劇場公開日 2017年2月25日

彼らが本気で編むときは、のレビュー・感想・評価

全165件中、101~120件目を表示

5.0映画館に観に行って良かった。

2017年3月11日
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クスッと笑えて、ちょいちょい泣けた。とてもスッキリした気分で最後席を立てた。どの登場人物も一生懸命生きていて、どの人にも感情移入できた。自分の母親に会いたくなった。子供の頃、人と同じようにできなくて、自分でも異常かもと思ってへこたれている時に全面的に味方になってくれた母親のことを思い出した。かといって、育児放棄したヒロミの気持ちも分かる気がした。トモがカイに、「あんたのママは時々間違う」って言った言葉、いいなと思った。大人だって、母親だって、時々間違う。子供のうちにそれを理解するのは難しいけれど、それを受け入れたら、楽になるよな。

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ゆきこ

5.0人として自分を貫く美しい生き方

2017年3月11日
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鑑賞方法:映画館

すごく良い映画だった〜

育児放棄された小学生のトモが、叔父さんの家で暮らすことになるんだけど
その叔父さんと一緒に暮らしてる恋人のリンコさんは、元男性だった人

そこから、叔父さんとリンコさんとトモの疑似家族がスタートする

LGBT、育児放棄、高齢化社会などの問題を描きつつ
これからの時代の家族のあり方を描いてる

生田斗真が、その元男性だった女性のリンコさんを演じてるんだけど
もう、このリンコさんが素敵過ぎて
心は広いし、優しくて、温かい人
本当にリンコさんみたいに生きられたら良いなと思う

男性としてとか、女性としてとかを超えて、人としてどう生きるかを考えさせられる映画だった

なんか、私の中の汚れたところが浄化された気分だった

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とえ

5.0素晴らしい映画だと思う

2017年3月10日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

笑える

ベルリン国際映画祭でこの映画を見ました

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artoflife

5.0大きな彼女

2017年3月10日
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鑑賞方法:映画館

始まって大きな斗真のリンコさんに
違和感を感じたんだけど、
彼女の優しさ温かさが伝われば伝わるほど、
大きな彼女の苦悩がリアルになる。
私も 大丈夫 って言葉がとても好き。

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みこ

5.0女性

2017年3月10日
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鑑賞方法:映画館

母と娘の複雑な関係を切なく描いている。なので、客席には 少し年配の女性の方がものすごく多かった。

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taka

4.5邦画だから迷ったが、見てよかった。 お弁当を勿体なくて食べられなか...

2017年3月9日
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邦画だから迷ったが、見てよかった。
お弁当を勿体なくて食べられなかったところから涙が出て、ラストまで止まらない。
108の煩悩を燃やすところはとても印象的。
そしてこの監督の作品「かもめ食堂」「眼鏡」を見ていたせいか、最後の贈り物にも納得してくすっと笑ってしまった。
もう一度見たい。

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mayu

3.5優しい気持ちになれる映画

2017年3月9日
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友人にもLGBTがいますし、いまやメディアでも当たり前にたくさん存在している中、
改めてセクシャリティは十人十色なんだということを知らされた映画。
そしてそれを理解して受け入れる人、受け入れられられず軽蔑、偏見のある人、それも十人十色なんだなと。
より多くの人に見て、優しい気持ちになってほしいと思いました。
生田斗真のリンコは素晴らしいと思います。私には普通に女性に見えました。この役で生田斗真を選ぶなんて誰が想像するでしょうか?しかし、しっかりと演じきったのはさすが俳優だと思いました。

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ma~

3.5視点を変えてみると、

2017年3月9日
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難しい

これまでの荻上監督作品から雰囲気がガラリと変わるけれど、随所に監督らしさが散りばめられている作品だと思いました。毛糸のアレとかアレとか、あそこまで行くと面白いのか狂ってるのかよく分からないシュールな感じ。そこは荻上監督のチャーミングな所だと思います。

トランスジェンダー(T)を中心に置く事で母と子の関係性を見つめ直すという仕組みもとても良く機能していたように感じます。生田さんの見かけもあり、違和感から始まる事でより0から関係を構築しているような印象が持てました。

この作品、観る人の立場や視点によって感じる事が違うのではないでしょうか。マジョリティにとっては穏やかで暖かな作品に見えるかもしれないけれど、マイノリティにとってはより絶望を感じる作品ではないでしょうか。

社会的に女性が求められるものを手に入れようとするリンコは、あまりにも型にはまったザ・性同一性障害者像。トラブルも型にはまったような内容。しかし、あれだけ分かりやすくしないと、今の観客は付いてこれない、との判断なのかもしれません。荻上監督の過去作「トイレット」では、もっと複雑な性を持つキャラクタを登場させており、その事からも、今作はあえて観客のレベルに合わせた、確信犯的な設定なのではないかと思いました。そしてそのレベルの低さについては、おそらく多くのTが頭を抱えているはずです。

