劇場版 響け!ユーフォニアム 届けたいメロディのレビュー・感想・評価
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一見さん、限定?
ミゾレと希美の物語(TV版2期前半、原作2巻に該当)を完全新作で作りたいからと後回しにし、今回の劇場版第2作はTV版2期後半(原作3巻に該当)の久美子とアスカのに絞って制作されたが、順番通りに作るべきだっただと思う。劇場版第1作(TV版1期)で原作(1巻)には無かった”悪行”で嫌われキャラとなった優子がミゾレ達へのフォローで汚名返上する下りや、アスカがとある家庭の事情でミゾレ達をある意味見捨てるという悪行を行ってしまう下り(劇場版第2作でアスカ自身が追い込まれた窮地を天罰覿面と自虐しあきらめてしまう原因)が、ミゾレと希美の物語にはあり、物語に深みを与えていたのに、無くなってしまったからだ。
流石のクオリティです!!
公開初日に見てきました。
相変わらずユーフォは何度見ても良いですね、泣けます…
総集編と言う噂でしたが、要所要所で新規カットがあり、アフレコも一部新規収録していたのが分かりました。
新規カットは冒頭から出てきます(子供の時の明日香です)
もうこれだけで満足でしたが、他にも宝島フルバージョン、全国大会演奏シーン(三日月の舞)アリと、非常に見応えがありました。
最後大会終わりに姉を追いかけた後の久美子と明日香の絡みが追加されているなど、ファンには嬉しい限りです!
演奏も麗奈のソロは新録だと思います(ピッチがTV版と違いました)
後は映画館という環境ですから、臨場感は言わずもがな。
その上で満点にしなかったのは新録のアフレコが、正直TV版を超えていなかった事です。
※具体的には渡り廊下で久美子と明日香が話すシーン、卒業式終わりで同じく久美子と明日香が話すシーン
ここは作品の中でもかなり重要なシーンですが、若干黒沢さん(久美子)の演技が惜しかったと思います。
(あくまでも個人の感想ですけど……)
とにかく明日香に焦点を置いており、みじょれのシーンが殆ど無かったのはちょっと寂しかったです(まあそれ入れちゃうと作品がぼやけちゃうからしょうがないてすよね、みじょれ絡みは来年の新作でしてくれると信じてます!)
来年の完全新作も楽しみですし、京アニさん!久美子卒業の三年生までは続けて下さい!
高いレベルでまとまっている
京都アニメーションが手掛けたTVアニメ「響け! ユーフォニアム」の総集編映画の後編・・ですが、かなり新規カットが追加されていて、新作に近い気分で見る事ができました。
プロットとしては関西大会への進出までを描いた前作(「劇場版 響け!ユーフォニアム~北宇治高校吹奏楽部へようこそ~」)の方が"部活もの"としては秀逸だったとは思います。本作は主人公の久美子と3年生のあすか先輩に焦点を絞ったため、お話のスケールとしてはやや小じんまりとした印象も。しかしその分「何故自分がユーフォを奏でるのか?」という、キャラクターのよりパーソナルな部分に焦点を当てており、そのドラマはキャスト陣の熱演もあってきちんと描けていたと思います。殊に、久美子を演じた黒沢ともよさんの演技が素晴らしいです。
設定には緩いところもあり、ちょっとリアリティに欠ける部分もありますが、作り手が見せたいのはあくまでキャラクターの心情とその多面性にあると思うので、さほど気にはなりませんでした。「熱いキャラは常に熱く、クールな奴は常にクール」みたいな記号性を排除した、生々しいキャラクター達だからこそ、彼女たちの想いが、その声がこちらの胸にも響くのだと思います。
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