劇場公開日 2017年8月25日

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「ワンダーウーマンとして観るとしっくり」エル ELLE ビート板教室5年目さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ワンダーウーマンとして観るとしっくり

2017年9月1日
iPhoneアプリから投稿

倫理観や行動原理、生い立ちまでもが一般人を超越しすぎているため、主人公に共感し、活躍を楽しむ事を安易にさせない作りになっています。

故に観賞後は消化不良のような煮え切らない感覚が残ります。

しかし時間が経つにつれ、この映画の基本構造はキャラクター個人の困難とそれを乗り越える活躍を見せるヒーローもののようなつくりになっていると理解しました。

ただし、一般人の感覚には一切媚びず、共感を少しも必要としない、あまりにたくましい活躍をするヒロインという所が凡庸なヒーローものと一線を画す所だと思います。

レイプという限りなく一方通行な暴力すら彼女は次第にコントロールし、最後は望む結果通りに導きます。

この映画にリアリティを感じたということはこれくらい超越している強い女性がいてもいい筈だという監督の女性に対するリスペクトを感じました。

男はジェリーに振り回されるトムの如く基本コメディのやられ役でした。
男は走り回ってる精子みたいなもんなのでその描き方で問題ないと思います!

大変に良作でした!

ビート板教室5年目