プリデスティネーションのレビュー・感想・評価
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原作はロバート・A・ハインライン
『夏への扉』は読んだ。
原作名は『輪廻の蛇』。
こんな発想何処から来るんだろう?
全くもって最初はなんの話を続けてるんだろうと不可解だった。
こういう終着点を見せられるとは思いもよらなかった。
予備知識なく観てこそ面白い。 監督も兼ねたサラ・スヌークの不思議な...
予備知識なく観てこそ面白い。
監督も兼ねたサラ・スヌークの不思議な魅力に圧倒。
ジョディ・フォスターとミラ・ジョボビッチが合体した雰囲気!
2014.12.6
前半の回想話にて先読みしようとする悪い癖が出た私
ある巨匠に御紹介頂きました作品をピックアップ!
時空をある程度何回か過去や未来へと飛ぶ事が出来る時空エージェントが、連続爆弾魔を追いかけるついでにある青年と出会い物語が進みます。
内容的には爆弾魔とエージェントとの鬼ゴッゴでは無く、歴史的個人伏線回収型で脚本的には見事である。
鑑賞後、余韻にも浸れる。
ですが、私気分的には、半分「ふ〜ん」もう半分「おおっ?!」
何故かって?
映画オタクって先読みしすぎる所あるんですよね〜。
前半の回想話にて後半2〜3割ぐらい先読み正解。
これが損している!バカバカバカと。
素直に観りゃいいものを!
回想話も含みありありの親切すぎる。
あと、映画comさん内のあらすじも先に見てしまったのも悪い。小説名も見てしまったものだから、楽しみ方を間違えてしまった。
ポスターだけにしとけば良かったと後悔。
星4.5〜5は付けたい気分だが、ひとつだけ不自然な所が。
それは両性具有の人間の存在。
これだけ性器構造上ピンと来ず、受け入れられなかった。
(そんな事言ったらタイムスリップだって現実性的に同じだろうが!と誰かに突っ込まれそうですが、)
あと、宿命よりかは運命を信じたい私がいるので!
シックスセンスの幽霊ネタといい、この作品といい、よく出来てます。
だけど、私は何故か上記の神秘的ネタ等を使わずに、現実的なネタのみで伏線回収し、驚かせてくれる様な作品を待ってるんだろうな。
無理だろうけどw
Loooooopにwhoops!
すんごいなー、これ。
グルグル何回回るんだろう。予想が何回も覆されるんだけど、彼はひょっとしたらって途中でわかった。
でも最初から面白い。理論上おかしい所とかは気にせずに観ればいい。
輪廻した蛇は自分の尾を食い続け…
最初はちんぷんかんぷん。予めあらすじに目を通しておいてもよく分からない。
巷を脅かす爆弾魔。
政府のエージェントらしき男が追うが、顔に大火傷を負う。
あるバーで、一人の青年がバーテンダーに信じ難い身の上話を語る。
バーテンダーも青年に信じ難い秘密を打ち明ける…。
正直、話についていくのがやっと。
しかし、見ていく内に、複雑ではあるが、実に巧妙に入り組んだストーリーである事が分かる。
と言うか、驚きと衝撃の連続…!
見終わった時には頭の中で何度も何度も整理し、ストーリー展開や時系列や伏線を巡らせ、結果かなり面白かった!
まず、青年の身の上話。
告白本の物書きとして生計を立てているその青年ジョンの半生は、壮絶の一言。
今はジョンだが、産まれた時はジェーン。元は女だった。
捨て子で、何者かに孤児院の前に置かれ、そこで育てられる。
幼い頃から周りとはちょっと違う女の子だった。
年頃になり、ある青年と出会う。恋に落ちる。妊娠する。が、青年は姿を消す。
女の子を出産する。が、何者かに誘拐される。
出産時に女性としての機能に支障をきたし、男性へ性転換。今に至る…。
そんなジョンに、バーテンダーはある話を持ちかける。それは、
「お前の人生を壊した男を差し出すと言ったら? お咎めナシだとしたら?」
バーテンダーはジョンをある場所へ連れていく。
まだジョンがジェーンだった頃、恋に落ちた青年と出会った時代。つまり、過去。
実はバーテンダーは、時空を自在に行き来する事が出来る未来の政府のエージェントだった。
バーテンダーの最大の目的は、爆弾魔を捕まえる事。
しかし何故、ジョンに自分の正体を打ち明け、彼の人生を助けるかのように過去へ連れて行った…?
