劇場公開日 2015年6月6日

「よくまとめたで賞」予告犯 みーやさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5よくまとめたで賞

2015年6月12日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

私自身とても好きな作品だったのでどのように映画化されるか期待していたが予想以上に良かった。

まず、キャストがキャラクターのイメージ通りで違和感がなかった。そのためすっと入っていくことができた。

次に肝心の内容だが、多少の改変はあるものの映像的に流れをに綺麗に繋げるための改変であり許容できる。むしろ改変により、良くなっている部分(渋谷川での追走シーンなど)も何ヶ所かある。最後には綺麗に繋がって終わるし概ね満足だが、サイバー犯罪対策課のメンツが吉野にスポットを浴びせすぎて学さんと岡本さんのキャラがあまりだせていなかったのが残念。学さんがただのメガネだけみたいになってるし・・・。あと、メガネ繋がりで木村くん(ノビタ)のコミュ障っぷりがいくらなんでもオーバーすぎだw。

それでも全3巻の漫画をここまで映画として綺麗にまとめられていたのは本当に凄いと思った。個人的にラストは原作よりもスッキリとしていていい終わり方だった。

蛇足だが、私はプログラムを勉強中なのでゲイツの派遣時代の陰湿なシーンはかなりキツかった・・・。

みーや