あまりリンコに焦点を置いた場面は少ないし、事件はリンコの居ない所で起こっていたりします。しかしリンコの苦悩の多くは、自分の視界に入らない所での偏見・差別行為であり、場の雰囲気でそれを察知してしまう事にあります。直接的にやられる場面もあります。いくつかの直接的な経験と場の雰囲気、それらによる今後への不安・絶望から、人によっては自ら命を絶つ十分な理由になり得ます。大してリンコは酷い目に遭っていない、という評価(印象)に対して根深いものを感じます。リンコは相当酷い目に遭っています。

本作は実はLGBTものではないと言いつつ、リアルな絶望感があり、Tについて掘り下げていないぶん普遍的。Tに限らずLGBやその他マイノリティ側の人間は作品本編とそれへのリアクションをもって、映像や物語以上に絶望を感じる事もあるかと想像します。

こんなように観た後から色々考えたり想像したりしたくなる作品でした。

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comet

3.5一筋縄ではない

2017年3月8日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

泣ける

単純にトランスジェンダーの話ではない。
個人的には、日々生きていく中での生きづらさ、世知辛さに共感を覚え、涙。
人生、辛いこと、辛かったこと、何にもなかった人以外は、心に刺さる映画かと。ちょっとトゲがありますかねw

配役や音楽等は様々意見ありますが、ストーリーや人物には心打たれました。
考えさせられます。

結果、彼女は周りの人々に恵まれていて、幸せだなぁ、と感じました。

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kyaroline

4.5切ない。ただただ切ない。

2017年3月8日
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鑑賞方法:映画館

普通じゃないということは
異常である。
ドキュメンタリーはリアルであるけれど、ここで語られる全てを網羅することはできない。映画である必要性が高いと感じました。
女性性でありたい。
母親でありたい。
親子でありたい。
家族でありたい。

煩悩と片付けてしまうのか。切ない。たたただ切ない。

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ぁぃか

4.0生田斗真

2017年3月8日
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鑑賞方法:映画館

難しい役どころだが、見事に演じていたと思います。
彼がいなければ、成立しない映画です。
性同一性障害はまだまだ一般社会では理解が得られてないところも多いと思います。
そういう意味では社会に啓発するいい映画かと。
あと、母親とはなにか考えさせられる映画でした。

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ajun

3.5教材にもなりそうな…

2017年3月8日
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中高生の道徳の授業の教材にもなりそうな真正面な作品。
リアリティあるし、おちゃけた感じではない。
静かに穏やかに展開していく。
子役の子も、今の子ってこんななのかな?と思って丁度いい。いい子過ぎず。適度な生意気さ、でも、純粋なまっすぐさ。
桐谷健太の演技も、彼なりの役作りが伝わってきた。ゆっくり喋るとか。
トランスジェンダーだけの物語では無くて、等身大のリアルライフも暗くなり過ぎずに描いている。

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ごん

3.5良い映画やったけど

2017年3月7日
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生田斗真って身体能力凄いし演技も好き
でも今回のこの役は…
ゴツ過ぎ!笑
もう少し線の細い人のが良かったのでは?

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ぱるる

3.0新宿ピカデリーにて観賞

2017年3月6日
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生田斗真扮するリン子に仕草から表情まで実在感があり、子役や桐谷健太との情感も説得力がある。言葉のテンポも良く、涙を出す場を捻ったオチもありだ。

登場人物が理解ある人、偏見を持つ人で二分されており、特に後者の人物像にリアリティが無いのは勿体ない。

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shallowwhite

5.0凄く良かった❗

2017年3月6日
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リンコさんの美しさが心から、来るものなんですね。
子供に対する気持ちが全くない女性が多い気もします。
こういう夫婦があっても良いでしょう。
リンコさんの愛で、強く逞しくなって良かった。

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レナ

5.0深く切なく、優しく温かい

2017年3月6日
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鑑賞方法:映画館

この作品を見て、井上ひさしさんの言葉を思い出しました。
「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、
ふかいことをおもしろく、おもしろいことをまじめに、
まじめなことをゆかいに、ゆかいなことをいっそうゆかいに」
見るまでは少しハードな内容をイメージしていましたが、実際は、様々な母と子の関係を公平な目線で描いた、なんとも優しく温かい作品でした。人によって共感ポイントはそれぞれでしょうが、私は11歳の少女の成長物語として鑑賞し、観終わった後は自分の大切な人たちに想いを馳せました。いわゆるお涙頂戴映画ではないけど、静かで温かい涙がすぅーと流れる、そんな秀作に出会えてとても良かったです。