それには、ある理由が。
ジェーンが出会った青年、赤ん坊を誘拐した人物、爆弾魔の正体、そしてバーテンダーとジョン/ジェーンの関係…。
全て、衝撃の一本の線で繋がっていた…。
一見複数の人物が交錯しているように思えるが、実はそうではない。
つまり…、
ジェーンが出会った青年は、ジョン。未来から来た自分。女性だった過去の自分と男になった未来の自分が恋に落ちたのだ。
赤ん坊を誘拐し、孤児院の前に置いたのは、バーテンダー。
バーテンダーは遂に爆弾魔を追い詰めるが、その正体は、精神を病んだ未来の自分だった。
赤ん坊はジェーンと名付けられ、やがてジョンに性転換し、バーテンダーにより未来の時空警察にスカウト。
爆弾魔を追うが、顔に大火傷を負い、整形手術により別人の顔となり、再び過去へ。そこでバーテンダーとして…。
全て、自分だったのだ。顔に大火傷を負ったエージェントも、ジェーンが出会った青年も、赤ん坊を誘拐した人物も、爆弾魔も、ジョン/ジェーンも、バーテンダーも。
自分に自分の人生を変える任務を課す為に…。
ホラーの多いスピエリッグ兄弟監督だが、手掛けた作品の中では一番面白い。
ギターケースにも似た時空移動装置もユニーク。
タイムトラベル/タイムパラドックスSFとしても掘り出し物。
客観的に見ると、哀れな自分自身の堂々巡り。
お前の人生を壊した男を差し出すとしたら?…とは、自分自身への問い掛け。
自分の人生を壊した自分を差し出すとしたら…?
その時、自分は自分の運命を変える事が出来るか?
究極の苦悩、闘い、選択。
原作はロバート・A・ハインラインの小説『輪廻の蛇』。
まさしく、輪廻した蛇が自分の尾を食い続けるかの如く。
おうち-111
うわぁすごい!すごいこれ!なんだこれ!
こういう繋がる系の映画、大好きです。
脳内物質めっちゃ出ます(笑)
最後に全て繋がった瞬間の快感は『トライアングル』並み、最高でした。
『カメラを止めるな!』も繋がった系だと考えてますが、私はこの2作品には及ばないと思う。
話の内容は『ルーパー』と『アジャストメント』に似てます。
『ルーパー』は毛ありブルースしか印象に残らなくて(笑)、『アジャストメント』はおしゃれラブストーリーかな?
この作品は、派手なアクションがあるわけじゃない。でもストーリーがすごい!
話は違いますが、雰囲気が『ベンジャミン・バトン』と似てると思いました。しっとりと進むのです。
ホントに良いもの見ました。
サラさんすごいな。当時新人女優だったとは思えない貫禄。
久々に、一度見終わったあとまた最初から見直した映画です。
また快感が(笑)
鶏が先か卵が先か?
(ネタバレ)全部自分だった。1にも2にもジェーン=ジョン役のサラスヌークの女性男性の演じ分けがお見事。バイオリンケースのタイムスリップが地味ながら新しい。過去の自分に出会う瞬間がロマンチックであり切ない。自分vs自分vs自分、最大3人の三つどもえ。「お前がひどく恋しい」ボマーとなりループを断ちきれず幕。輪廻の蛇とはよくいったもの。
タイムリープを上手く使ったどんでん返し⁉︎
タイムマシンを使って犯行前を捕まえるという時空警察官の主人公が連続爆弾魔のフィズル・ボマーを捕まえようとするストーリー。
オープニングはタイムリープ系おなじみの全く何が起きているのかが分からない時間が続きます。
しかも、今作は前半はずっとある男のこれまでの人生を追っていくだけで予告と異なるトーンに見る映画を間違えてしまったか飛んだ予告詐欺を食らったかと思いました。
しかし、彼の話が終わった瞬間物語がフルスロットルで進み始めます。
しかも、このあとはどんでん返しの連続でした。
前半のストーリーも始めは今何を見させられているのかと不満気味でしたがすべて見終わると前半部分の重要度がとてもわかりました。
しかし、何となく勘で展開が読めてしまう場面が何度かありました。
しかし、この作品はただ「どうだ?この展開、驚いただろ?」というだけの驚かせて終わりな脚本(グランドイリュージョンのような)ではなく、何故こうなったのかがとても深く理解できましたし、展開を驚くだけではなく何か考えさせられる事などがあり複雑な感情になります。
なので、何となくこうなるんじゃないか?と思っていたとしても理由が分かるとそこでとてもスッキリしますし、予想は当たったとしても「これはやられた…」と思いました。
そして、とてもどんでん返しの見せ方が上手いと感じました。セリフとして事実を突きつけるよりも何も言わずとも実際に見せて伝える方が衝撃が凄いです。
とても、しびれました。
SF、マインドファックムービーが好きな方は必ず見るべき作品だと思います。
さらに、ドラマなどのジャンルが好きな方にもオススメできる作品です。
面白かったと言えばそうだが…
タイトル通り、面白かったと言えばそうだが、なんだろうパラドックスしすぎ?
