劇場公開日 2015年4月10日

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「冒頭、宙に浮く主人公のバックカットで、この映画の異様な世界観を理解...」バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) yoheiさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5冒頭、宙に浮く主人公のバックカットで、この映画の異様な世界観を理解...

2015年5月6日
iPhoneアプリから投稿

冒頭、宙に浮く主人公のバックカットで、この映画の異様な世界観を理解する。

ストーリーで引っ張る映画ではない。

テーマは、パッとしない人生からの脱出と、現状の商業主義的な映画界への批判、そして排他的な演劇界への批判。

後者はよく分からないところも多かったけど、アカデミー賞を取ったということは、現在の北米では共感する人が多いのでしょうか。

それでもって、主人公が批評しまくった舞台批評家に、最終的には救われるという皮肉。誰もが、見てスッキリするタイプの物語ではないです。

キャラクターと絵(演出・映像)が見所で、それを楽しむべき映画。

24グラムのときはテンポよくてすごいなーと思ったけど、今回はエピソードを詰め込みすぎて、主人公の感情理解が追いつかず、結果的にラストあたりでは映画疲れしていましたw

yohei