サバイバルファミリーのレビュー・感想・評価
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南海トラフの後の世界
南海トラフが来たらこんな生活になるのでは⁉️しかし、さすがに餓えても豚は捕まえないと思う。器具もなくさばけないし。
私だったら鹿児島にはいかず、住み込むかなぁ。
小日向文世よかった
矢口史靖監督は毎回様々な独自な視点のオリジナル脚本でコンスタンスに映画を撮っていて、しかもヒットさせている。こんな才能の持ち主はそうはいない。国宝級の人材。その上に常に「コメディ」なのである。こんな作家性の強い監督はそうはいませんよ。
今作は社会性の強いシチュエーションであるがやはりコメディ。超シリアスに描くこともできたハズだがそうは撮らない。作家性の強い人なのだ。
時にパニック映画のようでもあり、ディストピアSF、またはゾンビ映画で見る風景であったり。やっぱ脚本が上手いねえ。肉に齧り付いて泣くシーンにおもわずもらい泣き。「わかんない!」
終盤にかけての畳み掛けと長すぎないエピローグも見事。エンタメとメッセージ性のバランス感覚は天性のものですかね。傑作です!
家族の絆をしんみり感じる映画
ヒューマンドラマ。家族の絆をしんみり感じる映画だが、自分向きではなかった印象。時任三郎家族との交流で教えてもらっていたようなサバイバルのノウハウ系の話をもっとリ詰め込んでくれたほうが良かったと思う。
この映画にかなり影響受けた! mont-bellの会員になって、日...
この映画にかなり影響受けた!
mont-bellの会員になって、日常に少しずつアウトドア用品取り入れてIHからカセットコンロに変えようとしたりと意識した!
過酷な状況やけど最後は人間本来の大切な部分と向き合う事の重要性を再確認でき良い終わり方やと思う!
もしもに備えて、生きる知識、知恵、体力に逞しい精神を鍛えておこうと改めて思いました!
笑えるかと思いきや
トレーラーでコメディだと思ってみたら、ヒューマンドラマだった。
基本設定に無理があるが、そこさえ許容できたらそれなりに楽しめる。
娘の態度はイラッとするが、今の子はあんなもんなのかな?
テーマが面白い
非日常感が見ていて楽しめる内容だった。サバイバルしながらもそこまでシリアスでなくほっこりするような、何とも上手い具合にまとまっている。家族の再確認だったり個々の問題を見つめるような機会になっていてなかなか面白かった。自分だったら…と考えながら見れるし家族で見たら楽しめると思う。
私はきっと生き残れない・・・(笑)
仕事に生きる夫、肩身の狭い専業主婦、反抗期の娘、息子、
というごく一般的な家庭が主役となっている。
仕事に家事に連絡手段・・・もはや全ては電気がないと生きていけなくなってしまった現代。
突然電気が使えなくなってしまったら・・・
まさにこの映画に描かれていることがそのまんま起きるだろう。
実際はもっと死人が出て、ひどい有様になりそうだが。
一種のパラレルワールド映画として十分に楽しめた。
人間って脆いなあ・・・。(笑)
日ごろ備えている人は視聴オススメしないよ
全体を通してコメディなのはわかる、かと言って無理過ぎる設定がちょっと目立つかな
サバイバルとして見るとほとんど使えないと思う。道路ばたの草は臭気吸ってるから口にしてはいけないし…
使えるのはホームセンターの精製水を飲める知識くらいかな。
常日ごろからキャンプ慣れしてる人や、ちゃんと家に備えをしている人からしたら始終イライラする内容だと思う。緊急時なのにオシャレに気を配ったりしてるところを見て自分はイライラ。。。
家族で観るといいかも
急な世界規模の停電でどう生きて行くかというどこかであったような話ですが、なかなか面白く現代社会において全てのインフラが使用できない状態で人々がパニックに陥るというとてもリアリティがあり恐さもある。
食べ物の好き嫌いや機械への依存生活など言ってる場合ではなく、この難関をどう乗り越えて行くのかという展開は見逃せません。
家族の絆もテーマとしてありそうな作品です。
笑えるけど怖い!
いやー、この矢口史靖監督、素晴らしい。監督の「普通の家族」の描写はクスっていう笑いのあるところが元々大好きで、鉄壁のクオリティと言っても過言ではないと思っているが、今回はそこに停電パニックを掛け合わせ、それがまあ相性の良いこと。
笑いっていう意味でのピークは中盤、家族が西へ向かう道中に登場する時任三郎、藤原紀香ファミリーのハイソ感とそれを僻む親父のくだりがたまらん。紀香のパブリックイメージがかなり効いてて最高。
っていう感じで笑いはあるんだけど、特に序盤の作品全体を包み込む不穏な空気は無視できない。どんな大きな出来事だって日常の延長であるっていう。。
後半以降は特別な盛り上がりは無いものの、携帯を捨てる息子、ヅラを捨てる親父の成長等、ささやかながらも大きな成長にホロっとしました。
一回、こうなってしまって、今の世界の「有り難み」を再認識するのも良いかも。いやそんな破滅的なことではなく、この映画自体がそう言う気持ちにさせてくれるのは素晴らしい^_^
トンデモ設定からのリアルな危機感
異変が起きてもなるべく「普段どおりの生活」をしようとする滑稽さ。
気づいたときには既にけっこうヤバめ…っていう笑えないな状況。
3.11から8年、自分の中で薄れていた危機意識を自覚させてくれた。
高速道路に人があふれかえるシーンや荒廃した街のシーンなど、
よく撮ったなと思える画はやっぱり作品にリアリティを与えていて、
家族視点で描かれる物語に適度な奥行きを生んでいたと思う。
こういうのって世界全部を見せればいいってもんじゃないんだな、と。
ラストも自給自足できる田舎ばんざい、じゃなくて良かった。
生きるうえで食べ物とかの物質って大事だけど、
もっと前提で大事なものってあるよねっていう。
日本のサイズ感・空気感でつくったディザスタームービーって感じですごく良かったんだけど
兄と妹の「その後」をもうちょっと描写してくれても良かったかな、とは思った。
リアリティはあまりないけど、考えさせられるところはわかりやすくある...
リアリティはあまりないけど、考えさせられるところはわかりやすくあるので良かったと思う。
実際災害で電気が使えなくなることはあるし、もしかしたら山で遭難するかもしれない。(アウトドア好きだから)
そういう時少しでも少しでも何か知識を持っていることは大きいと思うし。
この作品では家族みんなそれぞれに動ける状態だけど、家族に高齢者がいたら、乳幼児がいたら、持病や体が不自由な人がいたら。。。
動ける自分が率先して他の人が出来ないことを引き受けられる知識と体力をつけなきゃだなと割と本気で思った。
とりあえずもし我が家だったら、父と私が鹿児島目指して、母と兄は田中さん宅だな(笑)
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