リメンバー・ミーのレビュー・感想・評価
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表現と音楽はとても豊か
メキシコの音楽と文化をベースにしたアニメ表現はとても楽しい。家族万歳!というテーマ性もメキシコの風土と結び付いたものだ。ただ、家族っていいねというために悪のための悪を設定し、血縁者はみんな優しくて才能豊か、という図式は短絡的すぎるように感じる。あの悪役だって子孫がいたことにあれだけ喜んだのだ。彼にも家族がいた、ということだし、これでは家族万歳というより「出来のいい家族限定」での家族万歳ではなかろうか。『ズートピア』のようなグレーゾーンに踏み込んだ傑作を観て間もないだけに、前時代的な美談に見えてしまったことが残念。
奇跡の女神が微笑んだ作品
食指が伸びず見てなかったが地上波で、何気なく見てたら引き込まれた。食わず嫌いだったが、傑作であった。
ストーリーがホントに良く練られている。古き良き映画を見た様な手触りである。最近の映画は映像の力に頼ってストーリーに手を抜きがちである。
ストーリーを練り上げると言う作業は、大変で、良いアイデアを矛盾なく継ぎ合わせる作業だったり、良いアイデアを捨てざる負えない苦痛だったり、動くパラメーターが数多くありミクロを考えつつ、常にマクロのパラメーターを意識下に置いて最良の筋道を探る行為が、長く多く終わりがない。
それを越えた所に傑作が存在する。ホントにツラい作業だと思う。
スポーツで言えば、新しい面白いスポーツを考え、ルールも決めて、自ら感動するゲームをするようなもんである。
辻褄の合わない映画も良く見るが、傑作と言えど、ギリギリまで辻褄が合ってないのだと思う。最後の持てる力の最後を使って奇跡を呼び込む作業なのだと思う。
そういう意味で本作は奇跡の女神が微笑んだ作品だ。
不思議な体験をする主人公。 日本に似た文化で理解し易い。 必見の美...
不思議な体験をする主人公。
日本に似た文化で理解し易い。
必見の美しい映像、大画面向き。
音楽業界の闇に光を照らしている。
吹替版でも声優の歌声が素晴らしい。
真実に辿り着いたその先の父と娘の愛。
♪リメンバー・ミー…泣かずにいられない
最高!感動するし練られてる。
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主人公の少年の4世代前の爺が音楽のために家庭を捨てた。
そのため代々、音楽はタブーな一家となっていた。
でも主人公は音楽が好きで、密かにギターを練習してた。
死者の日というのがあり、その日は日本の盆のように先祖が帰って来る。
4世代前の爺の肖像画は首から上を破られてた。
故人の国民的スター・デラクルスがその爺と主人公は信じてた。
2代前の婆にギターの所持がバレて壊された主人公は、
音楽大会に出るためにデラクルスの展示室からギターを盗もうとする。
その影響で死者の国に行く。そこで4世代前の婆と出会う。
現生へ戻るには先祖の許可がいる。そこでその婆に許可を請う。
しかし音楽をしないことを条件にされ、逃げ出す。
そして出会ったのはヘクターという男だった。
この者は死者の日に誰も写真を飾ってくれないせいで現世に戻れない。
だから主人公を助ける代わりに、現世から写真を持って来てもらおうとする。
でデラクルスのところに案内する。その世界でもデラクルスはヒーローだった。
でデラクルスに許可をを請おうとしたが、ここで重大な事実が判明。
主人公の4世代前の爺とは実はデラクルスでなくヘクターだったのだった。
