紙の月のレビュー・感想・評価
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ビフォー バブル、アフター バブル
端的に言うと、宮沢りえが、バブルの前から、バブル後を一人で演じていたなと、思えた作品であった、人の欲情、次から、次へと、際限がない〜、子供の頃からの本能か、大人になっても、変わらない⁉︎
しかし、あの若い俳優、他に、いなかったのかな⁉️
思っていたよりも秀作だった
原作は未読ですが、TV版の原田知世さんの方は
だいたい見ていてあらすじは知っていました。
それが映画になるとどんな感じになるのか
興味があって鑑賞。
ストーリーに特に目新しさはないのに
映画としての出来に感心しました。
この映画は役者を見るための映画だと思います。
「退屈するかもなあ…」と観る前は不安でしたが
そんなことはありませんでした。
防音の完璧な映画館か、客があまりいない静かな映画館wで
落ち着いてじっくりと鑑賞することを
おすすめします。
…老けると肌の質感がノッペリするのに対して、
若いと、逆光でうぶ毛がキラキラと光る、
そんな描写が象徴的で残酷で美しかったです。
あと、Performaが懐かしかったw
お金が人を変えていく
お金がありすぎるのもだめだし、無さすぎもだめだし、、
ただの紙なのに。
過去の話はあっても良かったかなと思うけど、ラストは爽やかに疾走で終わってほしかった。
期待していただけに少し物足りなかったかな。キャストは良かったです。
誰かの為に?
作者の方が先日、TVでこの話を書いた訳を話してました、女子銀行員の横領事件の原因は男性側からの問題で女性は被害者であると言ったところが一般的な意見だが、作者は違うのでわないかと考えこの話を書いたとのこと。
誰かを喜ばしいために、始めは直ぐに返せる額だったのに…やがて泥沼に、なんて恐い話しです。
おしい映画でした
宮沢りえがものすごく老けててビックリしました。
だから途中で、女子大生にキレーって言われてもちょっとミスキャストかな?って思ってしまいました。
まぁ、それはさておき、いくら私生活に刺激がなくても、なんであんなキモい大学生と不倫したんでしょうね…
そして、濡れ場が多すぎる気がしました。
最後のクライマックスはやっぱり捕まって欲しかったわ。そして、旦那も悲惨なことになったとかもやって欲しかった。
なんかスッキリしない終わり方でした。
何だかんだで面白いww
学生と付き合うまでが急だったw 恋に落ちる様子をもっと詳しく見たかった気がする
宮沢りえエロい♪
あと横領するときのBGMのノイズみたいなのが好きだった(*≧∀≦*)
よかったけれども
NHKの同作のドラマを観ており、
主演に違和感をおぼえたが気になり劇場へ。
宮沢りえはよかったけれど、それ以上に
小林聡美の存在感が素晴らしかった。
ベッドシーンの多さには閉口。
別の表現でもよかったのでは?
ドキドキした
最初から最後までドキドキしながら観ました。宮沢りえはいわずもがな、小林聡美が凄かった。
嫌悪感を抱く人もいるだろうなあ…。宮沢りえ演じる梨花に、乗れるか乗れないかだと思う。ラストはちょっとこじ付けすぎかな?軽やかに走るクライマックスで終わってれば満点!
とはいえ、非常におもしろかったです。
クライマックスの不思議な爽快感!
あなたが感じてる幸せは、ホンモノですか?
という問いを突き付けてくる映画。
犯罪に手を染める時のスローモーションを多用した緊張感のある演出と、お金を使いまくる時の弾けた演出、日常と非日常のギャップがイイ!
わかっちゃいるけど止められない。
堕ちてゆく先に、当然訪れる展開は意外な結末に。
宮沢りえのくたびれた口元がリアルだった。
お金の使い道。
映画化されると評価も高くなる角田光代の原作を吉田大八監督が映画化。
契約社員の銀行員が何千万も横領したというお話。
銀行という場所は、会社を相手にしているときは企業対企業という感じで、語弊があるかもしれないが、頼もしく見えるときもある。
これが対個人ということになると、とたんに怪物のように目の前に立ちはだかる。
僕自身は預金があるくらいで、銀行と折衝する場がないので銀行の脅威というものを感じたことはないのだが。
映画のなかで梨花(宮沢りえ)が見せた横領の手口は、信用をバックにしたもので、到底許されるものではない。
だが、映画の梨花に対して、そのような怒りを覚えないのも、また確かである。
誰かに融通しその人が喜んでくれるのが、自分の喜び。そのためなら手段は二の次。
だが、そういった一種の享楽は長くは続かない。
宮沢りえが美しい。美しいだけではなく梨花という人物になっていた。
小林聡美も素晴らしい。
ラストのふたりの対決は見応えがあった。
お金。使い方には十分に気をつけよう。分相応に。
角田さんっぽい作品でした
地元の神戸がロケ地だったので観に行きました。個人的には楽しめました。八日目の蝉は映画と小説を読みましたが、それと似たような雰囲気を感じました。また小説もチェックしたいと思います。
面白いけどよくわからないなぁ
話のネタとしては面白そうな内容と思い、映画館で鑑賞。まぁまぁ面白かったが、映画という限られた時間だからか、突然の展開がやや多い印象。原作を読んでみてから見るとまた違うのかも。全体としては可もなく不可もなくでした。
宮沢りえのための映画
角田光代の小説の映画化です。年下の男のために横領する女子行員というのはよくある設定なので、何故そうなったのかを描くのが映画の肝だと思うのですが、顔見知り程度の男と急にホテルに行ったり、横領した金で豪遊し出すあたりも唐突でよく理解できませんでした。「今までしたことがないことをしたかった」というだけでは納得できません。宮沢りえは魅力的で良かったですが、映画としては残念な出来でした。
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