劇場公開日 2017年6月9日

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「人間の気高さに、最後は涙した。」パトリオット・デイ ハクタカさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0人間の気高さに、最後は涙した。

2017年6月26日
iPhoneアプリから投稿

知らなかった。
犯人はすぐ捕まったんだと思っていました。
長い映画でしたが、一度も集中力が途切れることなく見ることができました。
ドキュメンタリー映画を見ているような、うまい構成の仕方だったと思います。
みんなが主役と言えるような、登場人物全員に(明るくも暗くもあるが)スポットライトが当たっていました。

エンディングは泣きました。
人間の気高さというのでしょうか。
現場を再び通るときの、あのランナーの心境を考えると。
テロに対する報復というやり方もあるのかもしれませんが、市民による、ああいう形の恐怖に屈しないという態度は、いちばん効果的だと改めて思いました。

警察やFBIがただ犯人を捕まえるというような、勧善懲悪の映画ではなく、一般市民が束となり、苦境を乗り切った映画の一つとして、見てよかったと思える映画でした。

※敢えて言うならば、犯人の背景や心情描写に少し迫ること。
(これは他の方もおっしゃっていますが。)
擁護することになると批判する人もいるだろうし、被害をこうむった方々にとっては言語道断だとは思いますが、心を揺らすテクニックとしては、あってもよかったのかなと少し思いました。

ハクタカ