劇場公開日 2019年6月21日

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きみと、波にのれたらのレビュー・感想・評価

全169件中、141~160件目を表示

4.5この波に乗りたい

2019年6月22日
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これ、いいよ!
『夜明け告げるルーのうた』並み、いやそれ以上かも。
個人的には、10〜20代女性に向けた少女漫画的な傑作。
ある種、80〜90年代のアイドル映画っぽいテイストもあり。

恋と自立。
心のあり方。
人を愛するということ。
染みるなぁ。

湯浅政明 監督+脚本 吉田玲子の破壊力。
日常会話から、好きな気持ちが増していく変化や、人としての成長もわかる。

作画もよかった。
流行りの派手でち密な描写ではなく、キャラが自然でリアリティがある。
デフォルメされた絵柄なのに、着こなしやしぐさが、本物の女の人を想起させる。

省略と強調の妙。
全てのクオリティが高い。
素晴らしい作品だった。

前半、乳繰り合う部分が陳腐に感じたり、後半の幽霊が起こす奇跡の表現が古臭く感じたりする人には、馴染めなく低い評価になる可能性もある。
好き嫌いは分かれるだろう。
特に、少女漫画の文法に馴染みない男性などには。
EXILEが苦手だったら100%合わないだろうし。
しかし、そこがいいのだ。

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コージィ日本犬

4.0ビッグウェーブ

2019年6月22日
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髑髏ももこ

3.0んーgenerationの為の映画?

2019年6月22日
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泣ける

単純

幸せ

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FU CA

4.0他人から見た自分像なんて案外いい加減でアテにならなくね?

2019年6月22日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

2〜3回鳥肌立った!!

ひとつはひな子の部屋で、港くんと踊るシーン。僕にとっては「これぞ湯浅政明!」というイメージの、人間の手や足がみょ〜〜んって伸びたり、身体がくにゃ〜〜んってなる感じの演出。しなやかだし、ゆるやかだし、開放的な気持ちよさに鳥肌立った場面だった。

ふたつめは、クライマックスのトンデモサーフィンの場面。こちらはダイナミックで、スピード感があって、やっぱり観心地がすんごく気持ち良くって鳥肌が立った。

満足満足。

お話全体としても、僕はまあまあ好きな話だった。

「大衆向きで、ありがちで、『ゴースト ニューヨークの幻』的なラブ・ストーリー」っていう声もあって、たしかにそういうパッケージではあるけれど、その中身は案外トガッてた印象だったな。

「今ッ!オレたちはッ!スクリーンから何らかの精神攻撃を受けているッ!!??」と思わされるような、作り手の悪意のこもった(笑)主人公カップルのイチャイチャっぷり。

港くんが亡くなってから、その幽霊(?)とひな子が意思疎通できるまでの“Jホラー”な演出。図書館の天窓の水滴文字の表現とか笑った。

その後港くんの幽霊と意思疎通ができてからのひな子と、周囲の人間のギャップ感はもう、“サイコホラー”のジャンルに突入してた。

「風呂敷の畳み方」は、ファンタジーアニメにしてもラブストーリーにしても、わりとありがちなところに着地させていたけど、
「風呂敷の広げ方」については、クセがあって面白かったと思う。

僕がこの映画を嫌いじゃないのは、個人的にはこの物語、

「他人から見た自分像からの解放」を一貫して描いてる

ような気がするからだと思う。

とても象徴的なのは、主人公カップルの名字。ひな子の名字は「向水(むかいみず)」で、よく“むこうみず”と間違われる。港くんの名字は「雛罌粟(ひなげし)」で、そもそも読める人がほとんどいない。

港くんに対する周囲のイメージは「なんでもデキる系イケメン」で、港くんが亡くなってからのひな子に対する周囲のイメージは「恋人に先立たれて頭がイカレちゃった可愛そうな娘」だった。

その2人が愛を育んでいくシークエンスは、観客からすれば「バカップル」という印象を持つように誘導的に描かれてる。

後輩のワサビくんも、妹ちゃんも、「自分がこうありたい自分」を見つけられずにいたり、隠さずにいられなかったりで悶々としてる。

そういう差分に対して、「自分らしく生きればいいのよ!」とか「そのままの自分でいいんだよ!」とか「レリゴ〜レリゴ〜♪」とかのメッセージを伝えようとするとき、多くの物語や楽曲は、「自分らしさの大切さ」とか「自分の夢の尊さ」とかを高らかに謳い上げるけど、本作での伝え方は、「他人から見た自分像なんて案外いい加減でアテにならなくね?」というアプローチなのが暑苦しくなくてイイなと思った。

