劇場公開日 2018年7月14日

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志乃ちゃんは自分の名前が言えないのレビュー・感想・評価

全107件中、61~80件目を表示

3.5ロケ地も素敵

2019年3月18日
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鑑賞方法:VOD

素敵な校舎にしのかよちゃんの青春がキラキラ眩しい。そしてありきたりでないラストもいい!3人が少しだけ逞しく成長する姿が心に響く。

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MA2030

4.0思春期の心の距離

2019年3月10日
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鑑賞方法:VOD

幸せ

吃音(きつおん)にコンプレックスを抱える少女が、音痴コンプレックスを抱えている少女と出会い、成長していく物語。

吃音であるが故に、うまく人間関係が結べない少女。
自らの心が若いが故に彼女の心にづけづけと侵入する同級生。
私は大人だから分かってると勘違いして接してくる先生。
そんな中、1人の少女と出会い、映画は徐々に心の狭さ、豊かさを観る側に与えてくれる。
路上ライブにて唄う姿はザッツ青春。
挫折理由もあるある。
最後も好きよ私。みんなハッピーエンドにするよりかは、これからが始まりって感じで。

完全に泣かせにくる映画よりかは、この様な心の距離を描く映画の方が好きだ。人と人の距離感も上手く映像で表現。

別映画「聲の形」にも似たような感覚。
この作品も私は若い人達に観て頂きたい。
どんな頭が良くても、心が養えていない大人は多い。
心が養える映画。
「あの、素晴らしい愛をもう一度〜♫」
こんな映画が増えて欲しい。

今、学校では道徳性のある映画観賞など実施しないのかねぇ…
有名俳優出ずしも、良い作品は創れる。
おすすめします。

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巫女雷男

3.0苦手だが好きなシーンも多い

2019年3月2日
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鑑賞方法:DVD/BD

吃音症により上手く話せない志乃は入学先の高校で人を寄せ付けない少女、加代と出会い…。
全編が沼津で撮影されていて地元民としては景色だけで既に満足。恥ずかしいと言う点で苦手な物語ではあるが映像の撮り方や友情の描き方など好きなシーンも多かった。

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shotgun

3.5キラキラして、切なくて、染みる感じ。

2018年11月4日
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泣ける

楽しい

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松王○

0.5クソ映画(これは映画とは呼びたくない)

2018年10月11日
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それっぽい人間をそれっぽいストーリーで撮影し繋げただけでこれは映画とは言えないなと思った。
全ての人間のする行動に過去が見えてこない。無理やり映画のためにそういう人を作ったに過ぎない。音楽もピアノからギターと出会いを気に変わって行くが弱い。全てが浅はか。感動する事はしているがその奥にあるエモーショナルが確実にない。

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monoko4696

4.5かよちゃんがイケメンで良かった

2018年10月6日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

良かった、とっても。

画が良いもの、何より。人物には陰影。光と影を対比させる室内。焦点と静動の使い分け。日本人的な、細やかな画の造り込みに、まずは引き込まれました。

自分を追いかけて来る自分から逃げるのは、セーヌ川が起源。しのちゃん、それ、一生かかっても逃げ切れないから。あなたの、「バカにしないでメンタル」は、ハッキリ言えばヘビメタ向きです。頑張らなくて良いから強くなれ、しのちゃん。

クールに見えたかよの方が、友情物語信者的だったのが可愛い、って思いました。

安易な大団円にしなかったラストが、思春期の青少年のリアルを描いてる気がして良かったです。

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bloodtrail

4.5ブレイクスルー:志乃ちゃんの鼻水は美しい。

2018年9月22日
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鑑賞方法:映画館
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だいず

