劇場公開日 2017年1月21日

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「キリストの沈黙」沈黙 サイレンス 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5キリストの沈黙

2019年5月1日
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鑑賞方法:VOD

1600年代の江戸初期、キリスト教が布教を禁じられていた頃のポルトガル宣教師のお話。小説未読。

宗教に無頓着な私としては、神のお言葉だろうが何だろうが知りません。何かにすがりたい気持ちがあるからこそ神が存在し宗教なるものがあると思いますので、寄りたい気も無いし逆も辞めて状態。

まあ、3時間弱長々と拝見しました。この作品を観ると、当時の外国人の布教には文句は言いませんが、受け入れた側の日本人の馬鹿さと言うか、浅はかと言うか。
キリスト教が都合のいいその当時の暮らしの逃口にしか感じませんでした。
また、日本にはキリスト教は根付かないと言って、「じゃあ、根付いている仏教は?」がこの映画には無い。(あるからこそ棄教した後のお話も描いたんだよね?)
仏教の事も理解し、総合的に考えれる人間は居なかったのか?(あまりこの映画には描かれていません。)と思うと、この映画の意味・理解に苦しみます。(日本側の歩み寄りも無意味。)

100歩譲って宗教の狭間で揺れ動くキリスト宣教師の話として少しはマシだったけど、最後のアレは何?
何はともあれ元の鞘に納まる?
シラケるって!すがらせて終わるな!

私としては当時日本としてのキリスト教の意味合いを期待していただけに、長々と観せられた時間と共に残念です。

巫女雷男
2019年5月15日

ツアステ様まいどです😃
観た日は誰にも邪魔されず朝ボーっとしながらかも知れませんが、昼前までには終わり、後半はそれ程退屈では無かったです。何故かw

巫女雷男
零式五二型さんのコメント
2019年5月15日

最後まで観れましたか!
スゴいですね。
私は無理でした😅
私も無宗教なので、この人たちのすがる姿が共感できないどころか、痛々しく辛いだけでした。
教育が確立されていないあの時代に、無知な日本人は社会と対峙するには宗教しか無かった事ぐらいしか理解出来ませでした。

零式五二型