劇場公開日 2020年11月20日

「60’s on 20's」ばるぼら アモルフィさんの映画レビュー(感想・評価)

3.060’s on 20's

2020年11月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

原作呼んだのは30年以上前になります。
原作の記憶はほとんど残ってません。
手塚先生はスターシステムをつかいます。
最初稲垣さんを見たときはロックそっくりだと思いましたので主人公は自然とロックだと勘違いしてみてました。ロックはどちらかというとヒールで頭が良く利己的でずるがしこいというキャラ。
美倉洋介は全然違うキャラなのに・・・最初、思い込みで全然違うキャラをあてはめてみてたため混乱してのですが、意外になじむ、眞監督は美倉をロックで撮りたかったのかと思えるほどに馴染んでました。
二階堂さんのばるぼらは、稲垣さんのロックに比べるとソックリというわけではありませんが雰囲気はちゃんとばるぼらでした。その辺は流石です。手塚作品にでてくるフーテンの女性のエッセンスが入った違和感のないものになってました。

街の絵は現代の風景なのに、なぜか60年代の混沌感がありサイケデリックに落書きされてもいましたが世界観も再現できたのではないでしょうか。

アモルフィ