過去の自分と会いすぎてよく分からなくなる。
導入部分が肝になるので時間を割きたくなるのは分かるが、タイムスリップものとして観たときにこのくだりが長く退屈(後半に繋がるので大事だし、後半はその部分が生かされていいのだが)途中寝てしまいそうに…
ただ今までにないくらい狭い(一人の人間にのみフォーカスしているようなもの)範囲でのタイムスリップものとして面白いなとは思った。
ただ、タイムスリップの範囲も狭いので何年になんだっけ?みたいな感じにも少しなった(まあなんとなくは分かったけど)
とにかくどんだけタイムパラドックスだよ!状態なので(しかもこれループしてません?ある意味無限ループ?)面白いのだが??な展開にも思えなくもない
最後は結局愛しい“自分”に会うため歴史は繰り返すのかな?なんて思わせてね
もしかしたらこの先の未来は変わるのかもとも思わせてね
新しいタイムスリップものとして楽しめたが、ツッコミ処はまあまああるよね~
他の人の感想を観て↓
やはり無限ループか!だから過去にも未来にも存在しないと言うことを示唆されていたわけか!
と納得しつつも結局あいつらってなんなんだ?みたいな気持ちも出てくる
レビューとか読まずにとにかく観なさい
友人から勧められなければ観なかった映画。
今となっては、勧められずに観ればもっと驚いたかもと後悔した。でもそれも宿命。
繰り返される台詞に、序盤はニヤッとしてしまうが、後半はゾクッとしてしまう妙味。
バーでの話が終わって休憩入った後から、ゾクゾクが止まらなくなる。あーそれもあまり言いたくない。
邦画の様に、あれがこーでこれがあーでとか、説明セリフでもナレーションでも求めたくなるが、そこは多分そーゆー事なんだろうなと。そーゆー風に考えるとまたゾクゾクしてしまう。
予備知識無しでこの話を観られる人がとても羨ましくなる、そんな作品。
タイムマシンの設定がかなりラフではあるけど、ストーリーの本筋にはあ...
タイムマシンの設定がかなりラフではあるけど、ストーリーの本筋にはあまり関係ない部分なので逆にお話に集中できた。
開始1時間近く話が見えなくてやや中だるみ感はあるが、ラストで一気に謎を明らかになる件は目が離せない。
ざわざわモヤモヤ気持ち悪い(良い意味で)
舞台は、過去に戻って大きな事件や犯罪の被害を少なくする…というタイムトラベルものでよくありそうな特殊機関のお話ですが、描いているのは「最後の任務」で、具体的な事件や犯罪については描かれていません。人物を深く掘り下げて描かれていて、不条理や自分について考えさせられました。
SF「アクション」と思って観ると、アクション自体はほぼ無いので期待外れでガッカリするかもしれません。タイムトラベルものが好きで、さらに思考する行為が好きな方にはドンぴしゃにハマるのではないでしょうか。
いつどこでという出生の謎や、いったいどういう事なのか、なにが言いたい作品なのか、よくわからないのですが(笑)そこが良いというか、人それぞれ答えを考えたり導き出すことが良いのだと思います。見るたびに見る時期によって色々楽しめそうです。こういう映画ってあんまりないですよね(あったらどなたか教えて欲しいです)。観る人を選びそうな印象ですが、気持ち悪さ(誉めてます)が心地いいです。興奮!
タイムトラベルものは謎の解き明し方が大事❗️
待て、待て。よ~く考えて。もしかして、恋に落ちた彼女も、その恋のお相手も、恋の結果、産まれた子も……‼️
時かけレベルの恋のタイムトラベルで切なくなっている場合じゃないぞ❗️
それぞれの主観であと3回は観られるな。
全部、自分だぁ!?
少なくとも三度はドンデン返し?な展開が!!
物語の内容を把握していたつもりがバーの場面から序盤の筋が無くなり話が見えなくなるが興味は薄れずにそしたら序盤の話から続いてる展開だと筋が通ってのビックリ仰天!?
原作は未読だが興味の持続力をシッカリ保ったまま映画は進み無駄に難しい展開や上映時間を長くする事も無くシンプルに描きながらツッコミ所や落ち度も皆無で映像のLOOKも含めて監督の手腕が凄い。
タイムスリップした直後の揺れる場面もナイスな演出でただのアクション映画と軽い気持ちでナメてぇた。
これぞタイムトラベル
これぞまさにタイムトラベルのお話でした。
全てが繋がっていて、なにもかも自分自身のタイムトラベルの話だったとは。
変えることはできない。宿命で、タイムトラベルでも。
話自体はとても暗く、なんだか胸が痛くなる話ですが、まさにタイムトラベルのお話でした。
面白いと思いました。
前置きだけで半分時間を使っていたので長いなぁでしたが、ラストに全て繋がっていました。
主人公は結局最後まで孤独感が否めなかったです。
無限ループな作品でした。
パッケージからすると犯人を追う感じのイメージを勝手に抱いていましたが、確かに爆弾魔を追うということには変わりないですが、色々予想外な展開でした!
全164件中、61~80件目を表示