20センチュリー・ウーマンのレビュー・感想・評価

20センチュリー・ウーマン

劇場公開日 2017年6月3日
56件中、1~20件目を表示 映画レビューを書く

マイク・ミルズ安定のふんわり仕上げ

マイク・ミルズという人は、提示したテーマやモチーフを結局雰囲気にもんわりとくるんでしまう印象がある。監督の若き日に大きな影響を与えた女性たちに捧げたという本作もその印象は変わらない。

ただこの監督、女優を魅力的に映すことには本当に長けている。アネット・ベニングもグレタ・ガーウィグもエル・ファニングも、スクリーンの中に存在している姿を見るだけで飽きない。

しかしなんだこのエル・ファニングの危ういエロさは。エル・ファニングはニョキニョキとタケノコが竹になるように成長しており、比喩なだけでなく身長もデカい。その物理的な属性が、デカくなり過ぎた自分を持て余しす思春期の少女役にみごとにハマっている。

女性たちがよく映りすぎていて、結局は理想化された姿のように思えたりもするのだが、こんなにも女優が輝いている姿を見られるだけで、ミルズ作品が苦手な自分も観てよかった、と結論せざるを得ない。

バッハ。
バッハ。さん / 2017年6月30日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  萌える
  • 鑑賞方法:試写会
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好み分かれそう

正直私はあまり面白くなかった。
しかし友達はめちゃめちゃ好き!面白かった!と言っているので
好みが分かれそうだなとは思う

蓮
さん / 2017年9月22日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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添い寝 ネタバレ

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ん〰️

かわいい幼なじみが添い寝だけ
しにくるのは、

うれしいのか、拷問なのか。

あだちみつるのタッチを
読んだことある人は
同級生の異性の幼なじみと
暮らすスチュエーションに
憧れた人がいるはず。

それを超えました。

しかし、非日常も毎日となれば
日常になるなー。

自分の周りに3人の違う世代の人が
暮らしていれば、コミュニケーションに
長けて成長するだろうな。

ということは、モテモテです。

母親がああいう感じだと
彼女が苦労しそうだけど
まあいいか。

母親のシャツの色彩が
結構いいな。

暮らしの中に、音楽とセックスが
カジュアルに混在していて
とても素敵な作品です。

女子の観客が多かったけど
男子が観ても 面白いよ。

というか心地いい。

独り暮らしで、
ちょと人恋しくなったなと
いうひとに。

くり
くりさん / 2017年9月3日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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21世紀を生きる私の映画。 ネタバレ

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気持ちがまとまらず感想を書いては消しを繰り返して早2ヶ月…だって、これは本当に私の見たかったものが描かれている映画だったからさ、それに見合った感想にしたかったんですよ。
でもさすがにバカバカしいので、とりあえす終わらせようと思います。悔しいぜ、文才なくて。

この映画で描かれたマイクミルズの女性観が、世界のスタンダードであるならば、もっと女は自由だと思う。
なんでそうじゃないんだろうという絶望感を噛み締めながら観ました。
私の映画だと思いました。
5年に一回くらいしか買わないパンフレットを買ってしまうほどに、私の今にフィットする映画でした。
この映画をつまらない・興味が持てないという男性は、現代女性にとって選んではいけない男性だとおもいます。
結婚前に見せて反応を窺うことをお勧めします。
リトマス試験紙として活用されたし。

女のセックスとオーガズムについての話が出てきましたが、非常に実用的です。女のオーガズムはクリトリスが握っているというのは真実です。ですがセックスに求めるものは、オーガズムだけではないのも真実。その時のかっこ悪い男の姿が愛おしい。ジュリーのこの告白は、切なさの語釈として辞書に採用してくれと思いました。

ドロシアの哀しみが一番胸に沁みました。
愛さなくてはいけないと思った、という告白に、わかるよと、無言で呟きました。
大人になれば誰かを愛して、子を設けて家庭を営まなくてはならない。
それが夜になると月が空に輝くのと同じことにように自然と思わされていて、そうあるべきと自分を無理やり嵌め込んでいたってことを、ドロシアは言っていたのはないかと感じました。その苦しみは私が感じていたものでもあるので、ドロシアと自分が重なりました。

