劇場公開日 2013年12月13日

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鑑定士と顔のない依頼人のレビュー・感想・評価

全277件中、21~40件目を表示

4.0心優しき人にはお勧めしません

2022年2月13日
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どんでん返しで有名な作品ですから、何かが起きる事は十分わかって鑑賞されると思いますが...
心が不安定な人、登場人物に感情が引っ張られ、長引く人にはお勧めしません。
私の中では最高のイヤミス、とタグをつけました。

ただ、ミステリーとしては面白い。
なので、この評価です。

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さくら

0.5無題

2021年11月24日
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くそさいと

3.0一言(?)でいうと、、、

2021年11月20日
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ami

3.5これをただの胸糞映画と捉えるか否か

2021年11月19日
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知的

まず、美術品が美しいです。
家具から家から絵画まで本当に綺麗。

胸糞映画としておすすめ出てきますが、ただの胸糞ではなく、人生とは現実こんなものだし、おそらく見ている側もいつの間にか主人公と同じ目線に立っているから面白いんだと思います。

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魅咲✝️

4.5何が”贋”で、何が”本物”なのか?

2021年10月31日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

知的

偽物の中にも本当がというけれど…痛い。

愛を知らない寂しさと、愛を知ったからこそ味わう寂しさと、本人にとってはどちらが痛いのだろう。

予告を見て、贋作がらみのサスペンスなのかと思って鑑賞したら、かなりハードな、人間ドラマでした。
 途中の筋が下に記したようにご都合主義的でちょっと唖然と・中だるみしたけれど、終盤、オチが示されてからのラッシュ氏の演技に胸が痛い。『シャイン』『英国王のスピーチ』『バルボッサ』と数ある名演の中でもさらに秀逸。
 他にも、さすがのサザーランド氏も、下の<ネタバレ>に書いたように神レベル。
 と、役者の力で魅せる映画ですが、予告を見てもわかる通り、映像美・音楽で作り出す世界観にも酔いしれます。美術品を扱っているんだから当たり前と言われるかもしれないけれど、屋敷のインテリアが凝りに凝っている。そのくせヴィラは見事な屋敷なんだけれど、庭とかがただの草地で掘っ立て小屋みたい。あれほど、精巧な機械類に囲まれていたのに、出来上がったオートマタの醜いこと。すべてが、監督の想いを物語っているようです。

邦題は、なんのこっちゃと興味を抱かせるにはいいのかもしれないが、原題・英語題の方が含蓄あります。

予告に「結末を知ると、物語の構図は一転する」とありますが、結末を知ってから見直すと、登場人物の言動への理解が幾通りにも広がり、サスペンス以外の映画にも見えてきます。

鑑賞者の価値観・人生観によって評価が変わる。
 ある意味、ヴァージルの成長譚にも見え、ビターなハッピーエンド。
 同時に、人生の悲哀を見る痛切なるバッドエンド。
 ある人に目線を移せば、複雑な心情の中での復讐劇。

 オートマター肖像画ー顔を見せない依頼人…そして主人公の職業・世間的評価。
 真贋とは何なのか。価値とは何なのか。
 人生とは何なのか。成りたいものー成れるものー今の自分。
 自分を取り巻く人々との関係。あの時、ちょっと彼らと話をしていれば…。己への過信。無意識の侮蔑。
 心の中がぐるぐる回る。ラストのオールドマンが心の中から消えない。

★   ★   ★

<以下ネタバレ>

★  ★  ★

 セキュリティを盗んだのは女だけれど、筋書きを描いたのはあの機械工、でもって裏で糸ひいていたのはビリー。
 でなければ、女の母とされている女性の絵の作者がビリーであるはずないし、
 オートマタがあそこに残されているわけがない。

