PARKS パークスのレビュー・感想・評価
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それぞれのPARK(S)
公園に行く。
ただそれだけで、どうしてあんなにわくわくするのだろうと思う。
遊園地では、そうはいかない。どれに乗ろうか、どこに行こうか、途中で何か食べようか、どんな順番で・どんなふうに周ろうか…などと気持ちが急いてしまう。
そこへいくと、公園はいい。
とりあえず行って、とりあえず目についたものにわーっと飛びついて…行き当たりばったり、思いつくように過ごせばいい。周りを見れば、みんな思い思いに楽しんでいる。それぞれの日常が持ち寄られ、端から見れば非日常な光景が展開される。そんな様子をぼーっと眺めるのも、また、楽しい。公園には、そんなゆるさ、言い換えれば懐ろの深さがある。
「PARKS」は、まさにそんな映画だ。公園に行くようなわくわくと、そこで過ごす心地よさにあふれている。そして公園は、日常のような顔をした不可思議な非日常が、ひょこひょことさりげなく顔を出す場でもある。突然現れたハルが何者なのか、ハルが書いていた小説はどうなったのか…ジュンは、トキオは…今でもぐるぐる、ふわふわ考え楽しんでいる。
言うまでもなく、公園という場・風景と同じくらい、この映画では、音楽が重要な役割を持つ。登場人物の動きはもちろん、物語の流れまでも音楽と一体化しているように思えた。様々な音楽が公園という場にあふれ、放たれ、風とともに空気に溶け込んでいく。そんな心地よさを、存分に味わった。
それぞれの思い(出)、それぞれの公園。PARKの複数形、PARKS。いつもの公園が、ちょっと違って見える。そんな素敵なおまけも、この映画から貰えた。
さあ、公園に行こう。
ハルとジュンはプロローグに再び一期一会する。新たなエピローグが。
「そこには過去はなく、現在しかありませんでした。」
お父さんが作った時の歌と、LIVEの歌が違う事がこの映画の主題だと思う。
やはり、段落ごとに区切り、ストーリー構成がはっきりしたお話だ。
「年を取ると寄り道を楽しめる」
「同じ所をグルグルしている」
「大丈夫だよ。やっていれば見えてくる」
LIVEコンサートを一ヶ月に一回くらいやれば良いと思う。パンデミックも収まっているし。昔の「イカ天」見たいな番組できないかなぁ。
この映画はジェネレーションのお話だと想う。
昔、どこかで聴いた曲。最後は◯瀧詠一さんみたいな編曲。
やっぱり、テーマがはっきりしたストーリーのしっかりした脚本だね。
ハルとジュンはプロローグに再び一期一会する。
成蹊大学留年危機の橋本愛
井の頭恩賜公園の開園100周年の記念映画ということで、バリバリ井の頭公園と周辺吉祥寺が舞台の青春音楽映画。
バリバリ井の頭公園映画なんだけれど、そんなに押しつけPR感は感じず、普通の映画として楽しめました。
公園の桜、新緑、池、橋と風景がとても綺麗でエモい映像となっているんですが…
うーん、少し伝わらなかった。
結局何が言いたいのかといった感じで、風景は綺麗なのに印象に残っているシーンがあまり無かったです。
決して悪い映画ではないんですが、特別いい映画でも無く、場面場面の移り変わりが早いので少々ついていくのも難しいといった感じ。
メインの3人が音楽制作に入る部分なんかは特に「いつの間に?」と思いました。
ただ、橋本愛さんを眺める映画といった感じでした。
勿論、永野芽郁さんや染谷将太さんも魅力的なのですが、永野芽郁さん演じるハルは結局何者だったんでしょうか?
染谷将太さん演じるトキオは正直parks parksうるさかった。
この映画はやはり「橋本愛」のイメージが強くて。
parks musicのシーンはどれも良かったです。
次から次へと変わっていきますが、ミュージカル調で、ここではトキオのラップも活躍していました。
夜観たので静かなシーンなどウトウトしてしまったので、またいつかしっかりと観たいと思います。
因みに井の頭公園は行ったことありません。
大人になる前の少しの休息
大学の卒業が近づき、社会人になるまでのフワフワした時期、父親を亡くした人、父親の好きだった人と同じアパートに住む人、好きだった人の孫、3人が偶然に出会う。
昔の曲を再現するうちに、自分は何が出来るのか、周りから求められる自分、憧れる友達、本当の自分、分からなくなる。
作った時の気持ちと大勢に伝わるものとの違いに葛藤する。
ただ楽しいと思ったり、大切な仲間との時間、言わなくても通じてると思える相手がいる安心感
そんな温かい気持ちが伝わりました。
これは誰の物語なのだろう?
過去の話?小説の中の話?現実の話?