ドロシアは結婚したし夫を愛そうとしたし息子を設けたけれど、結婚と夫を愛そうとすることはやめた。それが合わないと思ったから。

私は根暗で深刻になりがちな性格なので、軽やかに語れませんが、この映画はとってもスタイリッシュで知的でおしゃれです。とっても、というか、めっちゃくちゃ、あるいはバリバリ。おしゃんてぃを愛でるだけでも価値はあります。

あとアメリカの1979年頃までの歴史的背景も知っているともっといいと思います。私は結構全く知らなくて、パンフレットにすごく助けてもらいました。

だいず
だいずさん / 2017年9月3日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  -
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全ての女性が魅力的

この映画に出てくるすべての女性が素晴らしいのですが、ママ役のアネット・ベニングがとても魅力的で、かっこいい。
レインコーツを聴いて「もっときれいに演奏できないの?」とツッコミを入れたり、ジェネレーションX世代の音楽を理解しようとライブハウスに行ったり、ブラックフラッグとトーキンヘッズのレコードを交互に聴いて部屋でダンスしたりと、とてもチャーミングな女性を好演。

部屋で音楽を聴きながら踊るシーンが多いもの好き。

中盤でママ役のドロシアのあるナレーションでハッとして、もう胸が熱くなり...

young爺
young爺さん / 2017年8月20日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  泣ける 幸せ
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わかりあえない幸せ ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

1979年という時代設定のせいだろうか?
登場する女性たちがよく喋る。自己主張する。近所の少女も、下宿人も、母親も。
好き勝手話しまくっているにもかかわらず、母親は、主人公の少年に、のたまう。

「あなたは、私のことがわかってない」と。

うわー、めんどくさい女だなあー、勘弁してーと思うが。
確かに映画を見てると、二人がホントに共鳴しあってるシーンは、1シーン(車とスケボーのところ)しかないのではないか。あとは、ずーっとわかりあえないままだ。

家族だからといって、何でもかんでも、わかりあえる訳ではない。世代も違うし聞いている音楽も違う。感じ方が同じである筈がない。

母親を、もしくは息子を、家族という役割から一旦外して一人の人間として向き合った時に、理解できない部分も知らない一面も当然出てくる。どんなに言葉を尽くしても埋められない部分もある。

そのことを受け入れる謙虚さが、この映画にはある。

「わかったつもり」の傲慢さを、「わかりあえる筈、同じな筈」という同調圧力を、排除した映画なんだと思う。

「わからない」という自覚は、決してネガティブなことではなく、相手への謙虚さであり、畏怖である。
「わからない」ものを受け入れる度量の深さが、愛である。

20世紀の女性たちは、マイク・ミルズにとって、「わからない」存在だけれども、だからこそ深く知りたいと思うし、尊重したいし、愛おしい。そんな賛歌だったのではないか。

「わかりあえない幸せ」に満ちた映画だったなあと思う。


この映画でもう一つ気になったのが、「ロールモデルの消失」。

映画に出てくる成人男性(ビリー・クラダップ…むちゃくちゃカッコいい!さすがDr.マンハッタン)がポンコツすぎて。少年の父親には絶対なれないキャラ。
なので母親は、二人の女性に息子の父親がわりになってほしいと頼む。

どういう父親像が正しいのか?いや、そもそも「正しい父親像」とは何なのか?「父親像」は必要なのか?