また「自分が勝手に作り上げた他人像からの解放」も同時に、ワサビくんの目線を通して少し描いてるのも心強い。

どちらにしても「ひとつの波」に翻弄されるより、見送っちゃてもいいって話。

「波なんていくらでもやってくるから、自分がこれだと思った波に何度でも乗ってみようとすればいい。でも、水に沈んだままじゃ前には進めない。」

そういう物語だったと僕は思う。

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ウシダトモユキ(無人島キネマ)

5.0BrandNewStory

2019年6月22日
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鑑賞方法:映画館

この映画の主題歌BrandNewStory は本当に、
この物語に、重要な曲となっています!
鑑賞するときはBrandNewStory を
予習してから鑑賞することをお勧めします。

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sh

0.5観に行ったことを後悔…

2019年6月22日
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鑑賞方法:試写会

単純

試写で鑑賞しました。
湯浅監督作品と聞いて期待していたのですが、はっきり言って時間を割いて観に行ったことを後悔するレベルの作品です。ある新聞に「思い切ってギアを変えた」と湯浅監督のインタビュー記事がありましたが、ギアチェンミスでは????と感じました。
また、映画を通して繰り返し歌われる曲にはうんざりしました。ファンは嬉しいのでしょうが……
他のキャストはともかく、川栄さんは声優業も問題なくいけるほど、泣く演技以外の声当てが上手でした。他のキャストはともかく。
最後に言えることは、お金を払って、時間を費やして、観に行くべきなのか、よく考えた方が良い映画ということです。

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ぽんぽん

4.0水と音楽との親和性をベースに、深い喪失から徐々に再生していく人々の過程を色彩豊かに描く良作

2019年6月22日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

湯浅監督の掌中の珠であるテーマをベースに、アニメーションの名脚本家、吉田玲子さんが書き下ろした秀逸なストーリーに魅了される。登場人物たちの幼き頃の繋がりが明らかになる過程は勿論、クライマックスの「水」が最前面に出てくるシーンには息を飲む。あのようなシーンこそ、アニメーションでしか描けない(実写でもCGで表現は出来るのだろうが、ちょっと違うんだよなあ)ものだと思う。幅広い年代に響く作品だと思いました。

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NOBU

2.0もったいない映像美

2019年6月22日
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鑑賞方法:映画館

単純

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フェラーリ

0.5ラブラブなカップル(だけ)にオススメ!

2019年6月21日
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「○○君はずっとそばに居てくれる?」
「当たり前だ。ばーか」
と言いながらカップルで見る映画。他の方には時間の無駄。川栄さんの演技はすごかった!
以上、そんだけ笑

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いんでお

2.0誰のための作品なのか

2019年6月21日
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鑑賞方法:映画館

河瀬直美監督が、ちょっと前に岩田剛典をキャストにすえて『Vision』という映画を撮ったとき、「あれ、河瀬監督どうしたのかな」なんてことを思った。

河瀬さんといえば『殯の森』や『あん』などで知られ、カンヌのパルムドール受賞経験もある、有名かつ実力もある監督だ。そんな彼女がなぜ”がんちゃん”を…と訝しく思ったら、何でもLDHが制作費を出していたらしい。

おそらく、LDHにはそういった芸術方面のフォロワーを増やしたいとい狙いがあるのだと(勝手に)推測しているのだけれど、本作もきっとそうなのだろう。
実際、リアルサウンドにて脚本家・吉田玲音さんのインタビューが掲載されているが、今回のキャストはEXILEの方だけは最初に決まっていて、彼をベースに港を造形していったらしい。

じゃあ、なんで湯浅監督はLDHと手を組んだのか。お金のことはよくわからんけど、やっぱり間口を広げたかったんだろう。今回は若者に、アニメを観ない広い観客に向けて作られていることは明らかなのだから。

それは成功したのか?
興行収入をみてみないとわからんけど、期待はできないと思う。俺は、全然おもろしくなかった。監督の大ファンだけれども。

でもこれで、若者にも受けなかったら、これは誰のための作品だったのだろうか。「大衆にはうけなかったけど挑戦したよね」なんて留飲を下げるアニメ玄人のための作品になってしまうとしたら、とてもくだらない話だ。

せめて、監督のための作品であって欲しい。次回作、もっと間口の広い形で上質なアニメーションを、「夜明け告げるルーのうた」で見せてくれたような、素晴らしい「命」をもう一度、今度こそ若者へ、多くの人へ届けて欲しい。

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もりめろん

5.0初日舞台挨拶にて

2019年6月21日
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初日舞台挨拶で見ました!!!
感動しました泣
片寄涼太くん、川栄李奈ちゃん、伊藤健太郎くん、松本ほのかちゃん、声優上手だった!!!!!
また会いたいな〜
勇気がもらえる映画です!