「愛すら偽れる(思い出し引用)」
 ビリーを演じたサザーランド氏が、これまた神。偽りの関係の中に、ヴァージルに向けた本当の気持ちをにじませ、腐れ縁的な”仲間”としてのいつもと変りないやり取りの中に、”虚”を醸し出す。
 この大仕掛けを成功させるべく仕組んでいるのに、いろいろなところで「気づけ」とばかりのサインを散りばめる。それもオチを知った後に鑑賞しなおすと「ああ」と気づく感じ。この怪演があるからこそ、この映画に深みが出る。
 ロバートが、あとで見返すとただの詐欺師にしか見えない(友達の振りして裏切る)のと好対照。
 この対照も狙っての演出なんだろう。

 ビリーの絵をもっとちゃんと見ていれば、あの絵の作者がビリーだってわかって、なんかおかしいぞって気が付いたのに。
 あの屋敷のことを、あそこにたむろしていた人に聞いていれば、なんかおかしいぞって気づいたのに。
 心づくしのケーキすら袖にする、秘書が結婚しているかも知らない、他人にはまったく興味を示さない男が、人間性を取り戻した物語かと思っていると…。
 なんであんな情緒不安定女に、あんなに翻弄されるのかと不思議だったけれど、やっぱり…。脚本のご都合主義にも見えるけれど、オールドマンの女の好みを知り尽くしているビリーが組んでいるのならね、と(ちょっと無理やり)納得。
 「あなたなら高く売ってくれる…」オークションに出される品物に対する評価が上がることだと思っていた。TVの何でも鑑定団の方々に鑑定していただくと箔がつくように。本当の落札主が代理人を雇って落札することはあるらしいから、オールドマンの代わりにビリーが落札するのはありなんだろう。けれども、主催者が代理人を雇っているのがばれたら、落札価格を不当に引き上げる行為とみられてしまう。実際に法に触れるのかはわからないけれど、信用はがた落ちだろう。だから、この言葉でも引っかかっていいはずだけれども、”箔がつく”の方と思ったんだろう。
 私は気が付かなかったけれど、真贋評価を胡麻化して、秘密の小部屋の絵画たちを不当に安く手に入れていることをほのめかすシーンを指摘する方もいる。
 ヴィラの物を勝手に持ち出すのだって”窃盗”だし。
 警察に届けなかったのは…。いろいろな推測ができるし、そのすべてが絡んでいるのだろう。

ビリーを踏みつけにした代償。
 ビリーの恨みに対して、やったことがひどいというレビューも見受けられるが、ビリーにしたら、ヴァージルに人生をつぶされたようなもの。”画家”としての生涯をつぶされ、「共犯」でさえない=単なる作業員としてしかの価値しかないとされ…。機械工にはプライベートを相談するのに、長年組んだビリーには相談しない。人としてすら認めてもらえていない。ならばと、同じように人生かけたものを奪い取り、自分の”共犯”の証を、本来の価値を認める人々の手に渡してなかったことにしようとしたのか。
 オートマタの真贋も、思い上がりへのおちょくり?
 とビリーの立場に立てば、これまでヴァージルが周りにまき散らした人害の代償なのだけれど、生い立ちから人と心を通わすことができない男が、人と心を交わすことができたと思った瞬間と思うとやるせない。恋をした相手だけでなく、プライベートを話した友人みたいな機械工にすら裏切られる。
 ラッシュ氏の演技にズドーンと胸を締め付けられてしまう。

唯一の救いが、執事。自分の仕事を着々とこなすことに誇りを持っていらっしゃるのだろうか。
そして、プラハでの思い出のお店が実在していたこと。否、本当に実在していたのか?オートマタに似たあの変な店。
印象的なラストです。永遠にあの時にとらわれるんだろうな。

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とみいじょん

3.0時間があっという間に

2021年9月18日
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wataridori76

2.0美意識に反する❗

2021年8月10日
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美術をネタに数多くの物語が存在するが、この映画の成り立ちには到底同調できず本来なら★1。しかし最後まで魅せられた映画の完成度を茂ってもう★ひとつ。これ以上言うつもりはなにもない。美術に思い入れがなければどうぞこの映画を楽しんでくださいと言おう。