「ロールモデルの消失」というよりも、「憧れるべき対象(父親)の喪失」と言い換えた方が良いのかもしれない。

マイク・ミルズと同世代のポール・トーマス・アンダーソンやウェス・アンダーソンといった監督たちは、何度も繰り返し「憧れの喪失」をテーマにしてきた。単に家族内のというだけではなく、指針を見失った20世紀のアメリカ像と重ねて描いてきた。

ポール・トーマス・アンダーソン(『ザ・マスター』『インヒアレント・ヴァイス』など)の描く「憧れの喪失」=20世紀のアメリカ像は、どこか苦く切ないものだった。
ウェス・アンダーソン(『ダージリン急行』『ファンタスティック Mr.FOX』など)は、「喪失」後の再生までを描いている。

では、マイク・ミルズの「憧れの喪失」=20世紀のアメリカ像はどうか。
苦くもなければ、再生もしていない。

不完全で面倒くさい20世紀の女性たち(母・下宿人・近所の少女)を「わからない」ままに愛したように、マイク・ミルズは、不完全で面倒くさい20世紀という時代を「わからない」と畏怖しながらも受け入れているように思える。

だからこそ、ラスト、母親(「憧れ」を持ちつつづけた世代)の飛行シーンが、素晴らしいのではないか。


追記:
監督マイク・ミルズの配偶者ミランダ・ジュライ(代表作『廊下』)が、すごく好き。サブカル女子(子って歳でもないか)の面倒くささを煮詰めたような人。この映画、お母さんだけではなくミランダ・ジュライの要素もかなり入っていると思う。

小二郎
小二郎さん / 2017年8月17日 / PCから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  -
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儚さ切なさ

1979年のサンダバーバラを舞台に母ドロシーと息子ジェイミーを中心に綴られる一夏を描いた作品。

エルファニングのネームバリューだけで見た感は否めない笑。
母と息子の愛情的なものかと思いきやみんなそれぞれに悩みは不満を抱えていてやりきれない気持ちをもっているんだ的な感じだった。つまりうろ覚え笑。

エルファニングが何もせずに毎日添い寝してくるというご褒美なのか拷問なのかよくわからない設定に悶えた笑。
ジェイミーを見守る1人としてジュリーとともに選ばられたアビー演じるグレタガーウィグもショートヘアびっしり決まっててカッコよくてセクシーだった。
ウィリアンはいい男なのかそうじゃないのかいまいちよくわからなかった笑。

ティーンネィジャー少年の周りに刺激の強すぎる女性が集まって、それによる悪影響を心配する母がその女性らに自分のことを考えろと指摘され、女を取り戻そうとクラブに出かけるみたいな感じの内容。
これをもっと綺麗に儚げに切なく描いているので是非このレビューは参考にしないでいただきたい笑。
良い映画だったけどこれを表現する文才は自分にはないなぁ。そこは残念。

オレ
オレさん / 2017年8月12日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
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なるほど

こういう映画なのね、という感想。眠気こらえるのが大変だった。

okuy
okuyさん / 2017年8月6日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 2.5
  • 印象:  寝られる
  • 鑑賞方法:映画館
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個性

所詮人間の目標はいかにしてセックスに辿り着くか、オーガズムを得られるかであって、「個性的」というのはその過程が人より少し特殊な人で、同じような種類の人と出会えた人に過ぎない。
没個性の人間ほどセックスに辿り着きやすいのも結局はそういうこと。
彼はエル・ファニングの生殺しによく耐えた方だ。
素直に称えたい。
そしてセックスに辿り着けない人間は「無」なのである。

74

ヨッシー
ヨッシーさん / 2017年7月29日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  -
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今じゃ信じられない。淡々と話が進んでいく。終わった後の感情としては...

今じゃ信じられない。淡々と話が進んでいく。終わった後の感情としては不思議。

kky
kkyさん / 2017年7月23日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 2.5
  • 印象:  -
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母なる世紀。 ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

世代や環境で好みが分かれそうな作品。監督の自伝的映画らしいが、
この監督もきっとフェミニストなんだろうな。個人的に自分の息子
が可愛くて仕方ないけど、女手で育てる方法が分からない過程とか、
他人を頼っておいてけっこう文句つけてるあたりに苦笑いしながら
自身の子育てを振り返る形となった。どんなに理想を掲げてみても、
息子は息子のやり方で生きていく。そりゃこんな境遇だから母親の
言うことをよく聞くいい子に育つだろうけどやがて自分の道を選ぶ。
彼女を助ける女性陣も最後には自分で自分の道を選ぶ。母親自身が
最もそれを成し遂げてきた女なんだから、周囲も彼女に感化される
でしょう。羨ましいけれど、ちょっと面倒くさい感じのするこんな
母親像は当時の日本にまだいない。特異なことは何も起こらないが、
少年の目を通して描かれる各年代の女性たちは魅力的。父性がほぼ
ないところが問題だけど(爆)こういう環境なのだから仕方ないよね。
しかしホントにヘビースモーカー、あれじゃ肺を遣られてしまうよ。