4.5青春の輝きと痛み

2018年9月19日
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なめろう

5.0私を恥ずかしいと思っているのは私。

2018年9月10日
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くり

2.5違和感

2018年9月10日
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鑑賞方法:映画館

自分の周りに吃音の人はいないし、自分が似たような葛藤を抱いたことが恐らくないからイメージがしづらかったのは残念なことなのですが、全体を通して説得力のある「リアリティ」を私は感じることができませんでした。なんだか見せつけられているような。違う。

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みな

4.5過去の自分を見ているような気がしました

2018年9月10日
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れんげ

4.0すべてがいい

2018年8月26日
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蒔田彩珠と南沙良のツーショットがとにかくいい。あまりに良すぎて後半がつらい。人が人に接近しようとすることとそれを伝えることの不器用さと、打ち解けていくことの美しさと、それが壊れていく儚さと、シンプルに歌を通じてそれしかないけど、それがいい。映ってるものがとにかくいい。

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ONI

4.5「人間」が詰まった作品

2018年8月26日
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携帯電話が無かった時代、ネットがなかった時代、
そして「吃音」という言葉が世間に広まっていない時代。

青春という限られた時間にしか味わえない
惨めさや残酷さ、そして美しさを
これでもかというくらいに詰め込み、
煮詰めた作品。

鑑賞者の琴線に触れるまで
心を殴り続けてくるような、
暴力にも似た映像と台詞と演技は
痛くて辛くて、とても苦しいものだけど
見終わった後に不快感は残らず、
むしろ何か少しだけ温かい物を心に残してくれる、そんな映画でした。

今、学生の人に見てほしい映画としては今年一番かもしれません。

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サイレンス

4.0子役が女優にメタモルフォーゼする瞬間の青春音楽映画

2018年8月24日
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楽しい

幸せ

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Naguy

3.0自分に好きになれ

2018年8月18日
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鑑賞方法:映画館

若手実力派女優二人の見事な演技に共鳴し、二人を応援しながら見守ってあげたい、そんな風に感じた作品。自分に自信が無く、自分を好きになれない、少女の思春期の心境を上手く描いています。
2018-160

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隣組

4.5ゴールデンコンビ

2018年8月15日
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Keiji

3.5おじさん目線で若者たちの青春を見る

2018年8月14日
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痛さ、若さゆえの痛さが伝わる映画でした。
カヨの親が出ないのは少し気になります。

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ワイナオ@フロワク@映画おじさんの風呂が沸くまで

5.0言葉を紡ぎ出すことに苦しむ貴方のための映画

2018年8月14日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

人気漫画の安直な実写映画化が批判を浴びている昨今だが、本作はそのようなものは一線を画する、本気で作られた映画である。
そもそも原作は人気漫画といっても作者の実体験をベースとした私小説的なものであり、よく言えば文学性の高い、悪く言えば地味な作品である。漫画実写化が流行っているといっても、そのような種類の漫画が映画化されることはそう多くない。
映画は原作を丁寧に再現しており、改変部分についても納得がいくものであると思う。(賛否両論あると思われる結末の改変は、自分としては正解というか必然ではないかと思う。理由はネタバレになるため省略。)パンフレット代わりに発売されたオフィシャルブックを見ると、原作者との密な連携のもとに映画化が進められたことが伺える。
オーディションで選ばれたという主演の南沙良と蒔田彩珠は、すでにいくつかの作品で優れた演技をしており、報道によれば今後の出演作も多数決まっているようだが、現時点での知名度は低く、所謂「客を呼べる役者」ではない。撮影当時14歳と役よりも若い年齢であったと聞いて驚いたが、このキャスティング一つとっても、この映画が本気で作られていることが伺える。

そして、南沙良の演技が凄い。難発性の吃音症という非常に難しい役を完璧に演じているだけでなく、モデル出身の美少女でありながら鼻水を垂らして顔をぐちゃぐちゃにして泣く演技を2度も行っており、その熱量にただただ圧倒された。南沙良自身が原作のファンだったそうで、並々ならぬ覚悟で役作りに取り組んだに違いない。今年の映画賞では新人女優賞を多数受賞してほしいと思う。

