劇場公開日 2015年10月9日

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ファンタスティック・フォー : 特集

2015年9月14日更新

マーベル・ヒーローユニットの原点であり、
望まぬ力に苦悩する4人の若者の《ドラマ》が熱い!!

マーベル最初のヒーローチームの誕生を描くスペクタクル・アクション「ファンタスティック・フォー」が、10月9日に日本公開。強大なパワーを突然身につけてしまった4人の普通の若者たちが、苦悩と葛藤を経て真のヒーローへと目覚めていく人間ドラマは、見ごたえ十分!「アベンジャーズ」を楽しんだ映画ファンにも強くすすめたい1本だ。

普通の若者たちがヒーロー・チームとなる姿を壮大なスケールで描く!
普通の若者たちがヒーロー・チームとなる姿を壮大なスケールで描く!

■「元祖マーベル・ヒーローチーム」「チーム戦の面白さが凝縮」「強い影響力」──
 「アベンジャーズ」を見ているなら本作を絶対に見た方がいい3つの理由

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アイアンマンやキャプテン・アメリカ、ハルクなど、スーパー・ヒーローたちが集結して地球の危機を救う「アベンジャーズ」シリーズ。今夏も「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」が大ヒットを記録しており、マーベル・コミックの世界“マーベル・ユニバース”を堪能した映画ファンも多いことだろう。

そんな「アベンジャーズ」の観客なら、絶対に見逃せない新たなるヒーロー・チーム映画が登場する。彼らがいなければ、「アベンジャーズ」も「X-MEN」も誕生していなかった──それが4人のヒーロー・チームの活躍を描く「ファンタスティック・フォー」なのだ。


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「チーム」として登場した初のヒーロー
「チーム」として登場した初のヒーロー

「ファンタスティック・フォー」を推奨する最も大きな理由は、彼らこそマーベル・コミックが初めて創造したヒーロー・チームだからだ。その誕生は1961年で、63年のアベンジャーズの登場に2年先駆けるもの。チームとして戦う彼らの成功がなければ、アベンジャーズ、X-MENは生まれていなかったかもしれないのだ。まさにマーベルのヒーロー・チームの原点。チームで戦うヒーローという、新しいヒーローの姿を提示した元祖的存在なのだ。


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力を合わせて困難に挑む姿に熱くなる!
力を合わせて困難に挑む姿に熱くなる!

タイプの違うヒーローたちが集結し、単独でも強力な特殊能力を持ち寄って、強大な敵に立ち向かうというチーム戦の面白さ。個性があふれすぎるために、時にはチーム内で衝突や対立が生まれ、切磋琢磨が繰り広げられることでチームのきずながより深まっていく。ヒーロー同士のそんな姿を「アベンジャーズ」で楽しめたなら、より強くチームのきずながテーマとなっている本作を楽しめるのは間違いない。チーム戦の妙も、さらに凝縮されて詰まっているのだ。


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伸縮自在、透明化、炎、怪力の4つの力!
伸縮自在、透明化、炎、怪力の4つの力!

4人の主人公たちが、異次元のパワーによって手にすることになる特殊能力。自由に身体を変形させられる能力、自身や他の物体を透明化できる力、炎に包まれて空を飛ぶ能力、すべてを粉砕する怪力は、アイアンマンやハルクなど、アベンジャーズのヒーローたちのパワーの描写にも大きな影響を与えている。さらには、ピクサーの「Mr. インクレディブル」がモデルにしていたり、今作で敵として立ちはだかるDr. ドゥームが「スター・ウォーズ」のダース・ベイダーの元ネタのひとつだという話もある。



■映画.comが最も熱くなったのは、「ドラマ」だ!
 突然、特殊能力を持ったら!? 苦悩と葛藤を経験する4人の若者に感情移入する!!

注目の若手実力派俳優が結集した!
注目の若手実力派俳優が結集した!
装置の開発に集った4人は友情を育む
装置の開発に集った4人は友情を育む
予期せぬ力を宿した彼らを待つ運命は?
予期せぬ力を宿した彼らを待つ運命は?

映画.comが最も熱くなったのは、4人の普通の若者たちが、突然特殊能力を手に入れたことで苦悩し、やがてそれを乗り越えていく成長のドラマがしっかりと描かれていることだった。

クラスで変わり者扱いされながらも、少年時代から発明に夢中のリード・リチャーズ(「セッション」のマイルズ・テラー)と、彼の発明に協力してきた幼なじみのベン・グリム(「スノーピアサー」のジェイミー・ベル)。そして優秀な若者たちに研究の場を与えるストーム博士を父に持つ、ジョニー(「クロニクル」のマイケル・B・ジョーダン)とスー(「ハウス・オブ・カード 野望の階段」のケイト・マーラ)の義姉弟。活躍の場を得て、友情を育みながら異次元への転送装置「クオンタム・ゲート」開発に没頭する彼らだったが、功名心から、完成した装置を秘密裏に使用してしまい、思いがけない運命に見舞われることになる。異次元に存在する謎の星「プラネット・ゼロ」に自らを転送させたことにより、信じがたいパワーを身体に宿らせて元の世界へと戻ってきてしまうのだ。



どこにでもいる普通の若者たちが思いもよらない超人的な力を身につけてしまい、さらにそれが政府によって利用されようとする。驚きと戸惑いのなかで、その状況にどう向き合っていくべきかという苦悩と葛藤に、見る者は感情移入しないではいられないのだ。そして、自分たちの行動がもとで起こってしまう地球最大の危機。彼らが力を合わせ、成長を遂げていくさまに手に汗握るのは間違いない。





■異次元に存在する《謎の星》、そして4人が開発した《転送装置》──
 本作で描かれる壮大な映像世界がスゴすぎる!

ヒーロー・チームの誕生と活躍を描くだけに、最新VFXで表現される壮大なスケールの世界観が見逃せない。なかでも、主人公たちに驚くべきパワーを与える謎の星「プラネット・ゼロ」と転送装置「クオンタム・ゲート」の設定と描写は出色。本作のもうひとつの主役たちとも言えるのだ。


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謎の星に降り立ったリードたちだが……
謎の星に降り立ったリードたちだが……

地球のエネルギー問題解決のため、ストーム博士がその存在に注目してきたのが、異次元に存在する謎の星プラネット・ゼロだ。岩肌がむき出しになった荒涼とした世界だが、地面にできた裂け目からはまばゆい光が放出され、この地が膨大なエネルギーに満ちていることが見てとれる。「人類として初めてこの地に立ちたい」という思いから、リードたちは許可を得ないままプラネット・ゼロへ自らを転送させるが、暴走したエネルギーに包まれてしまったことで、思いもよらない特殊能力を身につけることになる。


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転送装置と船外活動服のリアル感に注目
転送装置と船外活動服のリアル感に注目

プラネット・ゼロへ物質や人間を転送させる装置がクオンタム・ゲート。天才的な発明能力を持つリードは、すでに小学生時代にその理論を発見し、物質の転送先は不明ながらも、幼なじみのベンにその発明の成果を披露していた。リードの成長とともに発明も進化し、不完全ながらも転送した物体を帰還させることも成功。その発表の際にストーム博士に見初められ、本格的な装置の開発に合流することになる。クオンタム・ゲートは、大学の粒子加速器施設を基にデザイン。巨大なスタジオに組まれた実物大セットの存在感と相まって、リアルさがたまらないのだ。


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