ハチコ
ハチコさん / 2017年7月11日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  悲しい 興奮 幸せ
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する事が限られた退屈な時代。だからこそ沢山話して触れ合って人の温も...

する事が限られた退屈な時代。だからこそ沢山話して触れ合って人の温もりを感じて過ごせる。と。ウィットに富んだ言葉選びとテンポの良い軽妙なやり取りが思わせてくれる。そして1979年を彩る音楽、パステルカラー、角張った車、粋な仕草。魅力しかない。生まれる時代間違ったと思う人多発しそう。魅力しかない✨

ころ
ころさん / 2017年7月1日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
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田舎街の14歳の少年の目を通して描かれる、70年代アメリカの老若男...

田舎街の14歳の少年の目を通して描かれる、70年代アメリカの老若男女の生と性。人生しみじみ系。傑作。

ken68
ken68さん / 2017年7月1日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 5.0
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つまらないものを観た ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

ただひとこと、薄っぺらい。
時代性と、少し風変わりな親子関係、それを取り巻く個性的な人々をうまく絡めて描いているのだと思うが、どれをとってもぐっとくるものが一つもない。
結局なにを描きたかったのか、まるでピンとこない。
アーティスティックな映像表現も何だか浅はか。
少しも格好いいと思えず、むしろムカムカする。
70年代のパンクシーンは個人的に好きなはずだが、部屋で踊るシーンなどかっこいいどころか寒気すらする。

第一、学校とか仕事とか毎日の営みのようなものが見えなくてすごく不自然。それでそんな四六時中、ドラマティックなことが起きたり哲学的な会話ばかり繰り広げる?

エピローグで主人公が、自分の息子には母親がどんな人間であったかを語り尽くすことはできないだろう…的なセリフを語る。そりゃあそうでしょう、どうってことのない人物像だったもの。魅力的然と描いてはいたけれど。
そしてその結び方もやはり陳腐。

トロル
トロルさん / 2017年6月30日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 0.5
  • 印象:  -
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とても良かった

すごく泣けるわけではないけど、じんわりと感動した。
ジェイミーは2人のお姉さんにいろいろと教えてもらえて、優しい大人の男になりそう。
母と子の絆にもウルっときた。
エル・ファニングが好きなんだけど、もっと好きになった。
すごい透明感!

この時代のことは何も知らないけど、アメリカの懐かしい雰囲気を味わえて良かった。

Raye
Rayeさん / 2017年6月26日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
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猫みたいなエル・ファニング

夜中に窓から入ってきて布団にもぐりこんで一緒に眠り、朝になると器用に梯子(?)を降りて帰ってゆく、不愛想な猫のようなエル・ファニング様がとてつもなく可愛い。

最後の、登場人物それぞれが語るエピローグが良かった。
過ぎ去ってしまったけれどかつてそこに確かにあった時間、というのが映画のなかに詰まっている感じ。

の
さん / 2017年6月21日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
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感情移入できない。

よくわからなからなかった。

エル・ファニングはよかった。

アート映画だったなあ。
『あの頃、ペニー・グレンと』をつまらなくした感じだったなあ。
すまん!

