劇場公開日 2019年10月18日

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「役場に事業の融資を頼んだことが集落の班長の気に障った。 班長の頭越しだったという理由で。 些細なことで村八分となった佐藤浩市はついに事件を起こしてしまう。」楽園(2019) ドン・チャックさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0役場に事業の融資を頼んだことが集落の班長の気に障った。 班長の頭越しだったという理由で。 些細なことで村八分となった佐藤浩市はついに事件を起こしてしまう。

2022年10月12日
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鑑賞方法:VOD

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動画配信で映画「楽園」を見た。

劇場公開日:2019年10月18日

2019年製作/129分/G/日本
配給:KADOKAWA

綾野剛37才
杉咲花22才
佐藤浩市59才
柄本明
村上虹郎
片岡礼子48才
黒沢あすか
根岸季衣
石橋静河25才

長野県の集落で小学生の女の子が失踪する事件があった。
未解決だった。
その12年後にまた同じような事件が起こる。
根拠もなく疑われた綾野剛は灯油をかぶって焼身自殺をした。

集落内で便利屋的な存在だった佐藤浩市は皆から慕われていた。
しかし、役場に事業の融資を頼んだことが集落の班長の気に障った。
班長の頭越しだったという理由で。

些細なことで村八分となった佐藤浩市はついに事件を起こしてしまう。

理不尽な2つの事件ではあるが、
柄本明のことばに答えがあったと思う。

「皆、誰が犯人なのかわからないのが不安なんだ。
誰かが犯人だと判れば安心できる。」

個人的に田舎暮らしに少しあこがれがあったが、
この映画を見て無理かもと感じた。

片岡礼子が「帰郷」(2004年、30才)のときと比し、
いい意味で年をとったなあと感じた。

満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。

ドン・チャック