劇場公開日 2019年6月21日

「2つのアクションの為だけにある映画」ザ・ファブル マサシさんの映画レビュー(感想・評価)

0.52つのアクションの為だけにある映画

2022年6月29日
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鑑賞方法:VOD

コミックだから仕方ない。割と低予算な、脚本が破綻したアイドル映画だった。しかし、アクションは良いと思う。2つあるアクションを見せる為だけにこの映画はある。どちらも悪者なのだから、勧善懲悪ではないが、キャストを見ただけで、結末は分かる予定調和で、なんのひねりもない。そして、日本映画は相変わらず説明が多い。設定が複雑で、しかも滅茶苦茶なので、不快感すら持ってしまう。

さて、殺しを解禁したら、もっと面白い映画になると思う。

俳優がどこかで見たことのある俳優ばかりで、普段の演技をしていると思った。監督は演出していないし、脇役もいつもと同じ。
いい加減、イケメンは善人で、間抜け顔はボケで、悪そうな奴が悪人って、止めるべきじゃないかなぁ。誰とは言わないが、間抜け面した俳優の相変わらずのボケはつまらないだけで無く、不快感を覚える。こう言った俳優を削れば、もっと低予算になったと思うし、主演の俳優にギャラをもう少し出して、あと、4つくらいアクションを足せば、いい映画になったと思う。残念だ。続編があるが、漫画が原作なので、変わりは無いだろう。50作も続かなければ良いが。

兎に角、香港映画はこう言った映画を40年くらい前に成熟させている。

マサシ