劇場公開日 2014年5月24日

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「尺長すぎ・・・」キカイダー REBOOT kita-kituneさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5尺長すぎ・・・

2014年5月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

寝られる

朝一番の初上映だけあって、さすがリアルタイムなオジサンがずらり。
(私もですが)

お伽話に現代のご時世を組み込んでいるので違和感ありまくり。と思ったが、TV放映時も同じようなものか。ロボットを兵器に・・・の件はイマドキ、当たり前の話だと思うので、お伽話とはいえ共感はできなかった。

前フリが長すぎ。
映画なら、説明的セリフやナレーションじゃなく映像で引き込む努力をすべき。

終盤はTV放映のラストで描かれなかった、キカイダーとハカイダーの決着が描かれているものの、それに至るストーリーが前フリに対してあっさりしすぎで今ひとつ盛り上がりに欠けたような。

ラストは第二弾でも作りつもりかもしれないが・・・正直、疑問符が。
メンタル的な点で言えば、TV版の終盤は今観ても良いのになぁ(映像はともかく)。
今作は映像はリアルかもしれないが、今ひとつな感が。大きなスクリーンで見るべきカットも少なく、TV画面でいいかも。

いくつか気になる点
・マサルから得た情報は結局どうなった?(次回作に続く?)
・良心回路と力の制御は別に作動しても良かろうに・・・ヒーローが最初から弱いと白ける(最初から最後まで付きまとう)。
・ハカイダー、頭を狙えば確実なのに・・・TV版では攻撃できない理由があったのに今作では・・・良心回路のなせる業?
・ギルの笛(ではないが)はもうちょっと分かりやすい音にしてほしい(聴力試験のような良く分からないような音)。
・一茂が光明寺博士なのは納得いかん。
・ハカイダーのデザインはTV版で良かった。キカイダーはまぁまぁ。
・CGに金がかかり過ぎだったのか、終盤のセットはしょぼかった・・・
・エンドロールでTV版のカットが流れるが、やっぱりサイドカーも観たかったな。

kita-kitune