キングのメッセージ

最貧国と言っても過言でない国から自由と民主主義の国へやって来た。
そこには同じ飢えにも近い貧困と暴力が待ち構えていた。
暴力に対して暴力でしか対処方法が無い事に憤りを感じる。

めちゃくちゃ展開が早い。マフィアのボスとルーク・エヴァンスも一気に爆破しちゃうのは勿体ない気もする。そもそも爆弾手作りするって何者と思っていたら南アフリカでは刑事だったという落ち。妹も弟も真っ当な生き方をせず、死んでいってしまったのだが…恐るべしチェーンの使い手でもある。こんなにL.A.でど派手に犯罪してて捕まらないのもご都合主義だし、悪徳政治家にも復讐していないし、テリーサ・パーマーの娘とこんなに仲良くなるのも早くない？とツッコミどころは満載だが、スピーディーな展開で考えず気楽に見れる。アルフレッド・モリーナは適役。

先日亡くなられたチャドウィックボーズマン主演。
連絡が取れなくなった妹を捜しに、ケープタウンから
LAにやってきたキング。ややこしい奴らと絡んでいるかんじだ！ルークエブァンスやテリーサパーマーなど
いい脇を固めてるんだけど残念な作品だな。
アクションが地味なんだな。予算がなかったんかな？
物足りないね。

消息を絶った妹を探すためLAにやって来たキング。彼による捜索はやがて一線を越え始め…。
チャドウィック・ボーズマン追悼の意を込め鑑賞。ラストがあっさりしすぎている印象があるが、チェーンひとつでギャングをボコるボーズマンの鬼気迫る演技は見応えがありました。