呉さんの包丁

劇場公開日:

呉さんの包丁

解説

1958年、台湾解放を目指す毛沢東の共産軍と、大陸反攻を掲げた蒋介石の国民党軍が激しい砲撃戦を展開した「金門砲戦」の戦場となった台湾の金門島で、砲弾を材料に包丁を作る職人・呉増棟さんの姿を記録したドキュメンタリー。台北の松山空港から飛行機で約1時間、中国の厦門までわずか10キロの位置にある小さな美しい島・金門島に暮らす呉さんは、92年まで軍事管制が敷かれていた島の苦難の歴史とともに育った。呉さんは父の跡を継いで砲弾を材料に包丁を作る職人となり、包丁は大陸からの観光客にも買われていく。「砲弾は空からの贈り物だ」と語る呉さんの姿を映し、その手から生み出される包丁に込められたメッセージを探る。

2013年製作/120分/日本
配給:クリエイティブ21
劇場公開日:2013年8月24日

スタッフ・キャスト

監督
脚本
林雅行
取材
高良沙葵
本多真子
伊藤文美
市川絵里子
林雅行
撮影
高良沙葵
本多真子
伊藤文美
市川絵里子
林雅行
編集
本多真子
CG
高良沙葵
テーマ音楽
彩愛玲
語り
三宅真衣
  • 呉増棟

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フォトギャラリー

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撮影:鄧惠恩

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