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mark108hello

4.0人生の最後に真贋を問うことの残酷さと諦念

2021年7月25日
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マツドン

3.5予想外の展開

2021年6月28日
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鑑賞方法:TV地上波

ジェフリーラッシュ扮する美術鑑定士ヴァージルオールドマンに両親が残した家具や絵画の査定の依頼があった。屋敷に行ったが依頼人はいなかった。とんでもない大きい屋敷で査定が完了しても依頼人は声だけだった。部屋にあった部品を組み立てていると機械人形が出来つつあった。オールドマンは姿を見せない相手に怒りながらも相手のペースにのせられてきた。予想外の展開で何やらミステリーぽくって引き込まれる感じだね。

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重

5.0永久保存版🙆‍♂️

2021年5月27日
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この監督凄い。激しい展開は無いが全く退屈なシーンが無い。ラストも最高。超絶面白い。

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@Jankichi@

4.0暗証番号変更を怠った結果

2021年5月20日
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鑑賞方法:TV地上波

無数のクレアがネット空間にうごめいています。

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ひろたん

5.0最後言葉が出なくなる

2021年4月7日
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悲しい

怖い

興奮

最初から最後まで夢中になって面白い。
どんでん返しがある作品は好き!

真実を知ってから2回目見るのも楽しいと思う。
おじいちゃんにはせめて1人くらいは味方がいて欲しかった。あそこまでされたら人間不信になると思う、、笑
音楽も映像もすごく綺麗なのがまた虚しい
クレアはすごく綺麗な女性で気づけばもうすぐに一緒に会食に出かけて行けてたから違和感はあった。あのカフェに居た女の人も最後に全部繋がった、そーゆうの大好き

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まー

4.0なんにも知らずに見たらとんでもないだろうな

2021年4月4日
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SA

4.0切ない顔

2021年2月24日
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ジュゼッペトルナトーレ監督とジェフリーラッシュが組んだらそれだけで名作感が半端ないですよね。

今作も名作と言っていいのではないでしょうか。

気難しく童貞でもある、難しい役をジェフリーラッシュが演じています。

この方はほんとにすごいですね。

本当にこんな方がいそうだなと思わせてくれます。

ラストの切なさもこのストーリーにこの役者だからこそです。

ジュゼッペトルナトーレ監督やジェフリーラッシュさんのファン以外もぜひオススメです。

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Francice

4.0んま、そりゃそうだわな。ネタバレ回避要。

2020年12月15日
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大いに支持。
意外と律義にサスペンスしてくれた。
トルナトーレ。
長年つまらぬ監督と思っていた、撮るな撮ーれ、が70才の童貞男を撮るとは。
ネタバレ回避要。
んま、そりゃそうだわな。

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きねまっきい

3.5鑑定士と顔のない依頼人

2020年12月11日
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どんでん返し映画だと知らないで見た方がいいかも。
これ、普通の恋愛映画だと思って見てたら衝撃がすごそう。

愛でさえも偽ることができるという人間の本質を描く。

伏線もっとあるんだろうけど分からなかった。

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ABCD

3.5騙された!

2020年11月22日
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何の前知識もなく見始めて、そもそもミステリーだとも思ってなかったから、ハッピーエンドかと思いきやからの大どんでん返しにびっくり。
ストーリーが恐ろしくうまくできてる。
細かく張り巡らされた伏線がきれいに集約され、最後には心が痛いくらいに切なくなった。

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UNEmi

3.5伏線張られまくりの映画。

2020年10月22日
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Norman

1.0オチが酷すぎる

2020年10月13日
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葱

5.0とっても辛い初恋

2020年9月13日
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こんな恋をした事がなくて良かったと、自分の経験不足に安堵する程です。
ラストシーンのカメラがどんどん離れていくのが、誰か誰かそばにいてあげてカメラでもいいから!と、思いました。
ジェフェリー・ラッシュものすごく、いいです。
死んだ目で恋をします。配信で観終わって、すぐ2度目を観た作品はこれだけです。

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Shihommatsu