劇場公開日 2023年9月22日

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「前半部分と後半部分がガラッと変わった映画」バーナデット ママは行方不明 M.Joeさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0前半部分と後半部分がガラッと変わった映画

2023年10月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

前半部分の近所との揉め事や夫婦のすれ違いなどホームドラマとしての日常を描きつつ、いろんな問題が次第に明るみに出てくる。
主人公のバーナデット(ケイト・ブランシェット)は、彼女の人生の栄光と苦難をへて現在があるが、周りの人たちは振り回されている。

主人公のケイト・ブランシェットはとても迫力があった。感情のうねりや怒り、喜びなど。ただ、彼女の離すスピードが早く日本語字幕ではすべて追えないので、ちょっと分かりづらいところもあった。
夫役のビリー・クラダッブは、感じのいい男性でIT企業に勤め、プレゼンテーションをしている様子など見ると、かなりの優秀な人材である。

後半の南極へ行くところからの流れはちょっと無理または出来過ぎ感があり、個人的には物語の流れにうまく入れなかった。

一緒に行ったアメリカ人の友人はとても良かったといっていた。映画館を出てコーヒーを飲みなが話した。解説してもらってやっとポイントが分かった感じである。
それにしても平日昼間であるが、お客さんもたくさん。その多くは女性であった。

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M.Joe