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あやこ

4.0きみと、波にのれたら

2019年6月21日
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2828saga2018

3.5もしも湯浅政明がティーンムービーを撮ったら

2019年6月21日
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鑑賞方法:映画館

もしも湯浅政明がティーンムービーを撮ったとしたら、っていう非常に贅沢なifを観れました。

三部構成のお手本のような脚本は王道から外れないように慎重に慎重に。
そして湯浅アニメーションの視線の縦横無尽さや、なめらかな体の動きの快感はもちろん随所と随所に。

特に前半の恋の始まりの日常描写が素晴らしく、後半はあの輝きが基準となってしまつのでどうしても地味というかになってしまうけども、この物語の強度を出すにはやはり前半の圧倒的なキラキラは必要だ。

それをどう一本の映画にまとめるかが監督の力量なのだけど、それを水からの脱出劇のアクションで力業で持っていく。
さすがだなー、と。

あと、マインドゲームのラストのあの脱出劇的な感じもあってファン的にはグッときました。
きっとある心地よい場所や空間からの脱出、っていうのが湯浅作品の中での共通テーマなのだと思うと、この作品もやはり湯浅印が強く押された作品だ。
全然大好きっ!って思いました!

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あした

2.0GENEファンにはオイシイ映画です

2019年6月21日
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主題歌を劇中でも何度かひなこが港を呼び出す度に歌うので、見終わってからも主題歌が頭から離れませんでした。

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双葉

2.0良いところと悪いところ。

2019年6月17日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

幸せ

萌える

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まぐだよ

3.0作家性と大衆性の絶妙なバランス。だからこその物足りなさ。

2019年6月14日
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すっかん

1.5雑誌『Fine』

2019年6月14日
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鑑賞方法:試写会

幸せ

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いぱねま

3.0正直期待値0で見たが

yさん
2019年6月14日
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0からだとそこまで酷い映画だとは思いませんでした。他の方も仰っていたが、確かにありがちなストーリー。絵も特別際立っている特徴があるかというと、そんなことはないですね。リアルかファンタジーに寄せるかどちらかにして欲しかったです。
ここ数年、ストーリーも絵も魅せ方も抜群に上手いアニメ映画は爆発的に増えているし、その中でありがちなストーリー、いわゆる普通のアニメ映画だと受け入れられない人は多いと思います。求めているレベルも上がってはいますが…。
良いところをあげるとすれば、変に構えて見る必要がないというところ、少し伏線のようなものがあるところ、登場人物が少なくて理解しやすいところですかね。
普段からアニメ映画を見ている方で、特別キャストのファンとかでないなら、期待値は低くしてから見たほうがいいと思います。

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y

5.0感動した

2019年6月14日
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泣ける

笑える

悲しい

試写会に行きました。主人公の恋人の男の子(港)が完璧すぎて、物凄くかっこ良かったです。川栄ちゃんは凄過ぎます、声優上手すぎます。水が綺麗でした。友人や家族、恋人、誰とでも絶対に楽しめる映画だと思います。多分、泣く人多いと思います、悲しい映画です。あと、この映画を最後まで観れば誰でも主題歌のサビが頭に残り、口ずさみたくなります。
2、3日は頭から離れませんでしたね。

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・音楽初心者

4.0水と波、食べ物の描写、主題歌、川栄さん

2019年6月14日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

笑える

悲しい

試写会が当たったので、感謝も込めて感想を。
小6の娘と見ました。彼女的には、ハッピーエンドでないのは不満げでしたが、総じて良かったとのこと。

出だしは本当にあまーい二人のお話です。
気むずかしい質の方は、このあたりで拒否反応を示すかもしれません。

緩い感じで始まりますが、後半は、湯浅監督の前作を彷彿とさせるちょっとぶっ飛んだ描写もあり、圧倒されつつ、ファンタジーに振れますが、最後は地に足をつける感じで終わります。

喪失感を抱えつつ前に進んで行くしかない、なんとも言えない孤独感と苦しさが残り、かなり泣かされました。

食べ物、水と波の描写、そして、主題歌と川栄さんがとても良い。

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小ぴママ