劇場公開日 2019年6月21日

「面白かった!原作、読んでみようと思います」ザ・ファブル pipiさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0面白かった!原作、読んでみようと思います

2021年6月11日
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鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

興奮

今年に入ってから十数年ぶりに映画館通いを再開したので、近年の作品には疎く。新作は続編だと知り、前作予習。

アイドルに興味ないので岡田准一を意識したのは「超ひらパー兄さん」以降の事。当時、頻繁に大阪出張があり、そのたびに気にかかる電車内吊り広告。「遊園地らしいけど、ひらパーってなんだ?」と気にかかり調べた。
V6とだけは知っていたが岡田准一がひらパー兄さんを引き受けた経緯を知り、その漢気に感銘を受けた。

さて、早速本編視聴。「大阪弁に切り替える」で思わず笑いが漏れる。そりゃあ、枚方出身なら大阪弁ネイティブでしょお(笑)
岡田准一、めちゃくちゃキャラ立ってる〜!
安田顕(って存じ上げず、あとから調べたんですが)も、むちゃくちゃ格好良いなぁ。
原作ってナニワトモアレの方なのね。それなら、原作の雰囲気とはおそらく相当違うでしょう。もう、原作とは切り離して、別物として鑑賞した方がいいよね。

ってこって、頭空っぽにして作品の世界観に没頭してみた。
いいよ?いいよ、これー(笑)
古い時代の泥臭さと、イマドキのスタイリッシュが絶妙にブレンドされてる。
アクションヤクザ映画とスラップスティックコメディの配合も丁度良い。
質の良いピュアモルトを飲みたい時には合わないが、癖のあるショートカクテルや、もしくは猥雑なテキーラやグラッパを飲みたい気分の時には最高。

とにかく全編、痛快、爽快。
展開はお約束だが、マンネリの快感というものもあるよね。
脳裏にジョン・ウィックが浮かんだが、こちらの方が断然面白いよ。
山本美月ちゃんの変顔には「この子、これだけ崩されても耐え得るのは本当に可愛いんだなぁ」と思えた。
木村綾乃ちゃんは「ワンピースのナミちゃん演れそうだな」と感じた。

ハコスカサウンドがS20でないのは、ちょっと違和感というか残念かな。
序盤、イグニッション捻ったシーンで「あれ?」っと違和感。
後半、走り去るシーンで「あぁ、やっぱりィ」と確信に。
心臓、変えてんだろね。まぁ、仕方ないか。

なんとなく「大阪じゃない感」が気にかかると言えば気にかかるかな?
これの反対バージョンを最近味わったな?と記憶を辿ると、そう言えば「ひとくず」は「東京じゃない感」が小骨のように引っかかったな。
でも、これは「南勝久」って聞いちゃったからだと思う。

・・・インターバル・・・
ハコスカも大阪も、どんな感じで描かれてるのか気になって仕方ないので、今、1〜30話読んできたw
ナニワトモアレみたいな「コテコテの大阪」「コテコテのエンスー」を感じる作風ではなかったので、これはもう「細けぇ事はいいんだよ」で片付けてOKだね。

日本も、秀逸なアクションエンターテイメントの娯楽大作を次々と放てるようになってきたかぁ!と思い、純粋に嬉しい。
引き続き、原作の残り及び新作映画を楽しもうと思う。

pipi
KEIさんのコメント
2021年6月11日

pipiさん
共感頂き有難うございます。私もジョンウィック思い浮かびました。

KEI
bloodtrailさんのコメント
2021年6月11日

pipiさんへ
コメントありがとうございました!
横転して廃車になったR32から、RB26を取っ外して移設してニコイチスカGにした、と言うイメージが即座に浮かびました!
ちなみにサバイバル方面は何にも分かりませんw
ファーブル2、もうじき公開ですね。楽しみです!

bloodtrail