50年後のボクたちは

劇場公開日:

50年後のボクたちは

解説

ドイツ国内で220万部以上を売り上げ、26カ国で翻訳されているベストセラー児童文学を「愛より強く」「ソウル・キッチン」のファティ・アキンのメガホンにより映画化。14歳のマイクは同級生から変人扱いされている冴えない中学生。母親はアル中で、父親は若い恋人と浮気、マイクは学校だけでなく、家に帰っても息苦しい毎日を送っていた。そんなある日、チックという少し風変わりな転校生がロシアからやって来る。2人はクラスでも浮いた存在で、マイクが思いを寄せるクラスメイトの誕生パーティの招待状も、結局マイクとチックの2人にだけは届くことがなかった。夏休みに入り、チックはマイクをドライブに誘う。無断借用したオンボロのディーゼル車に乗り、南へと走り出した2人は、退屈な日常から飛び出し一生忘れられない旅に出る。

2016年製作/93分/PG12/ドイツ
原題:Tschick
配給:ビターズ・エンド
劇場公開日:2017年9月16日

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(C)2016 Lago Film GmbH. Studiocanal Film GmbH

映画レビュー

4.0現在進行形の子供たちの物語

2017年9月28日
PCから投稿

笑える

楽しい

知的

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村山章

3.0ジュブナイルだが現代的な意匠

2023年12月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
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なお

4.0懐かしい痛み

2023年11月3日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

リチャード・クレイダーマンの『渚のアデリーヌ』を聴くたびに、この作品を思い出しそうだ(笑)。

14〜18歳ぐらいの間に、少年は(たぶん少女も)忘れられない夏を経験するのだ。
何もかもが気に入らなかった、あの頃のやさぐれた気分や、女の子に対する興味と憧れと恐れみたいな感情がうっすらと蘇ってきて、胸がちょっと切なくなった。
主人公が、憧れの女子生徒の誕生日パーティーに乗り込んで自分の描いた絵を渡すシーンは、まるで中学生の頃の自分を見ているみたいでとても照れくさかった。

それにしても50年後の約束ができるってことは、その若さをいまキミが持ってるってことは「本当に素晴らしいことなのだよ」と、若い人には伝えたい。そして年寄りには「50年後にはこの世にいない者がエラそうに指図するんじゃないよ」と警告したい。
日露戦争の終結が1905年で、その50年後といえば1955年。その間にどれほどめまぐるしく世の中が変わったか思い出してみるといい。

閑話休題。
ロードムービーには傑作が多いのかも。『レインマン』しかり、『スケアクロウ』しかり。旅は人生のメタファーだ。

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ROKUx

3.5個人評価:3.4 とても良い青春日記。少年があるひと夏の経験で成長...

2021年12月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

個人評価:3.4
とても良い青春日記。少年があるひと夏の経験で成長する様を描く。古典的で王道の脚本だが、3人の少年少女のキャラクターが上手くかみ合い、小気味良く物語が進む。
退屈な日常から抜け出す。大人にはとても羨ましく思う行動力。いい物語でした。

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カメ
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