮らす人類全体に対して、極めて平等になんの差別も格差もなく襲ってくる災い(対応能力の環境格差の話は別として)に直面しているさなかだと、なんだか微妙でした。
運が悪いというか、タイミングが悪いというか。

あくまでも私の個人的な心の持ちようの問題なので、普遍性も説得力も無いとは承知のうえですが、〝今観るべき映画〟とはどうしても思えなくて、ちょっと落ち込んでます。

何を言ってるんだか、よく分からないレビューになってしまいました。
すみません。

グレシャムの法則
七星 亜李さんのコメント
2020年11月29日

コメントありがとうございます。いつもレビューを拝見し、参考にさせていただいております。
私は、実は、稲垣吾郎さんのファンで、昨年の東京国際映画祭で、ばるぼらが選ばれていたこともあり、とても期待していました。
しかし、実際見てみて、おしゃれだと感じたのは、最初のテロップのみ。
映像は、逆に今の時代感に合っておらず、ゴミ溜めのよう、、、が本当にただの汚いゴミにしか見えず、ストーリーも美倉の倒錯具合の中途半端さ、ラストに向けての雑さが目立ち、撮影監督をクリストファードイルに任せたことにより、編集で切りたいところも切れずに、最後、手塚眞監督が、自分が手塚治虫さんの息子だから、自分の作りたいように作っても話題になるんじゃないかという甘えが見えたのです。
素人がわかったようなことを言うべきではないかと思いますが、素人で、ファンだからこそ、率直に忖度せずに感想を書かせていただきました。
少しでも共感していただけてうれしいです。

七星 亜李
グレシャムの法則さんのコメント
2020年11月28日

返信不要とのことなので、こちらで。
落ち込んでる、というのは、自分の精神状態の振れ幅がいつも大きくて、映画の感想も直ぐにその状況に影響されることへの情けなさを自覚して、ということです。本当は、どんな社会情勢であろうと(作品自体は、公開時期の状況など想像もできない中で完成してるのですから)もっと客観的に見ることが出来ればいいのに、それが出来ない自分への歯痒さ。
不謹慎とか何かへの批判や不満などの意図は一切ありません。いつも言葉足らずで申し訳ありません。

グレシャムの法則
NOBUさんのコメント
2020年11月28日

追記
 少し、上から目線のコメントになってしまいました。ご寛恕願います。

NOBU
NOBUさんのコメント
2020年11月28日

今晩は。
 ”今観るべき映画〟とはどうしても思えなくて、ちょっと落ち込んでます・・”
 私は、今作のデカダンス風味が気に入り、高評価をしました。現況を鑑みると、不謹慎かもしれません。けれど・・、
 世情の厳しき状況を一時でも忘れさせてくれるかもしれない・・、そして、もしかしたら仄かな希望を持たせてくれるかもしれないのが、映画ではないでしょうか。
 それを求めて私たちは、映画館に足を運ぶのではないでしょうか。
 自分の嗜好と世間の現況に合わなくても、落ち込む必要など全く無いと私は思います。
 ”グレシャムの法則”さんのレビューはいつも楽しみにしていますので・・。
 では、又。返信不要です。

NOBU