劇場公開日 2016年2月6日

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「わたしゃモデルのマギーがいい✨(ふざけ過ぎ)」マギー 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5わたしゃモデルのマギーがいい✨(ふざけ過ぎ)

2019年9月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

単純

難しい

近未来のアメリカにてゾンビウイルスが流行。隔離政策がとられる中、シュワちゃん演じるウェイドは感染してしまった娘のマギーを特別病棟に収監させず家に連れて帰るが、娘の病状は徐々に悪化し、、、。

ゾンビ化していく娘、危険を承知で一緒に暮らそうとするその家族を淡々と観る映画となっております。
ゾンビ映画ですが、家族&ヒューマン映画とすれば超マジメ。
冒頭から既に作られた世界観があるのはウィル・スミス主演の「アイ・アム・レジェンド」に通じるものがある。(お金の掛け方は圧倒的にあちらだが。)

末期ガンの様な病気とは違うのですが、同じ様に必ず未来には悲しい結末を迎えてしまう考えさせられる描写。
その未来について考える家族。
家族以外のゾンビも出てきて、知り合いのゾンビを倒すウェイドの姿を観ていると、少し複雑な気持ちになる。

今までの良い思い出を簡単に崩してしまう不幸。

こんなゾンビ映画馬鹿馬鹿しいと思い低評価を付けるか。
それとも、悲しい結末がたまたまゾンビだったと少し真剣に観るか。
観る側の条件がかなり左右される映画だとは思います。

ラスト、暗くて観づらく感情移入し難いのが1番残念。

巫女雷男