CinemaExpress
CinemaExpressさん / 2017年6月20日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 0.5
  • 印象:  寝られる
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Shakedown 1979 ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

母親+魅力的な2人の女性との関係の中でジェイミー少年が成長していく物語かと思いきや、突っ張って生きざるを得ない3人の女性がジェイミーを通じて変化していく話だった。

タイトル通り主人公はドロシア。激動の20センチュリーを生き抜いてきたが、自分は不幸せ、という観念に囚われている。生きるためにパートナーとの関係を捨てており、本当はパートナーシップを築きたかったが、気がついたら年老いてしまい、もうダメなのではと思い込んでいる。
ジュリーは母親に支配され、自分を生きることができない。アビーは子どもを産みづらくなるような運命を背負ってしまった。みな自分の問題を見ないよう、突っ張って生きている。強いようだが脆いと言える。

ジェイミーは少年だけど、なんか仏っぽい。エル・ファニングと毎晩一緒に寝ているのにエロいことを我慢できる15歳なんてあまり現実的ではない。ちょいと都合良すぎる存在だ。
まぁ、でもそんな仏の15歳と関わっていくうちに、彼の存在が鏡のように機能し、年上の女たちはパートナーシップの問題や、自身を受け入れられないなど、自分たちが目を背けていた問題に直面していく。ジュリーの母親はセラピストという設定だが、ジェイミーはまるでナチュラルボーンのセラピストのようだ。

物語上、ジェイミーとの関わりではっきりと変容した瞬間が描かれていたのは母親だけだったように思えた。しかし、エピローグでジュリーは母親と縁を切り、アビーも子どもを授かるなど(結果はさることながら、チャレンジしたのがすごいと思った)、自らを縛るものをブチ切って自分として生きている様子が語られており、エンディングはなかなかグッと来るものがあった。流石パンク映画だ。

母親は大恐慌時代の人とか言われていたけどずいぶんリベラルだし、登場人物たちは基本的に現代的な価値観を持っており、物語自体も普遍的なので、現代に置き換えても問題ない作品だと思う。しかし、1979年という設定は個人的にとても魅力的だった。
パンクがメインストリーム化する前の1979年のアメリカ西海岸のパンクの空気を感じられて良かった。
Black Flag ファンと Talking Heads ファンの対立とか、
(やはりアメリカのパンクはインテリ系元祖NYパンクとDIYアメリカンハードコアという大きな流れがあり、融合したり別れたりしながら進化したのかなぁ、ヘンリー・ロリンズ加入前でも地元西海岸だと Black Flag はすでに大物だったかとか、Ramones の影響は本国アメリカでは、1979年においては小さいのかなぁ、とかいろいろ想像)
アビーがやっぱりNYで洗礼を受けたとことか、ロンドンパンクの大物だと、ロンドン・コーリング前でありながらやはり The Clash が受け入れられていたのかなど、映像で観ると感銘を受ける。
パンク / ニューウェーブの物語なので、クラブに行くシーンも、1979年でありながらディスコじゃないのがいいね!

ニューウェーブ姉ちゃんのアビーがたいへん魅力的でした。思春期にあんなお姉ちゃんと出会っていたら、めちゃくちゃ影響受けるだろうな。
カーターの演説も素晴らしく説得力があり、1979年から現在に向けてのメッセージに思えてならなかったです。

kkmx
kkmxさん / 2017年6月19日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  知的 幸せ
  • 鑑賞方法:映画館
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一つ屋根の下

過保護な母親と恋する主人公視点から、ルームシェア達や幼馴染との仕事・病気・恋愛などの問題を取り上げたヒューマンドラマ。

色んな映画で取り上げられてる普遍的なテーマですし、目新しさはありません。
でも、悪くはない。

・・・とはいえ、これといって語ることもない。
個人的にエル・ファニング目的で鑑賞しただけですので、彼女のちょっぴりHなシーンが観れたのは満足。

エルちゃんの可愛さや序盤のストーリーは中々楽しめたのですが、中盤はちょっとダレます。

ジーナ
ジーナさん / 2017年6月18日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 2.5
  • 印象:  悲しい 楽しい
  • 鑑賞方法:-
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70年代アメリカの、一組の母子と二人をとりまく人たちの話

全ての映画が万人の共感をうむものではない。
僕には、「つまらない」ではなく「興味がない」話だった。

栗太郎
栗太郎さん / 2017年6月18日 / PCから投稿
  • 評価: 2.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
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