デラクルスは生前、ヘクターの曲を盗むためヘクターを毒殺していた。
一度家族を捨てたヘクターが、音楽をやめて戻ろうとした時の出来事だった。
この事実を隠蔽するためデラクルスは本性を現し2人を監禁。
しかし4世代前の婆が助けに来てヘクターと再会する。
やがて誤解は解け、2人はデラクルスを制裁した後、主人公に許可を与える。
音楽をやらないという条件もこの期に及んではつけられなかった。
しかし一連の騒ぎでヘクターの写真は紛失していた。
生前のヘクターを覚えてる人間が現生にいなくなるとヘクターは消滅する。
現生に戻った主人公はボケてしまった3世代前の婆つまりヘクターの娘に、
ヘクターの作った歌を聴かせる。すると一時的に正気に戻る。
またその婆はヘクターの形見の写真も持ってて、
翌年からヘクターは死者の日に戻ることが出来るようになった。
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いやー、最高!これまで見た映画で一番かも知れない。
劇場で見たけど泣きまくり。こんなに涙って出るんやなって思った。
おれの場合は悲しい話ではあまり泣かない、ツボは4点ある。
1.周囲の反対を押し切るだけの強い思い
2.日々の努力や昔取った杵柄が好結果を出す
3.抑圧してた気持ちに気付き、解放
4.困ってた善良な人達を救う
今回は1~3が抜群にあったからなあ、そら泣くわ。
映画を見て泣くのって本当に気持ち良い。
涙を流すことって最強のストレス発散方法なんだってね。
上記だけでも十分いい映画だと思うのに、この映画はさらにスゴい。
それはストーリーが非常に練られてて、どんでん返しまであること。
2時間程度で描けるストーリーなんて高々知れてるわけだから、
既に何万本もある過去映画と大きく変わることなんてなく、
映像や見せ方でいかに感動させるかしか無いと思ってた。
ところがこんな珠玉のストーリーに出会えるとは!
しかも本編約2時間と短めでこの内容。あっという間やったわ。
無駄に2.5とか3時間ある映画はこの作品を見習って欲しい。
リメンバーミーの伏線回収ね…
やっぱりディズニーなんですよね。。神作でした
死者の世界に迷い込んでしまったミゲル。果たして抜け出すことは出来るのか?というあらすじ
家族の大切さとかが描かれていて心が癒されるわ。。
そして絵がまじで綺麗。ラプンツェルも綺麗と思ったけど全然進化してた。
なんでアナ雪の方が人気なんだ
プリンセスが出てこないから??
すごすぎるでしょこの作品…。
あぁ、そうか、あのトイストーリー3の監督なんだ、と妙に腑に落ちました。
トイストーリー3もすごかったもんな。
もちろん多くのスタッフが全力で考えて、名もなき(あるけど)誰かの提案が集まってこれを作り上げたんだと思うだけで生きる希望になる。
まあまあ面白いけど単純な話かな?と思わせておいてからの、あの仕掛けは…もう全てが繋がる快感。
久しぶりに最高な映画を観ました。
4にしたのは、ちょっと画面の色合いに好き嫌いあるかもなというところ。それと討伐シーンでは、相手が100悪いんだけど容赦ないんでちょっぴり心が痛んでしまった。
全人類に観てもらいたい名作
寿命や事故や事件や様々な理由で人間はいつかかならず死んでしまいますが、それに対して少し恐怖や悲しみが和らぐ作品。メキシコ独特の鮮やかなデザインの壮大な死の世界がとてもよく出来ていて、3DCGの良い面がいかんなく発揮されています。ピクサーの中で私が最も大好きな作品です!