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nutscrackwave

4.5あたたかかった

2017年3月6日
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鑑賞方法:映画館

あたたかさに包まれた映画でした。
それぞれがどんな気持ちで、「それ」を本気で編んだのか。そこに至るまでにどれだけの時間と、感情の渦があったのか。子役の方々が特に素晴らしく、リンコさんの少年時代の演技には涙が流れました。
ただ、カイくんのその後というか、感情や行動の変化があったはずなので、そのあたりがもう少し観たかったです。

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U-i

5.0泳魚

2017年3月5日
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鑑賞方法:映画館

騙された。
タイトルからてっきりホイチョイの新作バブル映画かと思ったら、とても丁寧に描かれた“今”の映画だった。

たくさん見てる訳じゃないけど、荻上監督と言えば、日曜の昼にウトウトしながら家のTVで観るような映画を丁寧に撮ってるイメージがあって、いや、今回もそれの延長線上ではあるんだけど、そういう人が撮るからこそLGBTQというデリケートな“今”が上手く描かれているんだなと感じた。
ある人にとってはこれだって日常系映画かもしれないし、でもある人にとっては到底受け入れ難い題材かもしれないし。
劇中の小池栄子やミムラだって、あれが現実ではまだまだマジョリティだと思うし、映画というフィルターを通さなかったら悪人とも言い切れないと思う。
この問題に限らず、みんなが想いを一つにする必要はない、認め合えればそれでいいんだけど、まあ、それこそがとても難しい事だったりするし、“個性”として活かせるかいうのはその人の特性や環境にもよるし、皆が皆スイミーやマツコ・デラックスみたいに上手くいく訳じゃない。
だからこそ、ゆっくり、こうした映画を通して理解を広げて行くことが大切なのかなと。
それにしても、飛び交うチンコ、燃え盛るチンコで涙ぐむとは思っても見なかった。
35

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ヨッシー

4.0とてもとてもとてもいい映画でした。 この世に生まれてきたこの唯一無...

2017年3月5日
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とてもとてもとてもいい映画でした。
この世に生まれてきたこの唯一無二の自分を生きるために、つらいこと悔しいこと痛いことどうしようもないこと、きっといっぱいある、それでも生きるの。
優しく優しく、この社会に横行している「普通」というケモノと戦うの。
人は、それぞれで、いいのよね。

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豆

0.5生類憐みの令

2017年3月5日
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やりきれない気持ちを昇華する物語。

マキオを演ずる桐谷氏の棒読みの台詞や、ぎこちない表情が気になって仕方がなかった。
また家庭内でのだらしのない仕草や、リンコさんを抱き締めるシーンでは筋肉の強張りが感じられ、トモの強張りを解く馴染みやすい役柄として不適当である。

また、生々しい家庭・社会問題の上澄みのみ掬うかの如く陳腐で時代錯誤な表現の数々からは、偏見に対する偏見が見受けられ、時折挟み込まれるリンコさんの母親の無神経さをギャグとして見せられても嫌悪感しか抱かない。
自分もトモと同じ母子家庭で、大変な苦労を経験なさっているだろうに、娘のパートナーに対して「片親だからラッキー。」などという非常識な台詞が出てくるなどまずあり得ないだろう。
勿論、敢えてそういう態度であっけらかんと受け入れ昇華しているという表現だが、その演出意図を含めて下品極まりない。
それから、末尾での「姉さんを宜しく頼む。」という叔父の発言にも納得がいかない。
しっかりしていようとトモは子供だ。
何故これ以上、大人の態度・行動を背負わせるのだ。
どうして「いつでも遊びにおいで。」と言ってやれない。
監督の倫理観に疑問符が付く。

現実に子供が思い詰めて自殺する世に於いて、片付けられた部屋を映して締めとせず、理解無き人間に対して、どう向き合い行動していくのかを示す責任があるのではないか。
本気で編む事は大事だが、苦難に対する解決には繋がらない。
本作をトモやカイと同じ様にネグレクトやいじめの渦中にいる子供が観た時、四面楚歌の中で編み続ける孤独を是としかねない。
また、本来助けを求めるべき児童相談所の人間まで理解無き大人として描かれている為、現実的且つ効果的な解決法の全てを封じてしまっている。
これでは立ち向かったり、逃げたり、理解を得ようとする心を育む事など到底叶わない。
トモの様に強く優しい人間が臨界点に達した時、どうなるのか。
死を選ぶのだ。

某Webマガジンのインタビューにて荻上監督は、「自分が決めた道を歩んでいるのであれば、周囲が何と言おうがどうでもいいと思う。」「自分が選んだ道を進んでいる限り、私は誰に嫌われても平気なんです。」と語られている。
成る程、監督は理解なき人や物事に対して無頓着に生きてきたのだろう。
それは他者との連帯から掛け離れたものであるという事を知るべきだ。

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たろっぺ