劇場公開日 2013年4月27日

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YES/NO イエス・ノー : 特集

2013年4月22日更新

かつてない、“愛”がテーマの《革新的シチュエーション・スリラー》!
これでもあなたはパートナーを信じられるか?

“不条理な状況に閉じ込められる”というシチュエーション・スリラーに、“愛”という新たなテーマが注入された新機軸スリラー「YES/NO イエス・ノー」が4月27日に公開される。カップルの愛が試される“究極の選択”とはなにか? 見る者の“絆”までも試されてしまいそうな、異色作に迫る。

「リミット」のプロデューサーがシチュエーション・スリラーにまたもや新風を吹き込む
「リミット」のプロデューサーがシチュエーション・スリラーにまたもや新風を吹き込む

■これぞ命をかけた“究極の選択”──
 別々に閉じ込められたカップルに与えられたのは「YES」「NO」のボタンのみ!

監禁された部屋の壁には「Y」「N」のボタンが
監禁された部屋の壁には「Y」「N」のボタンが
メッセージ枠に表示される「愛を信じますか?」
メッセージ枠に表示される「愛を信じますか?」

永遠の愛を誓い合い、かけがえのない存在としてお互いを信頼しあう──理想的なカップル、理想の夫婦像と聞いて、そう考える者は多いのではないだろうか。だが、些細な誤解からふたりの気持ちがすれ違い、ひいては破局を迎えてしまうというのもまた事実。あなたはどの段階まで、パートナーのことを信じていられるのだろうか?

そんな、絆で結ばれた者同士の“愛”を試す異色シチュエーション・スリラーが登場した。「YES/NO イエス・ノー」は、完全なる密室に別々に閉じ込められた新婚カップルが、次々と突きつけられる“究極の選択”に、「YES」「NO」のボタンで答えていかねばならないという筋立て。だが、お互いの目前に映し出されるのは、それぞれが秘密にしておきたかった“パートナーには話せない”こと。妻ケイトの浮気疑惑、友人を陥れる夫ジャックのもうひとつの顔が提示されたあとに、「ケイトは浮気をしましたか?」「あなたはそれでもジャックを愛しますか?」と、一方的に質問が投げかけられる。

いったい誰が何のために? 脱出不能の密室の中、「睡眠」「水」「足」等を賭けて、質問はどんどんエスカレートし、固かったはずの夫婦の絆はやがて崩壊していく……。「あなたは人を殺せますか?」──傷を負い、疲労が蓄積し、精神に異常を来しはじめたふたりは、果たしてどこにたどり着くのか。「YES/NO イエス・ノー」が描く“予測不能”の愛の形から、最後まで目が離せない。




■「リミット」で新風を吹き込んだプロデューサーが手掛ける
 《シチュエーション・スリラー×愛》の新機軸!

強いられる緊張から精神も崩壊していく夫……
強いられる緊張から精神も崩壊していく夫……

「誰が何のために閉じ込めたのかわからない」という状況のまま、閉じ込められた人々の人間性を浮き彫りにしていく“シチュエーション・スリラー”というジャンルに、“愛”という要素を組み込んだのは、「リミット」のプロデューサー、ピーター・サフラン。97年の「CUBE」で開花し、04年以降の「ソウ」シリーズで一大ジャンルへと成長を遂げた“シチュエーション・スリラー”だが、ブームは同時に数々の質の低い亜流作品を生み、停滞を呼んだのも確かだった。そんななかで、「リミット」という「生き埋めにされた棺桶内だけ」という究極のワンシチュエーション・スリラーを投入し、新風を巻き込んだのがサフランだったのだ。

その後も極寒に見舞われたATMコーナーからの脱出を描く「ATM」や全編が車中からの映像で描写される斬新なカー・アクション「逃走車」を次々とプロデュースし、サフランの売りはまさに“新機軸”。そのサフランが再びシチュエーション・スリラーを手掛け、またもや斬新なアイディアを盛り込んだのが、この「YES/NO イエス・ノー」なのだ。


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■究極の“吊り橋理論”──
 カップル・夫婦で観賞すれば、“絆”がさらに深まる!

抱擁し合う2人の姿は果たして夢か現実か?
抱擁し合う2人の姿は果たして夢か現実か?

愛し合うカップルの絆が極限状況下で問われる作品内容にちなみ、4月某日、都内にて「カップル・夫婦限定」の映画.com独占試写会が開催された。お互いの隠しておきたい“もうひとつの顔”が相手に晒されるという展開に、自分が同じような状況になっても「信じられる」という回答と、「分からない」という回答が約40%ずつで拮抗。本作が見る者の心を惑わせる問題作である側面が露わになった。

だが、緊張などで心拍数が上がると、同じ環境下にいる人への恋愛感情が促進されることが「吊り橋理論」で知られている。ショッキングなスリラーである本作を見たことでも、「パートナーに対する愛情や絆を改めて意識しなかった」人は3割以下にとどまり、約73%のユーザーが「非情に意識した」「意識した」「変わらない」と答えている。寄せられたコメントからは、それぞれのパートナーとの関係性を改めて見つめ直すきっかけとして、「YES/NO イエス・ノー」が上手く機能したことが分かった。

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