社会人までの中途半端な夢見がちな時期に不思議な経験の物語
吉祥寺を舞台にした、心地よい温度の音楽映画
先に言うと、好みは別れると思う。でも、僕的には本当に心地よかった。
井の頭公園を中心とした吉祥寺を舞台に、長い歴史を繋ぎ合わせるように、音楽を作っていく。吉祥寺の柔らかい空気が画面いっぱいに伝わってきて、酔いしれたくなる…。ストーリーもキャプチャーを軸としながら、展開も転調も効いていて面白い。音楽映画でありながら、街全体が主役であり、背伸びをしたようなストーリーではないからこそ、味があり、僕的にはかなり刺さった作品だった。
メインキャストのバランス良さも去ることながら、物語のキーを握る一人に、石橋静河のハマりきった昭和のシーンにも注目。
不思議な映画だった
女子大学生の主人公が、彼女のアパートに「50年前にここに住んでた人を知らないか」と尋ねて来た少女と、50年前の住人の孫と3人で、50年前に彼らが作った歌を再度完成させようとする話。
橋本さん、永野さん、染谷さんの演技が光る一編。先日「いちごの詩」で感心したばかりの石橋さんも出ていた。
過去の曲作りシーンと、現代の曲再現シーンを、同じ舞台である井之頭公園で、並列で観るのだが、少女はどちらにも存在しているという不思議な状況。
そこは監督の感性のようなので、理屈など考えずに、楽しんでください。
あるインタビューでは「いろいろな受け取り方ができるように作った」と答えていたようだし。
中心となる曲(フォークソング)も俺の世代にはすんなり入るいい曲だった。ただ本作のように現代ポップス風になった方が俺は好き。
「君のために作った歌」という思いと「皆に届けたい歌」という思いの、音楽に関するメンバーのすれ違いはいつでもあるということを言いたかったのかな。
自分は、音楽映画は好き。その分、いい映画と思いやすいバイアスが、かかっているかなあ。
橋本さんはもちろん綺麗だったけれど、永野さんをうまく撮っていたのが印象的。美人というよりは、愛敬のある顔だと思うんだけれど、映画やドラマでは光るよなぁ。
時をかけるミュージカルでもファンタジー
とても爽やかでリアルで懐かしい映画でした。
ちょうどあの頃を思い出します。何者でもなく、何かに夢中になりたいのに何もなくて焦ってるけどどうしようもない。そしてようやく現実に目を覚ますあの頃。
映像も美しくとても素直な良い映画でした。
もったいない
インディーの映画好きが作ったのをプロが作品に仕上げた感じする(いい意味でですが)
好きなジャンルではないけど途中までは面白かった
どう落とすのかワクワクしたし
でも最後が中途半端な感じがして残念
吉フェスではちゃんとLiveさせるべきだったんじゃないかな?
Live前に曲聞かせてダメ出しされるのもちょっとな(ストーリー的に仕方なかったのかもしれないけど)
もっとベタな終わり方で良かったと思う
もったいない映画でした
何だか残念でならない。
レンタルDVDで鑑賞。
橋本愛、永野芽郁、染谷将太が共演した青春映画。
冒頭から中盤は面白いと感じていましたが、そこからラストまでは坂を転げ落ちるようにしょーもなくなりました。「何があってん」とツッコミたくなるぐらいの破綻具合でした。
ラストの劣化版「ラ・ラ・ランド」みたいなミュージカルシーン必要ですかねぇ…? せっかく演技達者を揃えているのに出来映えは残念であるとしか言いようがありませんでした。
褒められるのは橋本愛と永野芽郁のかわいさだけ…?(笑)
これは素晴らしい作品に違いない!と観る前に期待しすぎた。曲をつくっ...
これは素晴らしい作品に違いない!と観る前に期待しすぎた。曲をつくっている時のワクワクは昇華できていないし3回も観てしまったが微妙な作品だと思う。オープンリールが見つかるが状態が良くなく途中までしか再生できない、その曲を完成させるというストーリーはとても魅力的なのに。章立てした意味があまり感じられずchapter9の映像表現をしたいが為にやったかのように思える。
尺の割に短編映画くらいの内容。舞台も役者さんも素敵なの揃えているのに……という作品。
長い
いらないシーンとか、そんなに尺とる?というシーンがたくさん。ハルの背景をもう少し丁寧に描いて欲しかった。謎のままじゃん。歌は全体的によし。2017バージョンも、最後の本当の歌も。馴染みのある吉祥寺がたくさん出てきたのは親近感。
井の頭公園に行きたくなる。
井の頭公園100周年の記念に作られた映画ということで、
公園のシーンがたくさんあって、観てると公園に行きたくなる。
青春映画ってあの頃を思い出すから大好きで
また頑張ろうって思える。
この映画に出てくる人たちもまっすぐで若くて良かった。
ただ、色々経験してきたわたしくらいの年代には
少し眩しすぎて物足りなさもあった。
橋本愛ちゃんがかわいいのと、
エンディングの相対性理論の歌が好き。
ただスクリーンの中の役者が楽しんでいるだけ
大学留年ギリギリの主人公が、ふと訪ねて来た女性をきっかけに物語は始まりますが、、私的に最初から違和感を感じる映画だなと思いました。
まず、大学時代をエンジョイした事が無いとこの映画から楽しみが生まれない事。今の大学生世代なら観れると思いますか、もう卒業したor大学エンジョイした事が無ければ面白みが全く無いでしょう。
また舞台設定がある都内地域と狭い狭い。
井の頭公園&吉祥寺の魅力が無く、部外者の私には関心が持てませんでした。
もう「誰向けよ?吉祥寺近辺大学生限定か?」と思わせる内容でした。
音楽も絡みますが終盤まで中途半端ですし、舞台となる地域も中途半端。ストーリーも中途半端。小説な感じも中途半端。やっている試みが中途半端。
監督のセンスが感じられない。
ただスクリーンの中の役者が楽しんでるだけです。
観ている人間を楽しませようとする気が無い映画でした。
橋本愛のバンドをもっと見たかった
課題の内容に迷う女子大学生の純の部屋に女子高校のハルが訪ねてくる。彼女はかつてこの部屋に住んでいた女性を探していて…。
井之頭公園開園100周年記念作品。雰囲気はかなり好きだが橋本愛+ギターと言う大正義な組み合わせがあまり活かされていなかったのが残念。
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