ゾンビマックス! 怒りのデス・ゾンビ

劇場公開日:

ゾンビマックス! 怒りのデス・ゾンビ

解説・あらすじ

ゾンビが蔓延した近未来の世界を舞台に、生き残った人々の壮絶な戦いを描いたオーストラリア製アクションホラー。「マッドマックス」を彷彿させる世界観やスピード感あふれるストーリー展開、これまでのゾンビ映画にはなかった独創的な設定で、世界各地の映画祭で話題を集めた。近未来、突如として謎の流星群が地球に降り注ぎ、人類のほとんどがゾンビと化した。妻子を亡くした整備工バリーは同じような境遇の人々に助けられ、彼らが所有するガレージに避難する。隕石の影響で燃料資源が使えなくなり困り果てていた人々は、やがてゾンビの血液がガソリンの代替になることを発見する。一方、バリーの妹ブルックはマッドサイエンティストに捕らえられ、ゾンビエキスを注入して強化人間をつくる実験の被験者にされてしまう。これが長編デビュー作となるキア&トリスタン・ローチ=ターナー兄弟が手がけた。ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち 2016」上映作品。

2014年製作/98分/オーストラリア
原題または英題:Wyrmwood
配給:「ゾンビマックス! 怒りのデス・ゾンビ」上映委員会
劇場公開日:2016年2月2日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8

(C)2013 by Scavenger, LLC. All Rights Reserved.

映画レビュー

4.0痛快でした

2025年3月4日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

何とB級の匂いが強い邦題でしょう、そうゆう期待での鑑賞です。
しかし、これがしっかりとしたゾンビ作品でした。
序盤はベーシックなゾンビ作品で、段々と「マッドマックス」テイストをプラスしたゾンビアクションへと変化。
また途中か明らかにら監督が羽を伸ばしており、それが痛快でした。人間を誤射した時は本当笑いましたよ。
そしてゾンビ新機軸とも言えるアイディアが満載で、それが実に面白いのです。
感染経路・血液・燃料等は本当素晴らしい。
あと半感染者は今までもあったけど、この血を使った能力も斬新でした。
物語はブラブラ組(兄)と研究室(妹)とふた方向で進み、その中々見えてこない展開も良い。
また最初の誤射にもあるように、笑いも多いんですよ。
終盤。最初から出ていたベニーの身を挺した作戦も、一発で終わらせる潔さ。ここも声出して笑いましたね。
ラストのタイマンも謎すぎて面白かったです。
他にも研究室とか謎軍隊とか色々ぶん投げたままではあるのですが、それさえも心地良い。
これは最後まで本当楽しかったですよ。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
白波

4.5見応え十分!秀逸なB級ゾンビ!続編もあるよ☆

2024年10月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

興奮

最近80年代ゾンビ(フルチw)ばかり観ていたせいもあって、映像が綺麗で有り難いことこの上ない。ゾンビ映画を観たぞ!というよりは普通に面白い映画だったなぁ、といったところ。

かの「マッドマックス」をオマージュしたシーンや設定を上手いことゾンビ映画に組み込んでおり、これがなかなかどうしてハマってるんですよ。マッドマックスの世紀末感はゾンビパンデミックの世界観とマッチしているし、燃料問題の解決方法もそうきたか!と思わず笑ってしまいました。

とはいえ、原題は「Wyrmwood」で、邦題のせいでマッドマックスのパクリ映画みたいなイメージを植え付けられてしまっているのは残念。他にもゾンビマスターやらマッドサイエンティストやらおもしろ要素てんこ盛りで飽きさせない内容です。それでいて中途半端にコメディやラブストーリーに走らず、真面目にゾンビ映画を仕上げています。素晴らしい!

気になったのは、カメラアングルの「寄り」の多さとカットの多さ。工夫が見られるシーンではあるのですが少ししつこかったかな?手ブレもあって酔ってしまいました🤮スケールの小ささはB級慣れしてる人には全く気にならない程度。「人類の存亡がかかっているんだ!」とか言いながら住み慣れた地元で話終わらすとかよくあることです。むしろ車走らせて偉いとすら思った。

ゾンビの造形、動きに関しては特筆すべきところは無し。その代わり設定と脚本、テンポの良さで楽しませてくれます。続編ありそうだなーと思ったらありました!(笑)

コメントする (0件)
共感した! 2件)
吹雪まんじゅう

3.0空気感染するゾンビウィルス

2024年5月24日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

興奮

 噛まれなくとも空気感染でゾンビ化する恐怖。そしてガソリンをはじめ可燃燃料がすべて使えなくなっていたが、ゾンビの血液がガソリンの代替になることを発見するバリーたち。武装した彼らといい、意外な燃料を使うことといい、『マッドマックス2』の世界観にそっくりだ。

 A型Rh-の人間はゾンビ化しないという事実を教えてもらい、妹ブルックを偶然にも救出したバリー。車はゾンビが居なければ走らないので捕獲しなければならない。その時、ゾンビを操る力を手に入れたブルックがゾンビを捕獲!しかし、科学者が中心の追手は彼らを容赦なく襲い掛かる。アボリジニの相棒ベニーも殺され、やがてブルックも撃たれてしまう。
 しかし、ブルックが最強!撃たれたためゾンビとなって復活し、ゾンビを操る能力も健在。最強の兄妹コンビとなって、生き抜くのだった・・・

 走るゾンビってのもいたのだが、昼間になると活動が鈍るという設定もあったようだ・・・

【2017年視聴】

コメントする (0件)
共感した! 2件)
kossy

4.5ちょうどいい抜け具合

2022年6月5日
iPhoneアプリから投稿

まず邦題が良い。B級感がハンパない。
でも内容はちゃんとしたゾンビ映画。
ストーリーはすいすい進むし人物の描写もうまい。
イイヤツと嫌なヤツの描き方がすごくわかりやすい。
それとゾンビを見て「燃料補給するか」は秀逸。

細かい違和感はあるものの、ゾンビ映画に細かい設定説明を求める方が野暮ってもんです。
(緻密な設定があったんならごめんなさい)
ほどよい抜け具合に感じて楽しめました。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
あぶる

他のユーザーは「ゾンビマックス! 怒りのデス・ゾンビ」以外にこんな作品をCheck-inしています。