以上、褒めてばかりいたが、この映画には問題点もある。時代考証が行き届いていないので80年代後半に青春を送った私にすらいつの時代の物語なのかわからなかった、とか、吃音症の表現をリアルにしたあまり物語のテンポが悪く大方の人には退屈な映画なのではないか、という点である。
だが、私から見れば、この映画を退屈に感じる人は、人とのコミュニケーションに苦労していない幸せな人なのかなあ、と思ってしまう。私は吃音症ではないけれど、人に話しかけるときにストレスを感じたり、一人ではすらすら言葉が出てくるのに人前では言葉に詰まったりするので、吃音に苦しみながら必死で言葉を紡ぎ出す志乃ちゃんの姿が他人とは思えず、ああ、こうなんだ、こうなんだよと思い、何気ない場面でも何度も泣きそうになってしまった。
少なくとも私にとっては、長く心に残り続ける映画になると思う。他の映画と比べて今年度ベストワンとかいう映画ではなく、自分のためだけに作られたオンリーワンの特別な一本である。

(2018/11/29追記)
南沙良と蒔田彩珠が第43回報知映画賞新人賞を受賞とのニュース。本当に嬉しい。長い報知映画賞の歴史の中でも、同一作品から女優2名が新人賞に選出されるのは初めてとのこと。

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uttiee56

4.0みんなコンプレックスを抱えてる

2018年8月11日
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大人になって汚れきった心をキレイに洗い流してくれるような、繊細で美しい清涼感のある映画だった

高校に入学したばかりの志乃は、吃音がひどくて、同級生と上手に会話することができない

しかし、ある時、クラスメイトの加代と友達になり、一緒に過ごすようになる
そして志乃は、加代から一緒にバンドをやろうと声をかけられ…

志乃は、とても繊細で、感受性の強い子だ。
周りにいる人たちの感情の波動を人並み以上に受信して、人並み以上に飲み込んでしまう

だから、上手に話せば話そうとするほど、吃音が酷くなってしまう

それに比べて、加代はとてもクールな子だ。
周りで起きていることを「適当に受け流す」というスキルを持っている。
そんな加代でも、大好きな音楽のことで笑われると耐えられない。
その辺は、まだまだ高校生なのだ。

そんな、プラスとマイナスのふたりだからこそ気が合ったんだろうと思う

しかし、そこから、そんな2人の間にもう1人入ったら、2人の関係はどう変化していくのかが描かれている

私が、この映画で良いなと思ったのは、その吃音という悩みを抱える志乃を特別扱いしないところだった。

誰もが、人には言えないコンプレックスを抱えていて、みんな「心から話し合える友達が欲しい」と思っている
志乃だけが特別な存在ではないのだ

その中で、志乃はどうやって生きていくのか
どうやって、周りの人たちと付き合っていくのか
決して甘やかさず、距離を置いて自立を見守る

その志乃との距離感が良いと思った

なせなら、まさにそれが現実だからだ

自分がブスだと思ってコンプレックスを抱えて生きていても
誰も助けてくれない

どこかで、そんな自分を受け入れるか、整形手術を受けるかして、コンプレックスを克服していく

それは志乃も同じだ
吃音を治すことができないなら、そのコンプレックスをどこかで受け入れて生きていかなければいけない

しかし、いきなりコミュニケーションの達人にはなれないし、コンプレックスがゼロになるわけでもない

少しずつ自分の内側にあるコンプレックスを壊して、少しずつ前進していく
その歩幅とスピードが良いと思った

そして、二年生になった時の文化祭では、あの体育館に奇跡が起きているのではと思った

志乃の助けとなるのが、音楽というのが良かった
音楽には人を救う力があると、私は本気で信じている

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とえ

4.5ようやく作り上げた小さな世界の儚さ

2018年8月9日
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泣ける

悲しい

楽しい

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だしまきたまご