劇場公開日 2017年9月23日

  • 予告編を見る

「痛くて嫌な気分になるのに観てしまう」ユリゴコロ ☆ユウ☆さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0痛くて嫌な気分になるのに観てしまう

2018年9月6日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

原作は怖そうなので読んでいないです。
めちゃくちゃグロい。。前半通して全然共感出来ないし、とくにリストカット…痛いし、観てるの辛かったので、途中、顔を覆って観られなかったです。胸が苦しく痛くなって身震いしたのは初めてです!今まで数々の痛々しくグロいシーンを観てきたのに…Σ
PG-12ですが、R指定のほうが良かったのでは?と思うくらい。
後半から内容が変わるのですが、重い感じはどんどん深くなり、、そこには愛もあって・・悲しい気持ちにもなりましたが、二人が出逢えて良かったのかは分かりません。
そして、やっぱり共感は出来ないし、数々のグロい行い・殺人の嫌な感じはなくならずにその感情のままエンドロールを観ました。
映像が終わった後、葛藤とかいろいろな感情が物凄く頭だか胸だかに入ってきて「う゛ーー」って頭を抱える感じになりました・・すみません、、上手く言葉に出来ないのです。。
松坂桃李・吉高由里子・松山ケンイチ、この3人の魅せかたが見事だったから…嫌な内容なのにのめり込まされてしまいました。
実際に苦痛や葛藤を感じながら演じられたのだ、と思わずにはいられません。(演じたことへの個人のインタビューとかは全く見ていない状態で書いています)
最初は観ながら、観ない方が良かったのか、と思い、今もよく分かりません。
なので、オススメは出来ませんが(辛く苦しくなるので)、何かを感じることが出来たので良かったのかな、とも思います。その意味で高評価です。
…複雑な映画ですね。

☆ユウ☆