劇場公開日 2015年1月10日

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「常人の斜め上を行く心理戦。天才刑事VS天才ハッカー!!」映画 ST赤と白の捜査ファイル 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5常人の斜め上を行く心理戦。天才刑事VS天才ハッカー!!

2015年1月10日
PCから投稿

笑える

興奮

知的

【賛否両論チェック】
賛:主人公とその仲間達、そして犯人との鬼気迫る騙し合いが痛快。テレビ版の知識がなくても理解出来るのが嬉しい。
否:主人公のキャラクターは、案外好き嫌いが分かれそう。刑事ドラマの延長なので、苦手な人には退屈かも。

 イマドキの刑事ドラマらしく、テロップやCGをふんだんに使った演出が目を引きます。テレビ版の知識は、勿論あった方がより面白いかとは思いますが、最悪なくても大丈夫そうです。容疑者・赤城と、彼の敵に回ったSTのメンバー、そして謎の天才ハッカー・鏑木と、三つ巴の頭脳戦が繰り広げられ、相手の裏の裏をかく展開がとても痛快です。
 その中にあって、やはり感動させられるのが、STの熱い絆。一見仲が悪そうに見えて、どこかでお互いのことを思いやっている、そんな温かさが胸を熱くします。笑って泣けて、ハラハラ出来る。ステキな刑事ドラマに仕上がっています。

映画コーディネーター・門倉カド