今まで映画で全く泣かなかった私を泣かせに来たお涙頂戴
タイトルの通り今まで映画で泣いた事のなかった私が映画で初めて泣けた映画です。
私の世代である ディズニールネサンス期は特にお涙頂戴的な演出は少なかったと思います。ひたすらにシンプルな構成+可愛い絵柄や魅せ方+アランメンケンの神音楽
今のディズニーは正直かなり酷いですね。
特に私の青春であるリトルマーメイドを実写化失敗したのは許せません。最近のディズニーはなぜか挑戦的すぎると言うか、なぜか泣かせに来ようとしています。
正直、この作品も期待していませんでした。
ピクサーはディズニーと併合してから駄作続きです。
(特に最近)
この作品も併合してから制作された話です。
①映像が綺麗すぎる。
グラフィックの進化により、まるで写真。
特に死者の国を見渡すシーンが幻想的で心に残りました。
②音楽神
異国感漂う音楽でノリノリになります。
主題歌であるリメンバーミーが重要な鍵になるとは思いませんでしたし、ラストシーンでママここに歌うシーンが全私を泣かせに来ました。
よかったです。
亡くなっても、思い出と記憶でその人の中で生き続ける。
わたしはまだ両親もおり、人生でいちばんの別れといえば大好きな祖母との別れでした。
今でも祖母のことはたまに思い出します。
死はとても辛いけれど、こうして記憶や思い出を感じながら自分の中で残り続けることがとても心強いことだと思うことができました。
作品では音楽を通じてでしたが、人それぞれ思い出の形はいろいろあると思います。
アニメは苦手だったはずなのに、見入ってしまった。
映画好きの方にオススメされ、気になってアマプラで課金して視聴。
メキシコの死者の日(日本でいうお盆)をテーマとして、死者の世界で自分の先祖と会い、家族との絆を確かめるという話。
2年前にグアテマラでも同じ死者の日という自分の先祖を大事にするというお祭りがあることを死生学の講義で聞いた。同じ中米ということでメキシコでも同様のことが行われている。
音楽のために家族を捨てたと伝えられていてミゲルの家族では音楽のことは禁句になっていたが、真相を知るとその不信感から一気に温かい空気に包まれ、家族の絆と音楽のすばらしさでいっぱいになる。
クライマックスあたりからは涙が自然に出てきて最後まで流れっぱなしだった。
90点
映画評価:90点
あれ?勝手に涙が出てくる。。
最初から最後まで、
どこの部分を取っても
分かりやすいし、好感がもてる。
誰にでもオススメできる
間違いなく名作です。
正直言うと、
ストーリーも展開もソコソコ
どこにでもありそうな内容だなぁと
片手間で観ていました。
しかし、クライマックス前辺りからの
伏線回収と、答え合わせで
度肝を抜かれました。
そこからは食い入る様に見始め
見終わる頃には彼らの大ファンになりました。
リメンバー・ミー
本当に良い歌だし
背景が加わると尚最高。
とても心が暖まりました。
ありがとう、この作品を忘れません。
【2022.8.15観賞】
《メッセージ:先祖から繋がる愛と絆、ちゃんと墓参りしようね》
優しいけれど悲しい
劇場で妹と一緒に鑑賞
ピクサー大好きな為かなり期待して映画館へ赴いた。
本作とは関係ないが、同時上映のアナ雪が本当に面白くなくて気分が萎えてしまった。
アナ雪大好き!!!な妹も小首をかしげてスクリーンを見つめていたほどだ。
ああ、これは期待していたほどの映画ではないのかも。。。と肩を落とした
そんな不安は本編がはじまってすぐにどこかへ飛んで行った。
映像が綺麗ですぐに物語に没入できたし、音楽もとても素晴らしい。
中でもミゲルの声はとりわけ素晴らしいと感じた。中の人のおかげでミゲルの魅力が倍増したね。
全世界の人に日本語版リメンバー・ミーを見て欲しい。
夢をあきらめないこと。家族に反対され仲違いをしたとしても、自分の信念を曲げないこと。
人は忘れられると二度目の死が訪れるということ。
音楽は時に人の記憶に残り続けるということ。例え、自分の名を忘れたとしても。
本当にいろんな要素が上手く噛み合ってできている作品で、構成の巧みさに感心する。
ラストは何回見ても泣いてしまう。
お父さんのことが大好きで、たくさんこの歌をうたってきたんだね。
最高傑作クラスだと思う
本当に素晴らしい。
何より良いと思ったのがタイトル回収。
日本では「リメンバー・ミー」、アメリカでは「COCO」。
どっちにしてもタイトル回収が美しいと思う。
まだ見てない人はこんなとこ読んでないで早く見て欲しい。出来ればネタバレを踏む前に。
死者の日に死者の国に迷い込んでしまうお話。 さすがピクサー。ストー...
死者の日に死者の国に迷い込んでしまうお話。
さすがピクサー。ストーリーが良いです。
感動を呼び起こすのがうまいですね。感動しました。
そして、映像。オレンジの色がとても綺麗だった。
家族の絆、大切さが伝わる素敵な映画でした。
全603件中、1~20件目を表示